2月11日、東京芸術劇場にて、矢崎彦太郎氏指揮、フィルハーモニック・アンサンブル管弦楽団さんと、ショパン協奏曲第1番を共演させて頂きました。
今年の冬は、都心でもかなり厳しい寒さが続いており、一昨日の池袋も、朝から冷たい雨がしとしと。
コンサートの日はたいていお天気に恵まれ、気分も同じく晴れやかなことが多いのですが、この日は気圧のせいか朝からどよ〜〜〜ん、となかなかテンション上がらず。でもそのおかげか、弾く前にエネルギーが尽きることなく本番に臨めたように思います。(よくあるんです。リハーサル絶好調!!!本番、余力無し!?ってことが。)
事前の数回の合わせ練習の時には、改めてショパンのコンチェルトの難しさを認識させられましたが、指揮の矢崎先生、コンサートマスターの村上さん(元N響)、特別顧問の井戸田さん(N響)、久保さん(同)から、ソロとコンチェルト弾き分けの意識、ショパンの記譜法について、など参考となるアドバイスを頂いたので、回を重ねる事に自由さと秩序のバランスもとりやすくなって、本番は純粋に音楽を楽しむことができ、満席近いお客様を前にして本当に幸せなひとときでした。
いつも思うことですが、素晴らしい方々との共演や出会いは宝です。
矢崎先生はパリ在住でいらっしゃり、この演奏会の翌日もすぐにパリに発たれるというように世界中飛び回られている大指揮者ですが、演奏中や普段の会話からも、厳しさの中に深い愛情をじんわりと感じさせて頂けて、人間として見習いたい思いでいっぱいになりました。オーケストラの皆さんはほとんどの方が普段、音楽以外の社会人でいらっしゃり、限られたお時間の中、真摯に演奏に取り組まれているお姿に頭が下がります。奏でられる音色ひとつひとつに、音楽への熱烈かつピュアな愛情が溢れ出て、やはり音色には人間性が表れるのだな、としみじみと感銘を受けました。
すべてを、今後の栄養として蓄えたいと思っています。
オーケストラの幹事長様、事務局長他皆様、本当にお世話になりました。
そして、雨の中お越し頂いたたくさんのお客様、ありがとうございました!
このところ、オーケストラ共演はヨーロッパがほとんどで、日本では久しぶりでしたし、しかもこんな素晴らしい大ホールで弾かせて頂けるというのは、心から感謝すべき経験でした。 昨年8月このホールで行われた「ピアノ300年の歴史コンサート」にて、ソロ曲をジョイントで弾かせて頂いた際には、客席数の多さに加え、客席の傾斜(ステージから見るとまるでお客様が覆い被さってくるかのよう)に、恐怖感を覚えたものですが、今回は少し見慣れたとはいえ、やはり急斜面にはクラクラめまいがおきそうでしたっ!
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| ステージから見た客席。プーランク:牝鹿には大学同級生のハーピスト稲川美穂ちゃんがエキストラでのっていました! |
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| ドレスはMEMEさんの愛を感じる上品でゴージャスな刺繍が。最高のドレスを作って頂きました。 |
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| 松居直美さん、矢崎彦太郎先生と。 |
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コンマス村上和邦さんと。 |
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| いつもお世話になっているカワイ音楽振興会の皆様。 |
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ハープ美穂ちゃんと。 |
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| いつも仙台から駆けつけてくださる方々。ありがたいです!!! |
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打ち上げにて、井戸田さんのスピーチ。この日N響の練習終了後、大至急駆けつけて演奏を聴いてくださいました。 |
会場には、来週末の「ショパン講座」でご一緒させて頂く長谷川淳先生が、豊橋から駆けつけてくださり、早速ブログにも当日の様子を書いてくださいました。その講座では、今回の芸劇でのコンチェルト共演と、ショパンコンクールファイナルでのコンチェルト共演について、私自身の心理状態や環境を比較しながら、またこの5年間の変化や次の5年、10年先の展望など、お話しさせて頂こうと思っています。
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