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今日で5月も終わりです。月日の経つのは速いなという感じです。
明日からはMusic Tomorrowの練習です。ずっと前は3月に日本人の作品を演奏することが多かったのです。尾高賞の受賞曲を3月の定期に演奏していました。私は新作ではあまりこれは良いなという曲に会った覚えがありません。
今N響ではメンバー紹介号の作成中で、「一番大切なもの」か「一番大切な写真」を特集しています。夏の演奏旅行までに作りたいということで今その準備が進行中です。私はこのホームページを紹介しようと思っています。このページを始めてから丸2年が経ち一番大切かどうかはともかく大切なものであることは確かです。他の方は何を紹介されるのか私も興味あります。初めはデスクトップの8500とPowerbook2400を紹介しようかなと思ったのですが、ホームページにしました。
このところ私のMacはG3化したりいろいろいじっているのですが、メジャーなトラブルには見舞われていません。その意味では8.1というのはとても安定しているようです。細かいトラブルは以前としてチョコチョコ起きますが。でもまだ8.5にはしていませんし、新しく出た8.6にもしていません。安定していたら下手にいじらないようにしているからです。新しいG3にでもすればいやでも8.5に付き合わされるのですが、アップデータを2つもかけないといけないようなOSにはしたくありません。でもいつ新しいデスクトップにするか現状では決められません。いつでも良いのですが、逆にそれなら別に今しなくても良いと言う結論でずっと引き伸ばしています。
とても好評だったプレヴィン先生の定期も終わり、次は若手日本人の登場する6月の定期です。その前にオペラシティーで「Music
Tomorrow」があります。今年は
指揮:秋山和慶
池辺晋一郎/哀しみの森ーオーケストラのために
L.リーバーマン/フルートとハープのための協奏曲
フルート:工藤重典
ハープ:早川りさ子
三善晃/オーケストラのための焉歌・波摘み
池辺晋一郎/シンフォニーVII「一滴の共感へ」
というプロです。池辺さんの曲が2曲です。
N響は若手日本人に対してはあまり協力的ではないという評判が立っているようですが、たしかにそういう部分はあるのかも知れません。でも最近は随分変わってきています。たとえばこの前広上さんが登場したときは楽員も興奮していましたし、日系の準・メルクルさんの時も良かったです。やはりちゃんとした指揮をしている人にはN響も敬意を払っています。メンバーが新しくなってN響もだんだん変わってきています。6月はその意味では注目されるでしょう。
昨日夜アップロードしようとしたらFTPサーバーに拒否されてしまいました。今日の昼過ぎまでその状態が続いたので、昨日の分は今日アップしました。
今日車のナビをいろいろいじっていたら、自分の好きなスポットを登録できるのですが残念ながらそのスポットに電話番号を登録することが出来ないのです。ですがそのスポットに電話番号のあるところを登録してみたらその方法がわかりました。そのデータはMacではPCというアイコンの書類になっているのですが、どうせテキスト書類だろうと思ってJEditで開いてみたらその通りで、それを見たら電話番号を登録する方法がわかりました。こうやってみるとテキスト書類ならMacででも結構処理することが出来ます。今はWindowsとMacの間の壁はそれほど高くはないようです。実はこのナビにスポット登録をするためにSoftWindowsを使わないといけないと思ってG3化したのですが、実際には全然必要ありませんでした。もっともG3化して速くなってとても気持ち良くなったので無駄だとは思っていませんが。
ただこのG3化一番効果が出るのが何とゲームなのです。ウィンドーのスクロールなどにも効果が出ますがソフトによって効果の上がり方はかなり違います。
でもこの先G4が出てきてFireWireとかUSB、UltraATAなどの新しい物がどんどん出てくると今まで一生懸命集めてきた物がほとんど無駄になってしまいます。でも今のままだとG3のボードをつけてもHDDは遅いし、グラフィックのボードは遅いではG3の有難みを発揮しきれません。でも今のデスクトップに今更追い銭したくはないですし、今とても迷っています。(何を迷っているかというと、TurboMAXというUltraATAのボードとIDEのHDD、グラフィックのボード、メモリーの追加です。全てやると15万位かかります。いまのiMacや300MHzのG3の値段を考えると気持ちもなえてきます。
今日は衛星放送でC定期が放送されたのですが、残念ながら用事で見られませんでした。ヴァイオリン協奏曲のカデンツァのことですが、フレッシュのものはあまりモーツァルト的だとは思えませんし、フランコのものはよく弾かれますが私はあまり好きではありません。オイストラフのものは他の人はほとんど弾いていません。魅力的という意味では昨日堀さんの弾いたものが一番魅力的です。インターナショナル版にイザイのカデンツァの入ったものがあるのでそれを手に入れようと思っています。
今日はN響はC定期の初日です。FMで前半だけ聴きました。ヴァイオリン協奏曲を聴いていてこのバランスは会場で聴くのとはかなり違うなと思いましたが(聴いている私の状態が会場で聴くのとは違うのでそう感じて当たり前なのかも知れません。)、演奏そのものはとても良いバランスできれいに聞こえました。昨日盛んに書いたカデンツァは私は聴いたことはあるが譜面はもっていないものです。私の持っているカデンツァはフランコ、オイストラフ、フレッシュの3通りです。前に堀さんの話に出たイザイのカデンツァなのでしょう。放送の音は低弦の音がとても大きく感じたのですが、聞いていて不自然には聞こえませんでした。また音色はとてもきれいでした。オーケストラの編成はとても小さくなっているはずなのですが、間奏を聴いていても貧弱には感じませんでした。これこそプレヴィン先生の腕というものなのでしょう。(N響の腕というよりはプレヴィン先生の腕という方が当たっています。)
今私の乗っている車にはインターナビシステムというのをオプションでつけているのですが、それにはメールの機能もあり短文のメールだと受けることが出来ます。またインターネット経由で色々な情報を弾き出すことが出来るのでとても面白いです。もともとは携帯をハンドフリーで使えるようにしたかったのですが、それを更に機能を充実させたのがこのインターナビです。移動中はメールを読みだすことは出来ませんが、車を止めれば携帯が通じるところならどこでもメールが読めるのは驚きです。(こちらからは定型の文章で返事を出すことが出来ます。普通のメールほどの自由度はありません。)接続のスピードは9600bpsですから決して速くはありませんが、メールくらいなら実用になります。
