ひとりごと2001年1月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


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1.31

 今日はサントリー名曲シリーズの本番でした。本番はなかなか良かったと思いました。1曲目が「運命の力」序曲です。ゆっくりなところがとても遅くて、速いところとの対比は充分にとれているようですが、それにしても少し遅いかなと思いました。2曲目は椿姫からヴィオレッタの名場面 集です。ソロの中嶋さんはとても素晴らしかったです。後半はまず弦だけでリュートのための古風な舞曲とアリアです。カルマーさん独自の解釈でフレージングなど普段とかなり違います。特に面 白かったのはフィナーレのコードの弾き方です。出だしの第1ヴァイオリンは途中から表と裏で和音を分けて弾いて、メロディーが繋がるように工夫されていました。最後はローマの松です。この曲もゆっくりな所はとても遅かったです。でもラテン系の明るさはよく出ていたように思いました。
 明日はN響は休みですが、あさってからは市川、和光の練習です。こちらは前半がジュピター、後半はJ.シュトラウスの曲を集めたプロです。カルマーさんがジュピターをどのように料理されるのかちょっと楽しみです。ソロは今回と同じ中嶋彰子さんです。


1.30

 今日はカルマーさんの練習2日目でした。日本人とは感性が違うなというのが一番強い印象です。どちらが正しいとか間違っているとかいう次元の問題ではなく、国民性の違いなのでしょう。日本人の想像するクラシックとは違う世界です。
 ただ弾いていて1つ気になるのは、速いところと遅いところのテンポの違いです。速いところではこれでもかというほど先に行こうとするのですが、遅いところになると突然かなり遅くなります。私はちょっとついていけない感じがするのですが、聴いていてどうなのかは分かりません。ひょっとするとスケールが大きいと受け取られるかも知れません。今一つ正体のわからない人です。
 細かい所で表現について言うことを聞いていると、メリハリをつけるという意味では面 白いことを言われます。 その意味では古風な舞曲とアリア第3番は普通とちょっと変わった演奏になっています。今回のプロはカルマーさんの言われるとおり面 白くて楽しい曲が集まっているといえます。

 レッスンをしていると時々感じるのですが、生徒は先生を映した鏡のようなものです。生徒が思ったように弾かないというのはほとんどの場合教えている側がそのことを徹底して教えていないからです。こちらが何を考えているかをちゃんと分からせることを第一に考えないといけないのです。「まあ、いいか。」と言ってやっていると生徒の方も「まあ、いいか。」という気になるようです。


1.29

 今回の指揮者カルロス・カルマーさんは昨日日本に来られたそうです。(N響の車が成田に迎えに行ったのですが、朝は雪の影響で首都高が使えないので、一般 道を走っていったので遅刻してしまったそうです。)N響のドライバーの方の話によるとカルマーさんはとても軽いノリの人だということだったのですが、練習を見る限りではたしかにノリの良い人ではあるのですが、自分のイメージについては絶対妥協しない人です。もう少しC調な人を想像していたのですが、明るくて軽いノリだけというような人ではありません。
 まず最初はローマの松から練習しました。次の運命の力でもそう感じたのですが、妙に深刻にならないのですが、音色については譲れない線というのがはっきりあるようです。今回のサントリー名曲シリーズはいい線を行きそうです。いかにもイタリア人という感じのラテン系らしい表現を求められています。「ローマの松」も弾いていて新鮮に感じました。pppppのところなどとても小さい音を要求されるのですが、萎縮させるような感じは全然ありません。
 歌の合わせをやった後で古代舞曲を練習したのですが、この曲もとても良かったです。


1.28

 今日は1日レッスンの連続でした。家の前は行き止まりなので車は通らないし人通 りも少ないので、夕方になっても雪が残ったままでした。車の通る道はどんどん雪が溶けていくのに、いつまでも雪が残ってしまいそうです。

 昨日で準・メルクルさんの定期は終わりましたが、メルクルさんの指揮については何通 も素晴らしかったというメールをいただきました。昨日雪にもかかわらず聴きに来て良かったというメールを頂きました。アラン・ギルバートさんとともに期待される次世代の指揮者です。とても細かいニュアンスを大切にする、音色のきれいな指揮者です。将来N響と長い縁のありそうな気がします。
 明日からはカルロス・カルマーさんの指揮で、歌の入った2つのシリーズが演奏されます。明日からの練習は前半がヴェルディの歌、後半はレスピーギの古代舞曲とローマの松という演奏会です。

 昨日楽屋でこれからパソコンを始めたいという人がいてその話でひとしきり盛り上がったのですが、iBookが欲しいという話でした。私はMacを始めた頃とはまるで違う世の中で、今は30万もあれば一通 りのことが出来る時代になりました。(私が始めた時は本体だけで70万、それに周辺機器とソフトを色々買って120万位 かかりました。今は50万もあればほとんどの物が揃ってしまいます。)YさんはG3/233MHzのPowerbookを持っているのですが、OSXが出る前の最後のOS9で動くPowerbookを買おうと思っているそうです。現状では私は今のままで行くしかないです。

 


1.27

 今日は朝からすごい雪で車で行くのは早々にあきらめました。途中タクシーに乗ったら、運転手さんがスノータイヤをつけているのに急ハンドルを切ると滑るという話をしていました。お昼頃にはやむという話だったのですが本番が終わっても降りしきっていました。今日の様子を見ると電車で行くことにしてつくづく良かったと思いました。

