栄子のひとりごと
2006年10〜12月分

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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。理恵子のオフィシャルサイトへもお立ち寄り下さい。 生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2007.3.24重要な連絡があります。必ずごらんください。

12.26

 いよいよ年の瀬、ごみ箱状態の我が家を少しずつ片づけていますがなかなか思うように捗りません。綺麗に片づくのはいったいいつの事やら。。。。そんな中今日はベートーヴェン第九を聴きにNHKホールに行ってきました。いつもの事ながら行きと帰りの車の中は爆睡状態でした。ホールに着くとあいにくの大雨にも関わらず客席は満員。指揮者をはじめソリストも合唱もオケも、みなさん大熱演で会場は大いに沸き、私もゆったりと今年最後のコンサートを楽しむ事ができました。

 来年は今までの状況にプラスαでいろいろな仕事が増える予定です。7月には初ステーションが立ち上がり、20年以上も前にさかのぼって子育てなどを語る事になってしまいました。
 実は一昨年ほど前から教える事や審査の他に、ステップ立ち上げや子育ての講座などピティナ本部から依頼されていました。私は人前で話す事は大の苦手で全く適任ではないので、なかなか承諾できず重い腰が上がらなかったのですが、いよいよ来年はそんな事を言ってる場合ではなくなってしまったようです(T_T)。

 今でも母の事で奔走する日々が続き、理恵子の事も心配の種は尽きませんが、母が亡くなってからは自分にできる精一杯の事を気負わず自然体でやってみようか、、、、としみじみと思うようになりました。振り返れば楽しくてあっという間に終わってしまった子育てですが、教える事が何より大好きなので、こんな私でお役に立てるなら頑張ってみたいです。


12.10

 3日にコンサートへ出かけて以来この1週間は体調を崩し、まともにレッスン出来たのは二日間だけでした。ここ数日、咽の痛みと咳が止まらず久々に寝込んでしまい、今日は楽しみにしていた入賞者コンサートがあったのに聴きに行かれませんでした。今日の会場は【千葉ぱるる】というホールですが、このように大きな素晴らしいホールで弾く機会はなかなかないので毎年、生徒も私も楽しみにしています。このコンサートは出場希望者が多く二日間に分けて行われます。千葉支部の由良先生をはじめ、スタッフの先生方いつも素晴らしい機会を与えて下さってありがとうございます!!2回目は来週17日なのですが実はこの日も私はあいにくステップの審査で四国へ行くためまた聴くことが出来ません。残念!!

午後遅くになって風邪の症状もおさまり、ようやく起き上がれた頃、演奏した生徒達から報告が入ってきました。残念な事にひとりは足台セットが上手く行かなかったようでペダルがかかったまま演奏してしまったそうです。コンペなどでも時々このような事を見かけます。私も、日頃から勉強会などで足台セットに関しては細心の注意を払わなければならない事を話しているのですが、いざ本番になると親子で緊張し予想もしないような事が起こってしまう様です。(この点フィットペダルはこのような事が起こらないので安心です♪(^_^)!!)

大舞台で、たった数分演奏するだけのために気の遠くなるような長い時間をかけて練習するのですから、本番では思いきり悔いの無いように!と願うのですがそれだけに緊張や、失敗も付き物ですね。でもこのような失敗は必ず後になって教訓として生かされ、悔しい気持ちは必ず今後の演奏に生かして行けるはずなのでぜひ頑張って欲しいと思います。

本日演奏された皆様もお疲れさまでした!!


12.6

 門下生の活躍をアップしましたのでトップページからお入り下さい。


12.5

 3日はとても寒く、この日はシューマン没後150周年記念コンサートを聴きにNHKホールへ行ってきました。勿論プログラムはオールシューマンプロで、ピアノコンチェルトのソリストはオピッツさんでした。

車で出かけるとよくやるのですが、寒い事を忘れコートも羽織らずに出かけ、風邪を引いてしまうのです。この日も駐車場からホールまでのたった数分の距離がことさら寒く、帰宅するや否やコンサートの余韻を楽しむ暇も無く、寝込んでしまいました。 案の定、翌日は高熱と咽の痛みでレッスンは全てキャンセル。今日5日の朝はどうにか回復したので予定通りレッスンしましたが、夜になってまた咽が痛みだしもう一日ゆっくりするべきだったかな。。。と後悔。でも週末と来週にかけてコンサートを控えた生徒も数名いて、一週間に一度のレッスンを楽しみに頑張っている生徒達を思うと、レッスンを簡単にキャンセルする訳にもいきません。