実はこのインターナビが順調に動くようになるまでにはかなり時間がかかっています。初めはハンドフリーキットの接続アダプターがちゃんと入っていなくて電話がかからなかったのです。それはすぐ直りましたが、メール機能がなかなか動かなかったのです。「そのIDとパスワードは登録されていません。」というメッセージが出てメールが読み出せなかったのです。これもサーバー側で対応してもらったら順調に動くようになりました。今では家でパソコンから目的地の地図をメールで自分の車あてに送っておき、車に乗ったらそのメールを開いて目的地を設定してからスタートするということが出来るので、とても便利です。それにしてもすごい時代になったものです。
このところいろいろと用事があって全然落ち着きません。一応自分の練習はしましたが、雑然としたままです。
ところで今日はN響は堀さんの弾くモーツァルトの3番の練習だと思います。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲というと何と言っても5番、4番、そして時々3番という感じです。ですがその他にアデライデとか1番、7番あたりも譜面は出版されています。その中で私は1番(Es-Dur)も良い曲だと思います。たしかに3〜5番に較べるといささか軽いかも知れませんが。3番の協奏曲というのは名手が余裕で弾いて初めてその真価の出てくる曲だと言われたことがあります。たしかにその通りでしょう。今回はソロは堀さんなのでまさにその通りになるでしょう。この曲のカデンツァは4,5番のようにヨアヒムのもので決まりというようなものはありません。もっともよく弾かれるのはフランコのものだと思いますが、他にはフレッシュとかイザイの書いたものが出版されています。でもフレッシュのものなどはちょっとパガニーニの路線によりすぎている感じがします。
その昔(私がまだ学生のころのことですからかれこれ30年近く前の話です。)アカデミアでモーツァルトのカデンツァ集を見かけたことがあります。その時は欲しかったのですが高かったので見送ったのですが、それ以降見たことがありません。その時無理をしても買っておけば良かったと今でも後悔しています。
カデンツァというと私はベートーヴェンについてはヨアヒム、ブラームスについてはクライスラーのものが好きなのですが、実際に演奏されるのはベートーヴェンはクライスラー、ブラームスはヨアヒムのものというケースが多いです。(私のヘソが曲がっているのでしょうか。)ロマン派以降は作曲者自身がカデンツァを書いているケースが多いので、迷う部分はありません。チャイコフスキーはハイフェッツなどアウアーが手を入れた版をもとに1楽章など音をかなり変えています。(ハイフェッツはアウアー版をそのまま弾いているのではありませんが。)ハチャトリアンなどはオイストラフのカデンツァもあります。(譜面にはハチャトリアンの自作のカデンツァとオイストラフのカデンツァが両方書いてあるものがあります。)このようにカデンツァは合わせの練習をしていても誰のカデンツァを弾いてくれるのか楽しみです。もっともメンデルスゾーン、グラズノフ、シベリウス、バルトークのように作曲者の書いたもの以外のカデンツァを聴いたことのない曲も多いです。またロマン派以降はカデンツァのない曲もたくさんあります。(ラロの「スペイン交響曲」、ブルッフ[出だしはカデンツァですが、いわゆるカデンツァの形をとってはいません。]、ドヴォルザーク、サン・サーンスの3番、プロコフィエフの1番、2番など)
ところで今回堀さんは誰のカデンツァを弾くのでしょうか。
今日は夜池袋の芸術劇場でダン・タイ・ソンのショパンのピアノ協奏曲2曲の演奏会を聴きに行きました。自分がステージで弾くのと違って聴く側として座っているとすごく楽しみな感じで、開演時間になるとわくわくするような気分です。どんな音も決してぶつけない丁寧できれいな演奏でした。絶対に汚い音を出さないという気持ちがとてもよく分かる演奏です。ただ残念なのは指揮者が強引でオケが合わないことでした。(コンマスが立ち上がらんばかりの格好をして弾いていました。)2番の方を先に弾き作曲年代順に弾いたわけです。私自身は2楽章などは2番の方が魅力的に聞こえます。3楽章は2番の方はいささか単調な感じがしますが。
アンコールに「アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ」のポロネーズの部分のみを弾かれました。この曲をオケ版で弾くのはかなり珍しいことなので今日は得をした感じです。この曲はピアノソロの曲として弾く方が圧倒的に多いと思います。
この芸術劇場は1階からホールまでがエスカレーターで行くのですが、特に帰りの時はそのエスカレーターがすごく混みます。芸術劇場の演奏会は聞きに行く場合この帰りの混雑は大変です。
N響は今日はプラハとディヴェルティメントをじっくり練習したそうです。プレヴィン先生は今度いらっしゃるのは2年後という話ですが、私はちょっと残念です。是非来年も来ていただきたいです。今70くらいの方というとプレヴィン先生を初めとしてスヴェトラーノフ、スクロバチェフスキの両先生など皆独自の世界を持っていてとても70とは思えない若々しさをもっていらっしゃいます。私たちももっと元気でやらないといけないということです。
今日から京葉道路の補修工事が始まり、近辺の道路は大混雑です。京葉道路は私が小学生のころできたものですからかれこれ40年近く過ぎているので、当然補修工事は必要なのでしょうが大変なことです。来月の3日まで続くようです。
ところで車の話題ですが、私の車のナビはインターナビシステムというものでインターネットから車あてにメールが打てるというものです。ところが不調でちゃんとメールが送れなかったのですが、今日初めてメールの確認ができこれでメールで地図を送ったりできるようになりました。それにしてもものすごく便利になったものです。このナビシステムはDVDを使っていて、データ量はCD-ROMのものとは桁違いに充実しているようです。