 今日も会場に着いたらヘブラーさんがステージの上で練習中でした。(私はそれから放送センター5階の食堂に行ってお昼を食べました。)昨日といい今日といいとても早くから練習されているのにはびっくりしました。とてもゆったりとしたテンポですから、モーツァルトに颯爽としたテンポを求める人には抵抗があるかも知れませんが、これだけ1つ1つの音を大切に弾かれると恐れ入りましたとしか言えません。メルクルさんとは音楽に対するアプローチが似ているところがあるので、相性はとても良いと思います。
 今日は雪が降っているにもかかわらずとても多くのお客さんが聴きにいらっしゃっていました。今日は終わった時にBravo!の声がかかったのですが、タイミングが良かったのであまり違和感はありませんでした。第1ヴァイオリンの前沢均さんがご卒業されるので今日が最後の定期になります。終わった時に花束の贈呈がステージ上でありました。今まで長いことご苦労様でした。これからもずっとお元気でお過ごし下さい。
 私にもいずれその時期が来るのですが、その時にどのように感じるのだろうかと思いました。今年は続けて何人かの方が卒業されます。こういう感慨とは関係なく新しい人がどんどん入ってきてメンバーが新しくなっていきます。そしてどんどん新しい時代に向けて変貌していくのでしょう。


1.26

 今日はC定期の初日でした。今朝はホールに9時半過ぎに着いたのですが、ホールに入ったらもう既にヘブラーさんがステージの上で練習をされていました。ゆったりとしたテンポでとても細かい練習をされていました。ゲネプロはピアノ協奏曲から始まりました。ピアノの音があまりよく聞こえてこないので、オケはすごく音量 を押さえて弾いています。客席で聴くとオケが特に弦が物足りなく聞こえるのではないかと心配になります。
 メルクルさんは音色を大事にして音量を全体に押さえ気味にしています。客席ではどのように聞こえるのでしょうか、とても興味があります。本番も後半の新世界になったら、オケの音が変わってきたように感じました。前半と後半に違いがあるのか知りたいので、本番を聴かれた方は是非感想を教えて下さい。よろしくお願いします。

 実は一昨日近くの酒屋さんで樽酒の瓶詰めを買ってきたのですが、これがとても香りが良くてちょっと飲んだだけでとても気持ち良くなってしまいました。今は本番の疲れと樽酒の香りでとても良い気持ちです。(その上我が家の長男『スリッパ 』が私の前をうろうろ歩いたりキーボードの上に座ったりして邪魔しています。)


1.25

 今日は新世界の4楽章から練習を始めました。弾き始めた時にメルクルさんはこの楽章は”Fight”を表しているという話をされていました。”Peace”を求めながらも最後まで見つけられないというイメージで弾いて欲しいとのことでした。昨日は1楽章について第1主題はここ、第2主題は遠くで音が出ているイメージで、その2つが段々入り混じっていくというように言われていました。直接的に奏法について指示されるよりは、イメージで迫っていくというタイプのようです。
 2曲目は湯浅さんの曲でしたが、曲の内容をとてもよく理解されているので、練習は的確に進みました。午後からはヘブラーさんが弾くモーツァルトのピアノ協奏曲を練習しました。普通 協奏曲の場合1度通して弾き少し手直しをする程度の練習なのですが、今日はオーケストラの部分についてかなり念入りに音色について注文を出されていました。とても落ち着いた素晴らしい演奏です。

 練習が終わった後私は燕尾服を新調してもらいに行きました。1年に100回以上は燕尾服を着るわけですから楽器の当たる部分などはすぐすり切れてしまいます。私の楽器のあご宛の金具が少し外に出っ張っているので、塩ビは勿論ジャケットなどもすり切れてしまうのです。その所為もあって私はハンカチを使うのです。2月の上旬にはでき上がるそうで、今から楽しみです。

 最近メールソフトのEudora4.3.2を使っているとすぐエラーがでるのですが、インストールし直してもやはり直りません。前にもこういうことがあったときはインストールし直したら直ったのですが、今回は全然直りません。仕方なく4.0.1に戻しました。うまくいくかどうかはしばらく様子を見ないと何とも言えませんが。
 またApple Storeで新しいキーボードを頼んだのですが、納期1週間と書いてありましたが、なんとまる1日で届けられました。この速さには驚かされました。Powerbookの修理などもこの調子でやってくれるとうれしいのですが、こればかりはそうは行かないでしょう。これにOS9.1へのアップグレード用CD-ROMがついていますが、これは近いうちに試してみようと思っています。(9.1にしたらルーターを認識しなかったという話を聞いているのでいささか不安です。)


1.24

 今日は久し振りのN響でした。昨日書いた収穫は今日はちゃんと機能して、弾いていて良い気分でした。準・メルクルさんの指揮はとても細かいニュアンスを大事にしています。今日の練習は新世界から始まりましたが、1楽章にすごく時間を使っていました。第3楽章がかなり速めのテンポでびっくりさせられました。午後は湯浅さんのクロノプラスティックを練習しました。こういう新作の演奏については、指揮者がどの程度曲を理解しているかによって出来上がりが違ってきますが、今回は指揮者の曲の理解がしっかりしているので最後に通 して弾いた時にはかなりまとまっているように聞こえました。練習の仕方は念入りではありますが、意地悪な指揮者のよくやる無意味な繰り返し練習とは違って必要なことだけをやるというやり方です。

 今N響の練習所にあるCentrisという大昔の機種をアップグレードするのに一苦労しています。CPUをG3/400MHzのものにし、内蔵のHDDを20GBのものにしています。(UltraATA66のボードをつけています。)今までは漢字トーク7.5.3という古いものをそのまま使っていますが、今回はOS8.6にするか、9にするかで迷っています。やはりCPUとOSとは相性があるようで、もともとのCPUの時代のOSが一番相性が良いようです。