来年はコンクールだけではなく生徒達が大好きな2台ピアノや連弾、他の楽器とのアンサンブルなど、何とか時間を作って実現させたいと考えています。


12.1

 なんと時の流れの早い事。もう12月。。。我が家の庭もいよいよクリスマスツリーをかざりました。


11.28
 

 今月初めに三重県鳥羽で母の四十九日の法要を無事終えました。後になるほど悲しみが増すと言いますが、今まさにそれを実感しつつあり、気が付くと母を想いぼーっとしていたりします。

しばらくお休みさせて頂いたステップ・アドヴァイザーもいよいよ来月から少しずつ再開します。先日18日に勉強会があったのでその後の1週間はレッスンを全てお休みして家の片づけと掃除に専念し、お料理や大好きなケーキ作りなど、久しぶりにのんびりと家事を楽しみました。

勉強会後の休み明けの昨日、今日のレッスンでは生徒達大変やる気が伺えてその表情の明るく可愛い事!!レッスン室の扉を開けて入ってくる時の嬉しそうな顏は、その表情からどれだけ練習してきたかが直ぐに見てとれます。今日レッスンしたある小学低学年生徒の例ですが、まずは指の独立トレーニング、ハノン4つ、スケール6つ、和声聞き分け、歌、その後教材3冊、と進みます。この生徒はバスティンの教材は3冊ともまるまる一冊全部練習してあり、スケールも全調やってある!!と言うので、60分間でも毎回時間が足りません。たまたま時間が有る時には次の人と初見連弾をするのでそれもまた大きな楽しみの様です。レッスン中も常にキラキラと目が輝いています。

一週間に一度のレッスンが楽しみで今日は何を教わるのだろう!!とわくわくレッスンにきてくれる事ほど嬉しい事はありません。中学生から大人でも全く同様にこの事はいえます。どんなにくたびれていても生徒達のやる気が私を元気にしてくれます。


11.18

 今日は勉強会をトモノホールで行いました。
 一番嬉しかったのは4月の勉強会の時から比べて殆どの生徒の実力が数段レベ ルアップしていた事です。理恵子が3歳の時から始めた勉強会も回を重ね今回で44回目となりました。 25年以上生徒を教えてきて本当の意味で教える事の難しさ、恐さを知り、同時に最近は特に生徒達一人ひとりが自分の子どものように愛おしく思えます。親ではないので毎日一緒にいる訳ではない生徒達を一週間に一度みる事は私にとって宝物に出会う嬉しい瞬間です。私はよく『手のかかる子のレッスンは手のかからない子の100倍疲れる!!』と本人やおかあさまの前で言ってしまう事があります。でもスランプから抜け出られたり、なかなか集中できなかった子が少しずつ心を開いてくれたり積極的に練習するようになったとわかった時、 辛いレッスンの事など一瞬にして忘れられこの仕事をやっていて本当に良かった と思います。
 上手くなっていればさらに高め、スランプなら静かに時を待ち、一人ひとりの 成長をゆっくり見守る事が私の毎日の最大の関心事であり楽しみです。

 
熱心な父母のカメラの数々  

 勉強会後に銀座ヤマハでは理恵子のミニコンサートがありました。詳細はこちらをご覧下さい!!ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

開演10分前  
 
コンサートの後のサイン会  

11.17

 勉強会も回を重ねて早44回目となります。明日トモノホールで皆がどのように 頑張ってくれるかがとても楽しみです。

 さて今日は理恵子のオフィシャルサイトが公開されたようです。日記などもあるようですが三日坊主にならないと良いのですが。。。応援して下されば幸いです。


11.15

 今、浜松国際コンクール真っ最中です。ネットでも演奏が生中継され凄い盛り上がりを見せています。家庭でこんなにもハイレヴェルの凄いものが直ぐに聴 けて大変勉強になるので、生徒達にもぜひ聴くよう奨めています。
 昨日理恵子は朝から浜松に出かけていきました。私も行きたかったのですが18日に生徒の勉強会を控えていて叶いませんでした。今回は長谷川淳先生がナビゲーター役で浜コンをいろいろな角度からご紹介下さっています。理恵子も懇親会や対談にも参加さて頂 き、大変有意義で貴重な時間を持つ事が出来た様です。