ところでDVDというと私は最近PanasonicのDVD-RAMを買いましたが、容量の大きいのはとても良いのですが、書き込みの遅いことも桁違いで2GBの書き込みなどしようものならウンザリします。(速度的にはCD-ROMとほぼ同じですから、MOにも全然速度的には及びません。)GB単位のリムーバブルの場合やはりHDDぐらいのスピードがないと現実的ではありません。DVDは両面で5GBの容量があると言ってもそれを使うためには一度取り出して裏返さないといけません。これだったら2GBクラスの速いリムーバブルHDDの方がよほど良いです。ドライブを買った時についてきたメディアは使い初めてすぐ一度エラーが出て初期化し直さなければいけなくなりました。本当に安定性が高いのかはいささか疑問です。ドライブが10万もするのではIDEのHDDだったら何十GBのものが買えてしまうので、たとえば16GBのHDDを2台買っても10万はかかりません。それにメディアを買うお金を考えるとDVDがそんなに良いメディアなのかなと思えて仕方ありません。(要するに遅くて高いということです。普通の用途では5GBのメディアを何枚も入れ替えて使うというようなことは考えられないので、私は他の人にはDVDは薦めたくありません。でもナビを見ているとデータ量の大きさはさすがだなとは思います。)
明日からはN響はC定期の練習です。オールモーツァルト・プロの定期です。今年は先生のソロではなく、堀さんの3番のヴァイオリン協奏曲です。ディヴェルティメント、ヴァイオリン協奏曲第3番、交響曲第38番「プラハ」というプロです。ヴァイオリン協奏曲も良く弾かれる4番、5番ではありませんし、交響曲も3大交響曲ではありません。地味な感じのプロですが、それこそプレヴィン先生そのものという感じの演奏になるでしょう。
おとといあたりからデスクトップの挙動がおかしいと思っていたのですが、昨日は起動するとPRAMが全部クリアされた状態で起動するようになってしまいました。これはバックアップようの電池の寿命だろうと思っていたのですが、今日秋葉原のNCRに行ったらやはり電池の寿命だったようです。新品だと3.5Vくらいあるはずなのに、何と81mVしかないようでした。この手の話は自分で直面するのは初めてです。
戻ってきて設定をちゃんとしたらとても快調に動いています。
今日NCRの人から聞いた話では、具合が悪いと言ってくる人のほとんどが使い方が乱暴なようです。機械の方も人を見るのでしょうと言って笑っていました。N響でいろいろな人の使い方を見ていても壊れて当然というような乱暴な使い方をしている人もいます。
今日はオペラシティーで室内楽の演奏会ですが、私は結局行けませんでした。とても残念ですが。N響の人は何人も行くという話でした。
今日はオーチャード定期でした。ベートーヴェンの7番としては稀に見る名演だったと思います。第1楽章の主部のリズムなど普段は
のように弾いているのですが、今回は先生の指定で
と弾いています。普段のボーイングだと音が汚くなって惰性で弾いているようになりやすいのですが、今回のボーイングは音を1つづつ意識して弾かざるを得ないので(普段とボーイングが違うので)リズム的にも音色的にもとてもきれいです。3,4楽章もすごく吟味された音で、弾いていても気持ち良かったです。終わったときのお客さんの反応も思った通りの感じでした。
今日のN響アワーではノイマン先生の新世界などをやっていましたが、これを弾いたころのことを思い出しました。当時の皆さんはとても若くて今とは随分違います。ノイマン先生といいプレヴィン先生といい自然体で音楽をやっていらっしゃるので、音がとても自然で充実した音がしています。受けばかりを狙っている指揮者とは全然違う世界の出来事です。若い指揮者の皆さんなどこういう演奏会をちゃんと見て聴いて超一流の指揮者のやり方をしっかり勉強して欲しいです。
今日の演奏会も全体がしっかり流れているので、妙に気張らなくても自然に弾けるので、終わって妙に疲れたという感じがしません。充実した一日でした。
今日はベートーヴェンの7番の練習をしました。今まで私がずっと疑問に思っていたことを今日は先生が指摘されていました。たとえばと
の違いについても細かく指摘されていました。6/8の拍子感についても何度もおっしゃっていました。また第2楽章のキャラクターについても2小節を単位とする音楽であるから、それを意識するようにということでした。今回はボーイングが普段とは全然違う先生ご指定のボーイングですので、いつものように勢いで弾いてしまえるような雰囲気ではありません。1つ1つ意識しながら弾かないといけないのでその意味では大変ですが、でき上がった音楽はとても自然で良い感じです。いつもベートーヴェンの7番というと大きい音で弾くイメージが強いのですが、今回はとても整理された室内楽のような7番です。明日のオーチャード定期の7番は皆さんにお薦めします。7番に対する認識を新たにされると思います。
もう1つのお知らせは来週の月曜日(あさって)オペラシティーで「アンドレ・プレヴィンとN響の仲間たち」と銘打った演奏会が開かれます。曲目は
1.モーツァルト/弦楽四重奏へ長調K590「プロシア王第3番」
第1ヴァイオリン 堀正文
第2ヴァイオリン 山口裕之
ヴィオラ 川崎和憲
チェロ 木越洋
2.プレヴィン/ピアノ、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲
ピアノ アンドレ・プレヴィン
オーボエ 茂木大輔
ファゴット 岡崎耕治
3.プーランク/六重奏曲〜ピアノ、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンのための〜
ピアノ アンドレ・プレヴィン
フルート 中野富雄
オーボエ 北島章
クラリネット 磯部周平
ファゴット 霧生吉秀
ホルン 樋口哲生
です。昨年に続いて2度目の室内楽の演奏会である。93年の初協演以来指揮台に立っていただけるだけでも嬉しいかぎりですが、ご自身でピアノを弾いていただいて室内楽を協演して頂くのはとても楽しい演奏会になると思います。是非お聴き下さい。今回の定期と同様ご自身の作品を弾いていただけるのは楽しみです。開演は夜7時です。(S¥7500、A¥6000 B¥4500)
今日は休みでしたが、自分の練習とレッスンであっという間に終わってしまいました。夜は用事があって池袋に行きましたが今帰ってきたところです。明日はあさってのオーチャード定期のベートーヴェンの練習です。N響は普通の演奏会では16型と言って第1ヴァイオリンが16人(8プルト)の編成をとっています。(ということは第2ヴァイオリンが14人、ヴィオラが12人というようになります。)ところが今回は14型で演奏するのです。モーツァルトやハイドンだと14型で演奏することが多いですが、ベートーヴェンのそれも7番を14型で演奏するのはとても珍しいです。大きい編成では18型とか20型という場合もあります。小さいほうはモーツァルトで8型というようなこともあります。このように小さい編成だとNHKホールのように大きいホールではとても弾きにくいです。この次のC定期なども編成は小さいはずです。特にヴァイオリン協奏曲は編成は小さいでしょう。それでも薄い音にならずに弾かせられるのは指揮者の腕というものです。