1.23

 今日練習をしていて「何をいまさら。」というようなことを再発見しました。理屈としてはよく分かっていることですが、自分の感覚として初めてこれだという手応えを得たのです。弾く人は一生こういうことの連続なのでしょう。今回(14日)の演奏会の最大の成果 と言えるでしょう。明日からはC定期の練習です。この成果が反映すると良いのですが。

 私はPalmを始める前はA5版のシステム手帳を使っていたのですが、去年の秋9月くらいからPalmに移行してからは全然システム手帳に書き込まなくなってしまいました。PalmとMacのNow Up-to-Date & Contactがコンジットで同期できるので軽いPalmばかり使うようになってしまいました。唯一の難点は手軽にメモを取ることがPalmの場合はキーボードがないと難しいことだけです。
 今年はシステム手帳はやめようかと思ったのですが、一応今年のウィークリーのリフィルを手に入れました。最悪の場合は自作すれば良いので、今まで何となく買いに行かないままになっていたのです。会議などの場合はやはりシステム手帳の方がやりやすいです。やはり私はアナログ人間なのでしょう。
 初めはバイブルサイズの手帳を使おうとしたのですが、大きさが大きい割に書き込みの面 積が狭く思ったほどの情報量を入れられなかったので、A5版のTimeSystemに移りました。ですがTimeSystemの中心になるDailyを必要とするほどのスケジュールではないので一番便利に使っているのは能率手帳のウィークリーのリフィルです。(練習、ゲネプロ、本番、レッスン、その他の演奏会が管理できれば良いので、せいぜいWeeklyで充分なのです。)それより1つの予定に対して色々なメモを付ける必要があるので、Palmよりシステム手帳の方が良かったりします。(電車で動いていると荷物の重さについては神経質になりますが、車だと気にしなくて良いのでどんどん荷物が大きくなっていってしまいます。)


1.22

 今日Adobeからのメールで、PageMakerの後継ソフトInDesignの予約が始まったそうです。私の用途にここまでの機能が必要かどうかはわかりませんが、とても期待の出来るレイアウトソフトです。ただ¥98,000という値段は付き合いきれません。またEGBridgeのマイナーバージョンアップ版の案内も来ました。どちらも私の使い方ではメインになるソフトですからよく検討しないといけません。OSXをにらんだ動きが活発化してきているようです。
 OSが9.1になりCPUの速度もG4/733MHzになっています。またPowerbookにもG4がのるようになりました。去年の2月にPowerbookにした私はまだ当分今のままで行きます。

 今日も自分の練習をしていて強く感じたのは、弾けない時は自分で弾けなくしているということです。あわてる必要のないところであわててみたり力を抜けば良い所で更に力を入れていたりで、それだから弾けないのだよねと言わざるを得ないことをしているのです。無理をしないということが一番大切です。 (ただふにゃっと力を抜けば良いのではありません。必要なところにはちゃんと力が入っていて、必要のない所は脱力していないといけないのです。)
 こういうことがいわゆるコツになるのでしょうが、私もこの事が判るのに何年という単位 で時間がかかっています。これこそそれぞれのプレーヤーの企業秘密です。ですから良い先生につかないといけないのです。良い先生というのは自分がちゃんと弾けて、なおかつ教えるのが上手でないといけないわけですから、なかなかそう言う先生は見つからないのです。
 私自身もそう言うことをちゃんと教えてくれる先生にはなかなか会えませんでした。特に基本中の基本である楽器の持ち方をちゃんと教えてくれた先生は一人もいませんでした。(皆通 り一遍のことは言ってくれるのですが、私の弾き方を見てちゃんとツボにはまった注意をしてくれた先生は一人もいませんでした。)ですから自分でそれを見つけないといけなかったわけで、とんでもない遠回りをしてしまったのです。先生というのはそう言う奏法を教えるということと同時に、音楽感も教えないといけないのです。その音楽感という意味では先生に習ったことより、N響で色々な指揮者やソリストと共演して得たことの方がずっと多いです。その意味でN響にいるということが私にとって財産になるのです。


1.21

 岐阜の方で名古屋定期を楽しみにされているという方からメールをいただきましたが、昨日の名古屋地方は昼頃から雪だったそうです。N響の団員の足とお客様の入りを心配なさったそうですが、杞憂に終わったとのことでした。そう言っていただけるととてもうれしいです。今日は姫路でのマチネーです。次のこういう演奏旅行は2月24日のアクロス福岡です。この日は土曜日のため市内のホテルがとても取りにくく最悪の場合は飛行機で日帰りかと思ったのですが、何とかホテルがとれたのでゆっくりしてくることにしました。近郊の演奏会は2月3日(土)の市川、翌4日(日)和光です。去年はポリープ騒ぎで演奏旅行はほとんど降りてしまいましたが、今年はその分頑張ります。今年は8月にヨーロッパの音楽祭(ルツェルン、ラインガウ、プロムスの各音楽祭)に出ます。今年はN響創立75周年の記念すべき年です。私はN響創立50周年の年に入団し、今年は勤続25年になります。
 その当時よく指揮されていたマエストロの中で今でもお元気なのはサヴァリッシュ先生です。スイトナー、ライトナー、シュタインという方達はもうステージに立たれなくなってしまっています。いやでも世代交代の風が吹いてきます。今年の10月は音楽監督デュトワ先生の指揮するオルフの「カルミナ・ブラーナ」と桂冠名誉指揮者サヴァリッシュ先生の指揮するメンデルスゾーンの「エリア」の競演があります。得意とされるジャンルのまるで違うこのお二人の特別 演奏会は聞き物でしょう。
 もう1つ今の指揮者準・メルクルさんが指揮された97年のサントリーホールでのライブと98年のNHKホールでのライブ録音の2枚組のCDが出ました。曲目は97年の方が、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、R.シュトラウスの「死と変容」、ドビュッシーの交響詩「海」です。98年の方はモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲、ブラームス=シェーンベルクのピアノ四重奏曲第1番(オーケストラ版)です。アルトゥス・レーベルの第3弾という触れ込みです。私も聴いてみようと思っています。皆さまも是非お聴きになって下さい。