 週末に勉強会を控えていよいよレッスンも最終段階です。この日はあいにく学校行事と重なっている生徒が多く、3分の1の生徒が出演できなくなってしまいました。毎年ヴァイオリンとの共演や、デュオ、合奏と盛りだくさんの楽しい内容ですが、その様なわけで、今年はほとんどがソロというまじめなものばかりです。でも皆頑張っているのでとても楽しみです。この日勉強会後、時間があれば和声聴音をしてみようかと考えています。どんなに年齢が低くても毎日5分の訓練の積み重ねで必ず出来るようになるものなので、小1から高校生まで全員が同じ問題100題に挑戦です。さてどんな結果が出るのでしょうか!!??
 この日は計画が盛りだくさんです。勉強会が終わるとすぐに銀座へ移動し、理恵子のミニ・トーク・コンサートがあります。11月18日は奇しくも9月に亡く なった理恵子の最愛の祖母の誕生日でもあります。

 理恵子は今年1月にワルシャワ・フィルハーモニーホールでパデレフスキとショパンの作品をレコーディングしました。2004年パデレフスキコンクール入賞を記念してCDを作るお話を頂きましたが、今年ようやく実現に漕ぎ着けまし た。パデレフスキのソナタの録音ではあまりに脳がつかれていて、コーヒーとチョコレート無しにはとても無理だったそうです。そしてこの時生まれて初めての鼻血に悩まされたとも聞きました。。
 そのCDがやっと明日ポーランドから自宅に届くことになりました。このCDが 18日に間に合わないことを想定し、ショパンコンライヴCDのイベントとしてのチラシを作って下さいました。明日無事に届いてくれれば良いのですが。

 今日は嬉しい事に素敵なティアード・ドレスが届き、急遽18日に着用する事に、シックな大人の雰囲気で演奏できそう!!当日はお天気も良い様です。曲目はこの日の気分で弾きたい物を弾くという理恵子の大胆なコンサートです。銀座を散策がてらコンサートにも足を運んで頂ければ幸いです。


10.26

   昨日広島のコンサートを終えて理恵子が夜遅くに帰宅しました。今日のお昼過ぎに戻る予定でしたが、新幹線で人身事故があり、大幅に帰宅時間が遅れたようです。私は9時過ぎまでレッスンがあったので理恵子から事故の事やコンサートの様子を夜遅くに聞きました。深夜のニュースでこの事が報道されていましたがこの事故により約14万人に影響が出たそうです。行きの新幹線だったら大変な事になる所でした。
 
 さてコンサートですが今回の広島の会場にも習志野のコンサートの時と同じようにワルシャワのショパンコンクールで使用したピアノを浜松の工場から運んできて下さったそうで、大変弾きやすく気持ちよく演奏できたとの事でした。
 今回も多くの方から嬉しい応援メールや感動的なメールを戴きました。平日にも関わらず地元の方は勿論、何時間もかけて新幹線や電車で駆けつけて下さった方もいらっしゃいました。こうして未知の土地で応援して下さる方の存在は理恵子にとって大きな支えです。心からお礼を申し上げます。この日のプロはモーツァルト、ショパン、シューマン、そして温かい拍手に応え、アンコールを3曲させて頂きました。その中のひとつ『ルトスワフスキのエチュード』はピアノの先生方数名からコンサート終了直後に楽譜の注文があったそうです。用意していたCDは全て完売と伺いました。お忙しい中いらして頂きましたお客様と、コンサートを支え、盛り上げて下さったカワイのスタッフの皆様に心から感謝致します。 ありがとうございました!!
 今後は地元市川でショパンの講座、銀座ヤマハ・ミニコンサート、名古屋・ リサイタル、北海道・リサイタル及びレッスンと続きます。