昨日は家に帰ったら妙に疲れてすぐ寝てしまいました。それで昨日の演奏会についてなんの報告もしなかったので、今書きます。
昨日の演奏会は知り合いの大学生が聞きに行ったのですが、話を聴くと想像していたのよりかなり地味な感じでいささか面食らったと言っていました。私にはとても良い曲に聞こえましたが、これも世代の違いによるのかななどと考えさせられました。
ところで今回プレヴィン先生が弾かれているピアノについてですが、これはピアノにも書いてある通りベーゼンドルファーです。プレヴィン先生はベーゼンの音がお好きなようですが、鍵盤が重いのはお嫌いなようです。今回のピアノは先生の弁によると世界に2台しかない良いベーゼンの1台だという話です。(浜松から持ってきたということです。先生自身が何台もベーゼンを弾かれてその中から選ばれたそうです。)もう1台の良いベーゼンはウィーンにあるそうです。前回も今回そしてオペラシティーでの24日の「アンドレ・プレヴィンとN響の仲間たち」でもこのピアノは使われるそうです。
後半のヴォーン・ウィリアムズの曲はロマン派の曲と違って『イギリスの田園地帯を思わせる、情景描写的な音楽作り』(フィルハーモニーによる)ということで、件の大学生は映像つきの演奏会だったら良かったと言っていました。この曲は基本的に静を求めているようで、フォルティッシモになってもすぐピアノなりピアニッシモに戻っていくといういかにも伸びやかなプレヴィン先生そのものという感じでした。
ゲネプロの時の話ですが先生がヴォーン・ウィリアムズが始まった途端に「どうして指揮台がこんなに高いのだ。」とおっしゃって指揮台を低いものに替えました。先生はこの低い指揮台に上ってニコニコとされて、この方が皆さんの中にいる感じがして良い。高い指揮台だと自分が見下ろしている(watchという言葉を使われていました。)感じがしていやだということをおっしゃっていました。
昨日の報告ということで今はこれだけ書きます。(5.20 11:10)
今日は定期2日目なのに珍しく1日目よりお客さんが多い感じで、不思議なことに今日の方が盛り上がりました。
全体的には昨日と同じ印象ですが、私自身はヴォーン・ウィリアムズについては今日の方がのれました。先生の指揮は不思議なことに音量はそれほど大きく出させないのに、会場に柔らかい響きが満ちあふれていくという感じなのです。今日帰りに楽屋口から上に出る階段の途中で今日の演奏会を聴かれた方に会いましたが、第一声が指揮者によってこんなに音が違うのですねというものでした。私もその通りだと思いますが、やはり聴かれる方にもそのように映るのだなとつくづく思いました。それにしてもこのように楽に弾いているのに音が響くというのは、普段頑張って弾いているのは一体何なのだろうかと思ってしまいます。今度の日曜日にはオーチャード定期があります。前半2曲は同じですが、ヴォーン・ウィリアムズはベートーヴェンの7番に替わります。今日前半の最中に日本ベーゼンドルファーの方とお話できました。今日のピアノは特に鍵盤が軽いものだということはないそうでした。このピアノはそろそろ手を入れたいそうなのですが、音が変わってしまうのではないかということで見送っているそうです。プレヴィン先生が今度いらっしゃるのは2年後なので、その時にはひょっとすると変わっているかも知れません。
明日は休みですが、あさってはベートーヴェンの7番の練習です。そして日曜日はオーチャード定期です。(5.20 23:00)
今日はプレヴィン先生の作品の練習です。私は編成が小さいので降り番でしたので今日は休みでした。明日のゲネプロを聴くのが楽しみです。
ヴァイオリンを始めるときに楽器の持ち方、弓の持ち方をきちっとやっておかないと後で必ず変な癖が残ります。細かいことをうるさく言うのはかわいそうだと思って手加減すると後で必ず後悔します。指を押さえるときまでに楽器がちゃんと持てないと後で指がしっかり押さえられないので音程が悪かったり音がしっかり出なかったりするし、弓がちゃんと持てないと弓を返すたびにアクセントがついたり腕の重さが弦にのらないのでお腹の空いたような音しか出ません。初め適当にしておいて後から直すというのは無駄ばかり多くて薦められません。
今日レッスンの時に楽器の持ち方を直したら弓に音が良く出てきてうれしそうに帰って行った子がいました。自分の楽器から今まで想像も出来なかったような音が出てきたのでうれしかったようです。こういう経験を通して子供は伸びていくのです。(右手と左手が同じ力のバランスで動くこともとても大切です。左手の事ばかり気にして右手がお留守になっている子の多いこと。)
今日はヴォーン・ウィリアムズの交響曲を練習しました。私は初めて弾く曲なので馴染みはありませんが、きれいな響きの曲です。でもどちらかというとプレヴィン先生の作品の方に興味が行ってしまうでしょう。編成の都合上私は前半のプレヴィン先生の2曲は曲降りです。今日も盛んにあまりロマンチック弾かないように何度も言われました。またピアノ、ピアニッシモをもっと小さくするようにともおっしゃっていました。
指揮者がその曲を良く知っている場合(今回もそうですし、スヴェトラーノフ先生がロシア物をやるときなどもそうです。)、練習はとてもあっさりしたものになるケースが多いです。こういう場合出てくる音はとてもきれいなのですが、これはN響の音というよりプレヴィン先生なりスヴェトラーノフ先生の音という感じが強いです。(このお2人の場合ともにN響のことをとても気に入って下さっています。)
こういう名指揮者の後で普通の指揮者が登場すると信じられないほど音が変わるのです。別にこちらは手抜きをしているわけではないのですが、音が違ってしまうのです。でも一流になるためには指揮者がどうであれあるレベルを確保できるようにならなければいけないでしょう。ここがまだ大きな問題です。
若い指揮者にとって今回などとても参考になると思うのですが勉強に来る人はほとんどいません。もっとも練習は公開していませんが。N響にいていつもこういう指揮者で演奏できるということはとても幸せなことだとつくづく思います。こういう経験は他の何物にも替えられない何かがあります。とにかく自然に奇をてらわないで弾く人が違和感なく弾けるようなテンポ表情を作り出せることが指揮者の基本条件です。とにかく変わったことをしたがる指揮者が多い中こういう肩から力の抜けた指揮者は貴重です。(特にアマチュアの世界には変なことをしたがる指揮者が多い。)