1.20

 今日はN響は名古屋公演です。東京では夕方から雪でしたが、名古屋ではどうだったのでしょうか。私は夕方レッスンをした後、演奏会を聴きに行きました。石井淳子(あつこ)さんという方のヴァイオリンリサイタルで、この雪にもかかわらず満員でした。石井さんはN響に時々エキストラで来られる方で、今は聖徳学園の講師をされています。ブラームスの3番のソナタとツィガーヌを弾かれていて、同じ曲を違う人の演奏で聴くととても参考になります。聴いていてとても楽しい演奏会でした。

 今日は初めは車で行こうと思っていたのですが、家を出るころには雪が積もり始めていたので電車で行きました。津田ホールが会場でしたので千駄 ケ谷駅前ですから、電車でも楽でした。ホールに着いた時は雨だったのですが、終演時は雪が積もっていて車では大変な状態でした。明日の朝は一体どうなっているのでしょうか?


1.19

 今日でやっとやり残したことを全てやり終えました。今まで伸ばし伸ばしにしていたツケが回ってしまいました。
 今日のレッスンでも生徒に姿勢を直すように言ったのですが、姿勢というのはなかなか直らないものです。弾き始めは良い姿勢なのに、すぐ楽器の先が下がってしまうのです。つま先に体重がかかっていないといけないのですが、段々かかとの方に体重がかかり、姿勢が悪くなってしまうのです。正しい姿勢の時は音が出ているのに、すぐ音が浮いてしまうのです。この姿勢の問題はどこまでもついて回るものです。ホンのちょっとした事で出てくる音はまるで変わってしまいます。

 N響は明日は名古屋、あさっては姫路の演奏会です。最近は東京の定期と同じプロで地方公演をやるというケースがとても多く、プログラムの上でも今までとは違う新時代に入っているようです。弾く側から言うと定期と同じプロを弾くのはきついのですが、定期に来られない方にとってはとても魅力的な演奏会になるでしょう。


1.18

 今日は雑用に追われた一日でした。仕事をやり残したツケが回ってしまったので、自分が悪いのですが。また明日もやらないといけません。去年の暮れから色々のソフトのアップデート版が来ていたのですが、それの登録をし残していたので、今日まとめてやりました。やっていて腹が立ってきたのですが、どうしてアップデートなのにいちいち登録し直さなければいけないのでしょう。こんな事アップデート版を送る時にちゃんと処理しておけば良いだけです。現にアップデート版を送ってくるときに、「バージョンアップの方は登録は必要ありません。」というソフト会社だってあるのですから。その上「切手を貼って下さい。」と書いてあったり、オンラインでの登録が出来なかったりです。(切手代くらい定価の中に含まれていて当然ですよね。そんなところでケチケチするなよと言いたいです。)いくら良いソフトを出していても、こういうサービスが悪いところは私は好きになれません。(誰だってそうですよね。)こういうことはどんどんアピールしないといつまでたっても今のままになってしまいます。私は登録ハガキに切手代をけちるなと書き添えてやりました。こういうことはソフト会社にどんどん言ってやりましょう。
 今月の10日に秋葉原に行った時、PowerbookG4が出るという広告が大きく出ていました。私の場合は今G3/500MHzですから、いくらG4だとしてもお金をかけて乗換える必要は全然ないので当然今回はパスです。でも15インチのディスプレーは魅力です。やっとG4/733MHzが出てきましたし、OSXを目指して新しい展開が始まっているようです。

 というように今日は音楽に縁のない一日でした。


1.17

 弾いていて面白く感じるのは着ている物による音の変化です。ウールのセーターの上にジャケットを着て弾くと、どうやっても音がちゃんと出ないのです。ところがジャケットかセーターのどちらかを脱ぐと急に音が出てきます。弾く時には着るものにもちゃんと神経を払わないといけないという事です。またハンカチを使うかどうかも大きな問題です。聴いている側から言うとあまり変わっては聞こえないのですが、弾いている本人にとってはかなり違うものです。ハンカチを使わないと音が生に出ていくような気がして、私はハンカチを使っていますが、聴いているとそれほど大きな問題ではないようです。
 楽器や弓による音の違いも弾く本人にとっては大きな問題ですが、聴いているとどんな楽器でも弾いている人の個性の方が強く出てくるものです。どちらかというと楽器よりは弓の方が音に対する影響が大きいと思います。中途半端な値段の楽器を無理して買うのなら同じお金でちゃんとした弓を買ったほうがどれほど良いことか。(まともな楽器は何千万の単位 ですが、弓の方は何百万の単位ですから。勿論弓の良さをフルに発揮するためには、良い楽器が必要になるのですが。)でも良い弓を探すことの方が難しいです。(弓との相性はその人の弾き方に密接に結びついているからです。)