10.22

 昨日9時からと、13時からそれぞれ3時間ずつソルフェの特訓レッスンがありました。今回は佐々木先生の強力なアシスタントのお二人がレッスンして下さいました。
  午前中のクラスはレッスンや他の生徒とのメール連絡等に追われ残念ながら聴けませんでしたが、楽しくディズニーを合奏しその楽譜に書かれている楽語やリズム、拍子などピアノのレッスンでは行き届かない部分を徹底訓練して下さった様です。楽しみながら身体で音楽していける事の大切さを教えて下さいます。
 午後からのクラスは制限時間内での楽典問題解きから始まり、新曲視唱、新曲視奏、前回から習い始めたコードネームによる伴奏付け等、全て佐々木邦雄先生のオリジナル作品でのレッスンがてきぱきと展開されます。
 一回毎に生徒達が面白いように変わっていきます。歌う事を恥ずかしがっていた生徒達が歌わない方が恥ずかしいと思うようになり、理想的な姿です。この日の合計2グループの6時間のレッスンのためにアシスタントの園田先生、神力先生がどれほどの準備をして下さっていたかがひしひしと伝わる素晴らしい内容のレッスンでした。ありがとうございました両先生!!

 今日は午前中にレッスンし、午後からはダン・タイソン先生のリサイタルを聴きに行ってきました。聴くたびに演奏スタイルに変化があり今日もため息の連続でした。客席や楽屋では沢山の知人にお会いでき充実の一日でした。


10.20

 先日理恵子が帰国しました。帰国の翌日に表参道カワイでセケイラ・コスタ先生の公開レッスンを受けました。リニューアルした会場は至る所改良・工夫されていて響きも変わりしかもぐっとおしゃれになっていて驚きました。

先生は 『昨日帰国したばかりの大変な時にどうしてレッスンを受けにきたの?家で休んでいれば良かったのに!!』と冗談を仰り和やかなムードでレッスンが始まりました。コスタ先生は77歳の高齢でいらっしゃいますが、お弾きになる音やレッスン内容は全くお年を感じさせません。チャイコフスキー、ショパン、リーズ、マグリット・ロン、モントリオール、ルビンシュタイン、リヒテル等の権威ある国際コンクールの審査員を歴任されています。理恵子は今回シューマン謝肉祭、ベートーベン第16番ソナタの2曲をみて頂きました。大変中身の濃い内容で本人は勿論私までも大いに勉強になった一日でした。

 
コスタ先生と通訳の江尻南美さん  
終了証書授与式 懇親会

 理恵子は今月24日広島でコンサートがあります。そこでコスタ先生にレッスン を受けたシューマンの謝肉祭も演奏させて頂けます。お近くの方でお時間がありましたらぜひ聴きにいらして下さい。
 プログラムは以下の通りです。

・10月24日(火)カワイ・コンサート2006 広島[広島県民文化センターふくやま] 開演:18:30
モーツァルト/きらきら星変奏曲ハ長調
ショパン/幻想即興曲嬰ハ短調
     ノクターン嬰ハ短調遺作
     ノクターン変ホ長調Op.9-2
     バラード第2番
     スケルツォ第3番
シューマン/謝肉祭
ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ

お申し込み:カワイ福山ショップ 0849-22-4998


10.13

 母が先月26日に安らかに旅立ちました。本人の遺志で葬儀は密葬にて滞りなく執り行ないましたのでここにご報告致します。ホームページをご覧頂いていらっしゃる皆様にお知らせが遅れてしまい申し訳ございませんでした。生徒の発表会や理恵子のコンサートには欠かさず聴きに来てくれて成長を楽しみにしていた母でした。そんな母のためにも仕事を変わりなくがんばる事が母への最大の供養と思いますので、また新たな気持ちで頑張ります。ホームページも少しずつですが楽しく続けていきますのでこれからもよろしくお願い致します。


10.6

 ホームページも更新できないままもう10月になってしまいました。今はもう肌寒い秋、あれほど暑かった夏も今では懐かしささえ感じる程です。

理恵子のコンサート情報をアップしましたのでトップページからお入り下さい。

もうすぐ150万ヒットです。たくさんの皆様に見て頂いているのに、更新出来ず申し訳ありません。


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