指揮者には練習時間一杯に練習をしたがる人と、必要なことを伝え終わったら後は弾く側に任せる人の2つのタイプの人がいます。必要なことを言い終わったらあまりうるさく練習しない人というのは一見楽そうに見えますが、実はこういう人の方が弾くときに大変なのです。うるさく言うタイプの人は耳にタコができるほど言ってくれるので、ちょっとうるさいのを我慢すれば弾くときは楽なのです。ですがあまり言わない人の場合指揮者は本当にこれで気に入っているのだろうかとか、指揮者の持っているイメージは本当はどんなものなのだろうかとか、色々なことを考えさせられてしまうので、沈黙の余韻というようなものがすごく重いのです。今回のプレヴィン先生もあまりうるさく言うほうではありません。その点での最右翼はスヴェトラーノフ先生でしょう。2人とも自信に満ちあふれているので少々のことがあっても何とか出来てしまうのです。特にこういうタイプの指揮者はテンポ感がしっかりしていて弾いていてなんの不安もないので、弾いていて悩まされることがほとんどないので弾いていて音楽そのものに集中しやすいのです。
細かく言うタイプの典型はブロムシュテット先生です。自分のイメージを細かく説明して勘違いのないように説明されるので、自然と説明の時間が長くなり練習時間の割には音を出している時間が短いというタイプです。
これはどちらが良いとか悪いという問題ではなく、その人の個性の問題です。極端に言うと人を信用するかどうか、出来なかった場合に許せるかどうかによって決まるようです。ですからその人の腕前がどうかということとは違う次元の問題なのです。でも差し当たり練習の時の気分に直接関係する部分なので、私たちにとっては大問題なのです。(普通の会社で言うとプロジェクト・マネージャーの個性によってうるさく言う人と自由にやらせる人がいるのと同じだと私は想像します。)自由にやらせてくれるような気にさせながら、急所はしっかり押さえているという人がこちらとしては一番やりやすいわけです。
昨日の演奏会のことについてですが、縦の線が合わないことは何回かありましたが(色々な楽器の間でテンポやリズムが合わないこと)、この合わせにくい曲をプレヴィン先生が何ということなく振られるので音の表情がとてもきれいでした。いつもこのような音が出るようになったら(あまりお上手でない指揮者の場合でもこのような音が出るようになったら)N響も一流の仲間入りをします。今はまだ残念ながら超一流の指揮者の時には良い音が出せるというところまでしか行っていません。でも良い指揮者の時には良い音が出るようになったのだからそれでもかなりの前進ではあるのですが。
最近では指揮者が上手くなくてもオケの方で良い音を作ろうという意識がだんだん芽生えてきています。今まで日本では指揮者は大先生で先生のおっしゃることにはたとえ間違っていてもついていくという意識が強かったでした。しかし音楽は指揮者とオケが一緒になって作るものだから、指揮者が言わなくても自分たちであるレベルを押さえていこうというように変わってきているのです。これは特にN響では色々なレベルの指揮者が入れ替わり立ち替わり登場するので、指揮者が替わるたびに私たちの演奏のレベルが節操もなく変わるのはまずいのではないかという意識が芽生えてきたのです。(他のオケでも大なり小なり同じような傾向が出てきていると思います。)
その意味で言うと私たちの観点は音楽ジャーナリズムに代表されるものとは今ではかなりかけ離れたものになってきています。名前は売れているが大したことのない人、名前は売れていないけれどとても良い人などジャーナリズムの評判とは異なる実像を見る機会が多いものですから。(私たち自身も名前だけのオケにはなりたくありませんから。)
このところ私は市響に行っていなかったのですが、今日久し振りに練習を聞きに行きました。エグモントと運命の第1楽章だけを聴いたのですが、良い点と悪い点の両方を感じました。良い点というのは若くて元気の良い人が増えて音が出るようになっていることです。悪い点というのはその裏返しで、元気よく弾いているのだが他の人と合っていない人が目立つことです。でも弾ける人が多くなっていることの方が大切なことです。弾ける若い人たちが録音を聴いて何が問題かが分かるようになったら更に一皮むけるでしょう。今は過渡期のようです。これからは他の人と合わせることにもう少し関心を向けて下さい。それにしても2〜3年前に較べると個人技はすごく伸びています。
今日は定期2日目でした。今回は1日目より今日の方がお客さんの受けは良かったでした。いつもだと1日目はうるさいのに、2日目は落ち着いているという感じなのですが、今回は今日の客席の反応はすごかったでした。掛け声もかかっているのですが、今日はわざとらしさを感じませんでした。演奏自体は昨日と比べてほぼ同じような出来でした。
今日は帰ってきたらとても気持ちの良い疲れで眠くて仕方ないので、これで寝ます。お休みなさい。
今日は定期初日でした。カメラで録画している方に聞いたら定期はいつも5台のカメラで録画しているそうです。(ステージの上の下手側に1台、下手と上手のバルコニーの上に各1台、2階席に下手と上手に各1台)

これはステージの上のヴァイオリンの後ろから撮っているカメラで、ハイビジョン用のカメラだそうです。カメラ本体が8kgぐらい、その上にレンズが前についているのですがこのカメラの場合20kgぐらいだそうです。このほかに今回は使っていませんが、フルートの前(第2ヴァイオリンとチェロの間)に小さいカメラが入ることもあります。ハイビジョン用のこの小さいカメラはNHKにも2台しかないそうです。
今日はこのほかに字幕を表示する電光掲示板がありました。練習中しか字幕を表示していなかったので写真には撮れませんでしたが、私のところからだと角度の関係で字幕が表示されていることは分かりますが文字は読めませんでした。(もちろん客席からは読めるはずです。)
演奏の方はというと、今日は弾く側から言うととても良かったと思いました。始まる前に楽屋でプレヴィン先生はN響に来る指揮者の中でも3本の指に入る人だろうということでひとしきり話題になっていました。ホンのちょっとした事なのですが、ベートーヴェンの4番の初めの2小節についても第2ヴァイオリンは第1小節はティンパニーのイメージで、第2小節は「Maria」というような3音節の名前を呼んでいるような感じに弾きなさいという指示をされました。この部分をこのように注意された人は今まで一人もいないので、楽屋でも今までこんなことを考えながら弾いたことはないと話し合っていました。

今日はベートーヴェンの4番はいつになく緊張感を伴った演奏でした。後半のブリテンも合唱が今回は上手かったこともあり、とても良い演奏でした。終わったときの拍手もしみじみとした感じでとても好感を持たれたという感じでした。本番が終わり車に乗ってFMをつけたらちょうど9時で中継が終わるところでした。