1.16

 今日この前の演奏会のビデオを見たのですが、自分の思っていたことの半分も出来ていないことを再確認しました。本当に難しいものです。もっともっと頑張らないといけないという事です。
 ビデオというのは一番良い先生だそうですが、本当にそうです。練習中にもどんどんビデオを撮ってみて、それから勉強するのが一番の早道のようです。

 N響は明日はB定期の本番です。その後名古屋と姫路で演奏会があります。姫路というのは私にとって思い出があります。私が入団した頃は演奏旅行はかなり長いものが多かったです。夏の演奏旅行というと2週間くらいということがありました。思い出というのは私が入団して初めて経験した夏の演奏旅行の最初の公演地が姫路だったのです。(この時泊まったのはサンルートでした。)この時はその後山陰、九州、沖縄と回った長い演奏旅行でした。(このころは沖縄はまだ返還前でした。 )最近は演奏旅行は長くても1週間で終わります。そのかわり東京に戻ると次の演奏旅行が待っているのですが。私の入団したころとは演奏旅行というものはかなり変わってきています。
 2月の終わりに福岡でB定期と同じプロの演奏会があります。このころは受験シーズンなのでどこのホテルも強気で、部屋が取りにくい上に値段が高いのです。PMFの演奏会なども7月の下旬にかかるようだとホテルが取りにくいです。今はプレーヤーの中にホテルの斡旋をしてくれる人がいるので、とても助かるのですが、もし自分で取らないといけないようだと大変困ります。
 初めは演奏旅行というと大荷物を持っていたのですが、段々カバンが小さくなっていきました。ですがこのホームページを始めて旅行中にもアップロードするようになってからPowerbook一式を持って行くようになり、また荷物が増えてしまいました。でも燕尾服を団で運んでくれるようになったので荷物は着替えだけですみます。(楽器、旅行カバン、Powerbookの入ったカバン、普段から使っているショルダーの4つを持って行くことになります。)楽器を団に預ければ更に楽なのですが。


1.15

 今日は昨日のコンサートの後始末に忙殺されました。まだしばらく時間がかかりそうです。

 去年の暮れにFinale2001が来て、また13日には新しいOS9.1のCD-ROMが来ましたので、じっくり試してみようと思っています。FinaleについてはMIDISCANという楽譜をスキャンできる機能がついているので、これを試してみようと思っています。今までScoreReaderとかNoteScan(Nightingaleに付属)では思ったような読み取りは出来なかったので、今回もそれほど期待はしていません。
 OS9.1は今度の新しいG4に付いているOSのようです。AppleStoreで注文したら2日で送られてきました。(正味は1日) OSXが出る前の最後のOS9です。0S8の時のOS8.1に相当するバージョンです。こういうOSは安定している場合が多いのでとても期待しています。

 今回のコンサートでの収穫はとても大きいものがありました。演奏会をやった甲斐があったというものです。昨日聴いていただいた方の中に今回はすごく変わったということを言われた方がいて、聴いていても分かったということがうれしかったです。


1.14

 今日は無事本番が終わりました。自分としてはいくつも問題がありましたが。今回の曲目は全体として少し重すぎたかなと思いましたが、ブラームスでも会場の緊張感は弛れずに行ったのは大変良かったです。実は1曲目のバッハのプレリュードが終わったところで楽器を下ろしたら拍手が来てしまったので、次のルーレからは楽器を下ろさずに行きました。休まずに行くのはいささか無理かなとも思ったのですが、本番の勢いで最後まで行ってしまいました。ブラームスは初めから楽章の間は休まずに行けるようなら行ってしまおうと話をしていたので、途中で弦の音程も狂わなかったのでそのまま行きました。
 フォーレのソナタはブラームスとは音色が違うので弾き方を替えたつもりなのですが、どうだったのでしょうか。最後のツィガーヌについては1ヶ所心残りがあるのですが、まあ全体としては良かったでしょう。
 今日は初めの予想より遥かに多くの方に来て頂きとても有難かったです。今日来ていただいた方には心からお礼申し上げます。
 今回はピアノを娘が弾いてくれたことはとてもやりやすかったです。何度も合わせの練習が出来たことが何と言っても良かったです。反面 普通の演奏会より気疲れしました。

 皆さまからいただいたお花の一部です。

 この1週間はずーっと今日の演奏会にかかりきりだったので、色々なことをし残しているので、明日からはそちらの方が大変です。


1.13

 いよいよ明日は本番です。昨日は夜譜面を作っていたので夜遅くなり、このページを更新している暇はありませんでした。今日は明日に備えてもう寝ます。N響の方は明日からB定期の練習が始まります。B定期はメンデルスゾーンのスコットランドがメインです。私は月曜日、火曜日と続けて練習所に行く用事があるのですが、時間があったら練習を聴いてみようと思っています。
 今日は演奏会の準備が順調に進んでいることをお知らせして、これくらいで失礼します。


1.11

 今日よく乾いた新しい弓の毛に松脂をたっぷりつけたのですが、音はとても良くなりました。ただ弦も弓の毛も新しいのでまだ馴染んでいないので、ツィガーヌのオクターブの直前の高いGの音はまだちゃんと出ません。明日になれば弓の毛の中の良くない毛は外にはじき出されるでしょうし、弦の方もちゃんと音が出るようになるでしょう。
 今回の演奏会は私にとって今までの中で一番収穫のあるものになりました。他の人が見て分かるかどうかは分かりませんが、自分としてはすごく変わったと思っています。本番でそれが反映しなければ何の意味もないので、頑張らねばと思っています。本番まで練習できる日はあと2日になりました。 弾くこと以外の準備も順調に進んでいます。 後は風邪を引かないことだけを気をつけないといけません。