今日はホールでの練習でした。やはりホールでの練習をすると良いです。今回のようにステージ上の並びが込み入っているとゲネプロ1回だけだと上手くいかないのですが、今回のようにやってくれると問題点がはっきり浮かび上がってくるので良いです。
今回のソリストは皆とても上品な声の持ち主で、素晴らしいです。また合唱団が東京少年少女合唱隊も芸大もとても良い出来です。プレヴィン先生の注文をすぐ反映して聞いていて小気味よかったです。

この2枚の写真は練習が始まる前のものです。

この写真は練習が終わった時に今回のソリストの方々をとったものです。左に立っているのがアンソニー・D・グリフィーさんでとにかく体の大きい人です。ところが歌うと良くコントロールされた上品な声で見かけと全然違う声が印象的です。今日の練習を通してプレヴィン先生はご機嫌でした。
今日はソロ付きでブリテンの「春の交響曲」を練習しました。今日の練習を通して一流のすごさを実感しました。というのはプレヴィン先生はN響の弾いた音をけなすわけではないのですが、自分のイメージと違うので何とも言い様がないという感じで色々注意されるのです。それを聞いていると一流を目指すということと一流であるということの間にはかなりの落差があるのだなと実感させられました。私は今回の「春の交響曲」は初めて弾きますが、ソロ付きで弾くとなかなか楽しいです。この曲でも弾いていると昨日ベートーヴェンについて書いた室内楽を弾いているような感じがしてきます。多分今回の定期は面白く聴けると思います。
明日はホールで練習です。ホールでの練習ができるようになったことはとてもうれしいです。いつもゲネプロで初めてホールで弾くとしばらく面食らうのですが、1日ホールで練習できると演奏会の出来も全然違ってくるでしょう。すべての定期がホールで練習できると良いのですが、無理というものでしょうね。
ところでいささか旧聞に属するのですが、この前の日曜日の夜9時にNHKスペシャルを見たのですが、最後の晩餐を出来た当時の色で再現するというのを見ていてとても面白くて「N響アワー」そっちのけでずっと見てしまいました。いつもNHKの文句ばかり言っている私ですが、これを見ていて設備の良さや技術力はすごいものがあるなと思いました。ご覧になっていない方は再放送があったら是非ご覧になることをお薦めします。同じような企画で日本の寺院の姿も再現してみたら面白いかも知れませんね。
今日メーリングリストで入った情報によると、アメリカで今より薄くて軽いPowerbookが出たそうです。重さは2.7kgだそうですから2400よりかなり重いのでその点は残念ですが、1400よりは軽いわけですからもって歩くことも出来るかも知れません。今のところは2400で充分ですから買う気はありませんが、これから買う候補に入って来ます。日本でも早く売り出されるとうれしいのですが。
今日はプレヴィン先生の練習初日でした。先生は前回よりお元気な感じでした。ベートーヴェンの4番から始まり、午後からブリテンの「春の交響曲」の練習になりました。ベートーヴェンの4番は弾いているとまるで室内楽を弾いているような気持ちになりました。前回弾いた弦楽四重奏Op.131のことを思い出しました。ブリテンについては今日はカラオケ(ソロ、合唱なし)の練習でしたから曲の絡みというか仕掛けがまだちゃんと分かりませんでしたが、明日からはソロ合唱付きになります。
アメリカに行った人たちはまだ時差ボケが解消していないようで、午後の練習になるとつらそうでした。
アメリカ旅行のこぼれ話をいくつかご紹介します。
シカゴの話を2つ、1つはシカゴのホールの舞台袖には練習の時に使う鉛筆と消しゴムがたくさん置いてあるそうですが、もう1つ面白いものが置いてあるそうです。それは何と耳栓だそうです。練習の時には音がうるさいので耳栓をしながら練習をするようです。もう1つはそのシカゴでアンコールに「ルスランとリュドミラ」序曲を弾いたそうですが、この曲はシカゴの得意中の得意の曲だそうで、シカゴではN響のルスランの響きが新鮮に映ったようで、N響の演奏会はとても好評だったようです。
今回のアメリカのホールの中ではボストンが抜群に良かったようです。平土間のホールなのに他のパートがとても聞きやすくてとても合わせやすいホールだったそうです。旅行は全体的には良かったようですが、盗難事件があったり、演奏会が2時間半という異例の長さだったことなど問題はいくつかあったようです。
いよいよ明日からプレヴィン先生の練習が始まります。私は久し振りのN響です。早くリハビリをしないといけません。今回のように長いこと休みの後N響に行くとしばらくペースが合わないものです。前に半月くらい休んだ後N響に行ったときも2〜3日くらいペースが合いませんでした。明日はアメリカ旅行の話をいろいろな人に聞けるでしょう。楽しみにしています。
G3のボードをつけて5日経ちましたが、今のところ問題はありません。(プリントの時にエラーが出たことがありましたが、再起動したら解決しました。)今のところ快適です。今のところというのはボードをつけるといつも初めは快適なのですが、しばらくするとそれが当たり前になり今度は遅いところが目に付くようになるのです。今までIIciの時に68030の50MHzのボード、8500の時に604e/200MHzのボードをつけたのですが、2度とも同じ経緯をたどりました。ですからG3ボードには手を出さないつもりだったのですが、SoftWindowsを使う必要が出たので仕方なくG3化したのです。
大変遅くなりましたが今日4月分のソリストの紹介をアップしました。曲目紹介のページからお入り下さい。
音楽をする上で音が聴いて分かるということは当然の条件なのですが、生徒を見ているとなかなかその条件を満たす人はいません。今日受験のための和声聴音をやっていたらその子はオクターブ配分と属和音(属七の和音は特に)が聞き取れないのです。初めはただ単に聞こえていないと思っていたのですが、間違いを見るとほとんどがこの2つの間違いなのです。
これを見て思ったのですが生徒が何が不得意か分からないと直し方も見当違いになるでしょう。ヴァイオリンの弾き方についても何が悪いから弾けないのかが分からないといつまでやっても直りません。この問題は本人にとっても切実な問題であるのですが、先生も本気で考えないといけません。今日そのことを思い知らされました。
たとえば楽器の持ち方、弓の持ち方などについても皆何かしっくりしないという感じはあっても、何が原因でそうなっているかというところまではほとんどの人が考えません。(ほとんどの場合そこまで深く考えたがらないと言った方が正しいでしょう。)どこに原因があるか見つけだしてやるという気でいつもやっていてもなかなか道が見つからないのですから、ただ何となくやっているだけで上手くなることなど出来ません。これはアマチュアオケの人の場合特に強く感じるのです。上手くなりたいと思ってはいるのですが、今までの良くない習慣から勝手に自分はこの程度と決めてかかっている人が多いのです。またいつも注意しながら弾くということが苦手なのです。そのためにも曲は暗譜で弾けるようになっていなければ絶対に上手くなどなりません。(弾くときに次の音が何なのかを探りながら弾いているのでは弾き方など直すことなど出来るはずがないからです。)
教本の手直しと自分の練習を通して色々なことを再確認しました。とにかく一番大切なことは自然なことです。頭で色々考えると理屈が先立ってしまって、自然さが損なわれているのに気がつかないというようになりがちです。ちょっとした事で弾きやすくなったり弾きにくくなったり演奏というのは微妙なものです。1つ1つの問題点については説明しても仕方ないので説明しませんが、金の卵は案外近くにあるものです。音量にしても音質にしてもちょっとした事でかなり変わります。
Powerbookに関するページを見ていると色々な魅力的新製品が続々登場してきます。本当にいくらあっても足りないです。もうこれ以上金をかけなくても良いだろうと思っているのに、しばらくするとまるで新しいコンセプトの新製品が出てくるのです。全部付き合っていたら破産します。
アメリカ旅行が終わってから新しい情報が特に入って来たわけではないので、演奏会を聴かれた方の反響とか向こうの新聞の批評などがどうだったのかは分かりません。でも弾く側で手応えがあり拍手も盛大だったとすれば演奏は良かったのでしょう。N響は同じ指揮者と長く付き合うと中だるみになる傾向があります。(これは何もN響だけの専売特許ではありませんが。)今回の4月の定期ではそれが幾分あったような気がしました。でもアメリカ旅行の中で何かを再確認してまた新鮮な気分で弾けたのでしょう。それが何だったのかは私には分かりません。(旅行に行っていないのだから。)それにしても2時間半もの長い演奏会でもお客さんはちゃんと聞いて下さったわけで、その点はありがたいです。(グバイドゥーリナの曲が初めの予定より長くなってしまったので、2時間半という時間になったそうです。)
おとといG3の300MHzにしたと思ったらiMacが333MHzになって出るとのこと、本当に変化のスピードは速いです。G3にしたからと言って起動時間が短くなるわけではないので初めはそれほど効果を感じなかったのですが、画面のスクロールなどではっきりと効果が感じられるとうれしくなります。前の604e/200MHzの時はこんなものと思っていたのが今では待ち時間が少なくて心地良いです。自作の教本を初めから作り直そうと思っているので、その意味でもG3化は良かったと思っています。今までのものに説明の写真をたくさん入れて、課題ももっと増やして説明の文章ももっと練ったものにしたいと思っています。今まで使って得た反省点がかなりたくさんあるのできちんとしたいと思っています。このホームページのヴァイオリンのページとの連携ももっと密にしようと思っています。
教本をもっとインタラクティブな物にするほうが良いのか今迷っています。生徒が皆パソコンを持っているわけではないし、またパソコンを持つことを強要するわけにも行かないので、従来通りの紙という媒体を使うのが現状ではベストでしょう。でもたとえば弦の張り方の項目など写真をクリックするとムービーが再生されたりすると分かりよいと思うので、その意味では電子教本は魅力があります。ただ手数が大変ですからその点も迷っています。
また音楽で一番大切な部分は感性(センス)ですから、その部分をこういう電子教本で説明できるかというとそれは無理でしょう。たしかにちょっとそういう物を見ると分かったような気分にはなれるのですが、結果的にはマンツーマンのレッスンでないとその点は教えられないでしょう。(そんなに簡単に巧くなれるなら苦労しないからです。)
ちょっと話はずれますが、有名な先生の個人レッスンを受けることについても同じような問題点があるのです。良く外国の先生が日本に来るとレッスンして下さいと言って多くの学生が押し掛けます。公開レッスンのような場に行って様子を見ていると、こうやって押し掛ける学生のほとんどが有名な先生にレッスンを受けたということで安心しているのです。本当に上手くなりたいのかなと思うこともしばしばです。
それと同じような意味で電子教本で丁寧に説明することが単に分かったような気分にさせるだけの意味しか持っていないような気がするのです。上手くなる人というのは自分で何かをつかんだ人なのです。そうなるためにはやはりすごい量の無駄に見えるような努力がないとダメなのです。コツのような特効薬があってそれを飲めば突然上手くなれるというような事はないのです。(そういう物だけを求めてあっちへふらふら、こっちへふらふらという人の多いこと。練習もしないで上手くなれるならみんな大家になっています。)でもこういう教本が出来れば訳もわからずに見当違いなことをするということは随分少なくなるでしょうから、作ってみたいなという気はあるのですが。
お昼ごろメールを読みに行ったら三谷さんからワシントンの時の写真が送られてきていました。無事昨日の夕方帰国したそうです。こちらをごらん下さい。
長い旅行お疲れさまでした。私は今日は連休最後の1日家族サービスの日でした。N響の方は来週の月曜日からプレヴィン先生の練習が始まります。それまで今週一杯は休養です。
今日のNHKの「クラシックはいかが」という番組何をやっているのかなと思って見たのですが、なんともピント外れでがっかりしました。どうしてあのようなコメントの連続になるのか理解できませんでした。(「今日の演奏を聴いていて弦楽器は発音してから音を大きくすることが出来るが、ピアノは一度発音したらそれで終わりということが分かった。」というコメントなど何も今日の演奏を聴かなくても初めから分かっているだろという感じです。以前のようにクラシックをもっとまじめに正面から取り上げて欲しいです。初心者相手に茶化した様な扱いをするのはやめて欲しいです。私が若い頃のNHKの方が今よりずっとマトモにクラシックを扱っています。)番組の中でリストとショパンの対比を扱っていましたが、とても大切な問題でとても面白いと思ってみたのですが、肩透かしを食らいました。(リスト弾きがショパンを弾くと細かい音形を速く弾くだけになってしまう傾向があります。ショパンの細かい音形をすごい速さでミエを切るように弾かれると、全然異質な音楽に聞こえます。ミルシュタイン編曲の夜想曲などたしかにヴァイオリン弾きから見ると面白い曲ではありますが、ショパンの没後150周年記念というなら原曲で弾いて欲しかったです。【弦楽器で弾くことによって失われる原曲の魅力を考えると、ヴァイオリン弾きから見ても賛成できません。】)逆にショパン弾きがリストを弾くとリストの骨太な感じが出ません。この2人のキャラクターを弾き分けるというのはかなり難しいと思います。)同じような意味で言うとドビュッシーとラヴェルの比較も面白いです。ピアノ曲についてもオーケストラ曲についてもこの2人の比較はショパンとリストの比較と同様に研究する意味があると思います。(日本ではフランス音楽は皆一緒の扱いを受けていますが【フランス人という共通項でくくってしまいがちです。】、この2人は音楽に託しているものはかなり違うと思いますがいかがでしょうか。)