 今は演奏会直前なので、メールは1日1回しか読みに行かないので、お返事が遅れると思います。終わりましたらお返事いたします。


1.10

 今日は楽器屋さんに行って弓の毛替えをしてもらいました。家に帰って弦を張り替えましたが、弓の方は毛を乾燥させるためにまだ松やには塗っていません。楽器もきれいに磨いてもらい、あとは演奏の問題だけになりました。そろそろ楽器については指板と駒を取り換える時期になっているようです。コンサートが終わったら時期を見て一度入院しないといけないでしょう。
 ディナミークの問題は色々なところにあり、特にソナタ2曲については細かく決めないといけません。p のフレーズの後、f になる所など調子に乗って押さえつけないようにちゃんと音量 を考えないといけません。また同じ f でも場所によってかなり音量が違います。前後関係をよく考えないといけません。またテンポについても、場所によってはrit. するところもあれば、in tempo で行かないといけないところもあります。更にそれを自然に消化しないといけないので、とても大変です。

 今日は帰りに秋葉原によって、Visorにつけられる持ち運び出来る折畳みのキーボードを買いました。グラフィティーとは比較にならない速さで入力できるので、やはり長文を入力するときは絶対に持っていないといけないでしょう。
 実は楽器屋さんから秋葉原に行く途中でNHKの横を通ったのです。もし時間があったら今日の練習を少し見て行こうかなと思っていたのですが、思ったより時間が遅くなっていたのでパスしてしまいました。いよいよ明日はN響はA定期の本番です。


1.9

 今日は新聞の取材が1つありました。前にも何度か取材して下さった記者の方です。その後練習をして、夕方用事で近くの小学校に行きました。またその後弾きました。練習自体は順調ですが、今一つしっくり来ない部分が1つだけ残っています。こちらが迷いがあるとピアノの方にもそれが反映してしまいます。思い切りの悪いところが相手の足を引っ張ってしまうのです。その点親子でやっているので双方とも納得の行くまでやり直せるので、とても良いです。2人とも思い込みの激しいところがあり、1人が悩んでいることをもう1人が見ると「何を悩んでいるの?」というような気になり、そのやり取りの中からすごく良いヒントが掴めます。私も今回子供との合わせの中からとても多くのことを学びました。

 明日は楽器屋さんに行って、毛替えをしてもらい弦も張り替えます。いよいよ練習できるのはあと4日です。


1.8

 今日は娘が成人式を迎えるので、朝から送り迎えが忙しかったです。母親(家内)の着た振り袖を着付けてもらい、文化会館での式に参加してきました。

 今朝着付けの人が来ている時に衛星放送を見ていたら、ヴェンゲーロフの演奏が流れていました。バッハの1番のソナタとシャコンヌ、ブラームスの3番のソナタというプログラムでした。バッハはバロックヴァイオリンのような楽器を弾いていました。ブラームスの演奏はとても参考になりました。あわてて録画してそのビデオを何回も見てしまいました。そのまま真似しても使い物にはなりませんが、色々なところにヒントはたくさんありました。夕方色々試行錯誤をしてとても手応えのある手がかりを掴みました。こうやってみると手がかりは基本的なところにあります。コツばかり求めてジタバタしても結局は効果 はありません。基礎を見つめ直すことの中にヒントはあるようです。(特効薬を求めても無駄 なのです。バカにつける薬を探すのと同様やるだけ無駄です。)今回私が掴んだのは肩と膝の使い方です。
 天才がいるのではなく、天才に見える人は人一倍努力家であるだけです。その努力が面 倒なので、「あの人は天才だ。」と言って勝手に納得しているだけです。そのことは言っている本人はちゃんと分かっているのですが、認めたくないのでそう言って逃げているのです。だから不器用な人の方が長持ちするのです。自分が器用でないから努力しないといけないという事を知っているからです。私自身今まで問題に向き合わなかったので、この年になってやっときっかけが掴めたのです。(掴めなかったよりは良いですが。)


1.7

 いよいよコンサートまで後1週間になりました。段々調子が上がってきました。でも何かに引っ掛かると、蟻地獄に捕まったように同じ問題に捕まってしまいます。今日もそのような問題がありました。大きな音で弾かないといけないような気になっていたのですが、力を抜いた方がよほど良い結果 が出ます。

 N響は今日から新世紀の練習が始まりました。今日はヘンツェの歌劇「ヴィーナスとアリアドネ」の練習なのですが、3つのオケのそれぞれの分奏から始まりました。(練習日程はそうなっています。)指揮は準メルクルさんです。

 今外は雪が降っています。みぞれのような感じですから積もりはしないでしょうが、窓から冷気が入り込んできます。今日は午後防音室で練習している時に、エアコンがよく効かずに窓から冷気が入ってくるので、昼間なのにカーテンを閉めて弾いていました。昼間にこのように感じるのは珍しいことです。
 このように寒い時には弓を落としたり何かにぶつけると弓が低温で堅くなっているのですぐ折れるそうです。皆さんお気を付けて下さい。弓は一度折れるといくら修理しても本番には怖くて使えません。(折れたところを膠でつないでも、本番の時のようなテンションをかけたらまた折れるかも知れないのです。)また価値はほとんど0になります。
 14日にコンサートですから本当は1週間前に弓の毛と弦を張り替えたいのですが、8、9日と時間がとれないので10日に行きます。もし張り替えた弦の調子が悪かったり、切れたりすると本番までの日数が足りないのでちょっと怖いのですが、仕方ありません。(こういうこともあるので新春コンサートというのは時期的にはあまり良くないです。去年は間際には弦と弓の毛を替えなかったと思います。)


1.6

 今日1月6日はブルッフの誕生日です。そしてかく申す私メの誕生日でもあります。御年??歳です。ブルッフのヴァイオリン協奏曲は3曲あるのですが、有名なのは1番です。アッカルドはブルッフがすごく好きなようで、特に3番の協奏曲を名曲であると推薦しています。ですが私は3番は聴いたことがありません。アッカルドの弾いた3番の協奏曲のレコードがあるようなので、それを焼き直したCDがあるのかも知れません。あとスコットランド幻想曲がよく弾かれます。
 今日は一昨日気がついたことを馴染ませるための1日でした。何度も弾いていくうちに段々と馴染んでいきます。今までずーっと疑問だったことがスッキリ晴れてきた気分です。気がついてみると大したことではないのですが、気がつくまでには何年という迷いの時期があったのです。要するに「脱力」すれば良いのです。こういうことは人に教えてもらえることではないのです。自分で苦労して獲得しないといけない事です。今まで色々な人が指摘していたことではあるのですが、その意味が今まで分からなかったのです。でも今は弾くことがとても楽しいです。それに弾いていても全然疲れません。

 年末に買ったVisor Platinumの電池がそろそろ無くなりそうです。暇なときにゲームをしたりしているので減りは速いのですが、Deluxeとそんなに持ちが違うという感じはありません。CPUの速度が倍になっている割には電池の持ちは良いようです。Palmで使える辞書(英和と和英)に良いものがないか今探しています。でもメモリーは限られているのであまり欲張ったことは出来ませんが。

 明日からN響は練習が始まります。(私は降り番です。)準・メルクルさん指揮でヘンツェの歌劇「ヴィーナスとアリアドネ」(日本初演)の練習です。この曲は3つのオーケストラに別 れて演奏されるのですが、弦楽器については編成が小さいので、ヴァイオリンは第1と第2を合わせて12人だけが出番です。(第1ヴァイオリン8人、第2ヴァイオリン4人が出番です。普段は第1ヴァイオリン16人、第2ヴァイオリン14人の30人が出ていますから普段の半分以下の人しか出ていないのです。)この曲は色々の仕掛けがあるようで練習は4日あります。これはN響としてはとても珍しいことです。


1.5

 今日は市川市文化会館に行ってコンサートの打ち合わせをしました。いよいよ本番も間近になりました。今日は練習していて「下手な考え休むに似たり」ということを感じました。自然にやればよいのに、色々工夫を凝らして自分では良いつもりでも、聴いているとさして効果 が上がらないということが多いです。とにかく力まないことが一番です。でも自然にやるという意味の本当のところが分かるためには、かなり苦労しないとダメです。
 今回色々やっていて一番感じることは「虚心坦懐」ということです。自分のやり方はこうだなどという変なプライドを捨てるところから、道が開けるのです。理屈ではいやというほど分かっていたのですが、やってみると本当には分かっていなかったのでした。私自身今回のコンサートで一皮脱皮することが出来そうでとても嬉しいです。結果 的にどうなろうとも演奏会を開いたということが演奏する者にとってはとても大切な経験になるのです。(人の演奏会批評するのは簡単ですが、実際に演奏会を開くということはやはり大変なことです。その演奏にどんな問題があるにしても、演奏家は演奏会を通 して勉強するしかないのです。それにお客様を楽しませなければ演奏会ではないのです。発表会ではないのですから。)今回は今までの演奏会の中では自分自身にとって一番手応えがある演奏会になりそうです。

 レッスンをしていていつも感じるのですが、勉強にしても音楽にしても結果だけを追い求める人が多すぎます。対症療法ではなく本質的なところを直さなければ、毎回毎回対症療法を施さないといけなくなるのです。(私が思うには、塾というのはこの対症療法を切り売りしているところです。今は学校が本筋をちゃんと教育できなくなっているからいけないのです。技術で全てをこなそうという考えは基本的に間違いなのです。)この対症療法で世の中を渡るというのは、器用さで世の中を渡るというのと同じことです。どの世界でも器用さを売り物にしている人で長持ちする人はいません。ですから私は生徒も器用な子より、頑張ってくれる子の方が数倍好きです。まして舌先三寸で世の中を渡れると思っている子など問題外です。


1.4

 実は昨年の暮れにVisorのPlatinumを手に入れました。PalmOSが3.5になって赤外線通 信が出来るようになりましたが、スピードが遅いのでUSBでHotSyncした方が現実的です。前のVisorDeluxeに入っていたデータを全部こちらに移しましたが、やり方がまずかったためにスケジュールとアドレスが全部ダブって入ってしまいました。それを1つ1つ中身を確認しながら削除していくのにすごく時間がかかりましたが、ちゃんと使えるようになりました。やはりPlatinumの方が気分は良いですが、普通 に使う分にはどちらでも大して変わらないです。データ量が多いと(長い文章のスクロールなど)違いは出ます。私の使い方ではカラーである必要はありませんから、Platinumで充分です。

 今日は3日ぶりに運転しましたが、世の中はまだ正月モードです。(それにしても自分のことしか考えない人のなんと多いことか。)