いよいよ13日間の旅行が終わりN響も帰国します。連休の最後の帰国ラッシュの中帰ってくるのですから成田に着いてから時間がかかりそうです。
今日私は秋葉原に行ってG3のボードをつけてもらいました。自分でも出来ますが、自分でやって故障すると保証しないというので店に頼んでやってもらいました。8500と1400ですからあっという間につきました。いじってみるとやはりスピードはかなり速いです。特にFinder操作やゲームの時にそれを感じます。色々なアプリケーションの起動時間も随分短縮されました。今まで私はその時買える一番高性能なものを買ってきたのですが、最近の様子を見るととにかく安いもので充分という感じですから、1400は233MHz、8500は300MHzのボードが安いのでそれにしました。2つで10万位です。速いボードは1つで15〜6万するのでスピードの向上率を考えるともったいないです。これで8500も1400もしばらくは買い替えないですみます。
実はNCRに行った時2400を動かしてその後スリープさせたつもりでいたのですが、家に帰ったらキーを押してもなんの反応もしないのです。後ろのリセットキーを押してもなんの変化もないのです。これは2400がダメになったのかと思って焦ったのですが、ACアダプターをつないだらちゃんと起動するのです。どうもアラートが出たままの状態になっていたのに私はスリープさせたつもりでいたので、ずっとアラートの出たまま放電し続けていたようです。こういうミスは原因が分かっていれば大した問題ではないのですが、知らないと大騒ぎになります。
いよいよ明日の夕方N響が帰ってきます。最初のアン・アーバー以外では大盛況の大好評の演奏会だったそうです。
最近家族になったスリッパという名前の男の子の猫です。(スリッパという名前は足の先が白くてまるで白いスリッパを履いているように見えるのでつきました。)今この子は私のデスクトップピクチャーになっています。この写真はトイレの窓のところで遊んでいるところです。
やんちゃ坊主で私がMacの前に座っているとその前に割り込んできてキーボードの上を散歩するので「@#$%Y&」というような具合になるのです。今も私の前でいたずらをしています。
今日は昨日に続いて家の前の雑草をバーナーで焼きました。着ているものも髪の毛も焦げた臭いになってしまいました。ゴールデンウィークですがどこに出かけるでもなく家の用事をしています。ところで今朝この前頼んだG3のカードが宅急便で来ました。NCRに電話したらゴールデンウィークは空いているとのことなので明日午前中に8500と1400を持って行ってこようと思っています。(自分で出来ないこともないのですが、事故があっても保証しないと脅かされているのでやってもらいます。)速度的にはiMacぐらいですからしばらくはそのまま使えるでしょう。問題としてはSCSIの速度の遅いことです。UltraATAのPCIカード(TurboMAX)をつければそこそこのスピードになるでしょうからしばらくしたらやってみようと思っています。(カードが約2万円、16GBのIDEHDDが4万弱ですから、SCSIのHDDよりずっと安いし転送速度も33MB/sと内蔵SCSIの10MB/sよりずっと速いです。ただしこれは先の話です。)
今日「ヴァイオリン」のページを更新しました。基本的な部分の変更はありませんが、新しい項目を追加したことと、表現が冗長な部分を直しました。
N響のアメリカ旅行も今日のワシントンを残すのみとなりました。ボストンの日は皆さん忙しいのでひょっとするとメールが来ないかなと思っていたら、皆さんからメールをいただきました。有り難うございました。もう1日頑張って下さい。
今回の旅行でホールの重要性を再認識させられたようです。楽器が音を出すのではなくホールが音を出すということです。皆さんが帰られたらその点について色々お聞きしたいと思っています。
アメリカ旅行も後公演を2つ残すのみになったのですが、皆さん疲れていらっしゃるようです。メールの文面を見てもその様子がうかがえます。この後ボストン、ワシントンのスケジュールはとても大変なようで、もしかするとメールを送っていただけるような状態ではないかも知れません。4日に帰国されるのですが、ワシントンの日は荷物だけは別に移動するそうで、ワシントンのホテルには着替えだけ持って入るようです。ここら辺のスケジュールの立て方はいささか疑問です。(どの旅行も帰国の時のスケジュールは前日夜遅く演奏会が終わっているのに、早朝ホテル発という信じられないものです。ホテル発は早いのに空港で何時間も待たされるのです。毎回毎回ウンザリします。)ビジネスクラスの飛行機で移動する外国のオーケストラがうらやましいです。(飛行機の中のつかの間の睡眠もエコノミーだと横を通る人の気配にすぐ邪魔されてちっとも寝たことになりません。)
今日「シャルル・デュトワの若者に贈る音楽事典」の再放送を見ました。今回はN響はほとんど登場せずほとんどがモントリオール響の演奏でした。今日はヴェニスを特集したものでした。クレモナの話なども出てきていました。話の持って行き方も新しい線を狙っているようで、その意味では面白い部分がたくさんありました。
ただ全体として今一つ盛り上がらないものを感じました。1つ1つの話題は面白いのですが、掘り下げ方が中途半端という印象を免れません。音楽史としてならもっと焦点をハッキリさせた方が良いようです。オペラの話が出ていてもちゃんとしたオペラは演奏されていませんし、ヴィヴァルディの話も面白くありませんでした。折角の企画ですからもっと工夫が必要です。ヴァイオリンについての説明もただアマティ、ストラディヴァリウス、グヮルネリウスの名前が出ているだけです。いくら初心者向けでももう少し内容は吟味して欲しかったです。