 今日の練習も色々収穫がありました。でもその内容は企業秘密です。夜防音室でかなり長い間合わせの練習をしました。(そのため今はもう1:50です。)これくらい頻繁に(ほぼ毎日やっています。)合わせが出来るのはやはり家族だからです。普通 は多くても3〜4回、それも1回2〜3時間くらいしか出来ないので、今回は合わせについてはとてもしっくり行きます。(自分で弾くことについては色々課題はありますが。)


1.3

 今度のコンサートの練習をしていて色々得ることがたくさんあります。頭では理解しているつもりでも、弾く時に反射的にちゃんとした反応をしなくてはいけません。f と書いてあるとどうしても力んで押さえつけてしまうのですが、これは一番いけない事です。f で頑張ると ff などどうしようもなくなるからです。人の演奏を聴いている時は冷静に聴けるのですが、自分で弾く時は思い込みが激しくなってしまうものです。(これは舞台の上で弾く時には誰にもついて回ります。)
 昨日書いたフォーレの譜面の問題は2楽章の5小節目の最後の音のことです。ピアノ譜では付点4分音符になっているのですが、ヴァイオリン譜では4分音符+8分休符になっています。これはインターナショナル版でもブライトコップ版でも同様です。ピアノで同じ音形が出てくる所は付点4分音符で書いてあるので、ヴァイオリン譜の方が違うのでしょう。でも初めに弾いていたボーイングは休符が入っていないと出来ないボーイングなので、ボーイングを直さないといけません。でも本番になったら元通 りに弾いてしまうかも知れません。
 最初に良くないボーイングやフィンガリングで覚えてしまうと、後で一生懸命直しても本番になったら最初の最悪のフィンガリングで弾いてしまったということがよくあります。だから最初にいい加減に覚えてはいけないのです。一度間違えて覚えて後で直すというのは本当にものすごい労力の無駄 です。単純に覚えるのの10倍くらいの労力を使うことになるのです。(身に付いてしまった悪い癖を取ることが大変なのです。白無垢の生地を赤に染めてから、その色を落として青く染め直すのと同じことです。初めから青く染めるのとは大違いなのです。このことはアマチュアオケを見ているととても強く感じます。最初にいい加減に覚えるものだから後から弾きやすいボーイングやフィンガリングを教えても絶対に弾けないのです。最初の譜読みをバカにしているからツケが回るのです。)
 バッハのボーイングも色々なところで問題があります。CDを聴いていても人によってさまざまで、何が本当なのかなど分かりません。でもスラーのかけ方でかなり曲の雰囲気が変わります。ボーイングはもう覚えてしまっていますから、よほど問題がある場合以外は今まで通 りにするつもりです。


1.2

 今日は午前中からずーっと練習しました。こんなに集中して練習したのは久し振りです。(家の用事もしないし、レッスンのもないのですから当然です。)こうしてみると学生時代というのはとても貴重な時間です。とにかく練習することが仕事という時期だから恵まれています。(私も今になってその大切さが分かるようになりました。)今回選んだ曲はどれも弾けば弾くほど大変な曲で、今さらながら大変だと思っています。フォーレは流れに乗って弾いていれば良いと思われがちですが、よく考えながら弾かないと曲が全然まとまりません。ブラームスもディナミークをとても細かく指定しているのですが、その意味はなかなか難しいです。フィナーレのテーマのスラーなど3回とも違うのですが、版によると適当に直してしまっています。このスラーと音量 が微妙に関連しているのですから事はとても複雑です。楽譜について言うとフォーレなどは結構いい加減で困ります。というのはヴァイオリンとピアノの譜面 で音が違っていたり、音符の長さが違っていたりするのです。バッハはベーレンライター版を使っているのですが、これは実際に弾くための手がかりは何も書いてないので、自分で指遣いとボーイングを決めないといけません。色々な譜面 を見ながら決めるのですが、これがとても大変な作業です。ツィガーヌなどは自然にボーイングなど決まってしまうので悩む必要がないので助かります。(技術的には難しいですが。)その意味ではソナタ2曲(ブラームスの3番とフォーレの1番)がボーイングで悩まされます。
 この2曲のソナタはピアノがとても大変な曲です。大体ソナタというのはピアノが2に対してヴァイオリンが1くらいの比重しかないものなのです。ヴァイオリン弾きから見るとソナタを弾く時は有能なピアニスト(伴奏者とは言いません。ソナタを弾くのには伴奏者ではなく、自分より音楽的に上手いピアニストが必要なのです。)が必要なのです。


2001.1.1

 明けましておめでとうございます。年が改まったことを意識するために去年の分はこちらにまとめました。(新世紀を祝って今年の分だけをここに載せ、去年の分は2000年12月分としてまとめました。)今日は新年の行事を全部済ませて、これからは自分の練習に集中できるようにしました。(親戚 へのご挨拶をしてまわりました。)新世紀を迎えた千葉ニュータウンはとても穏やかな天気で、いくぶん風は強かったですがきれいに晴れていました。午前中に市川に戻り新年を祝い、夕方に習志野のおじさんにご挨拶に行きました。さすがに元日だけあって道はガラガラに空いていましたが、京葉道路の上りは事故渋滞のようで何キロも渋滞しているので帰りは湾岸を通 りました。(京葉道路を避けた車で湾岸の方もかなり渋滞していました。)

 車に乗るので飲めなかったワインを家に帰ってからちょっと飲み、気持ち良くなったところで練習を始めました。11時半ぐらいまで弾いて、今日は終わりにしました。ちゃんと練習できたのは2日ぶりです。今日教育テレビと衛星第2でウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサートをやっていました。とても楽しそうに弾いているのが印象的で、やはり弾く時にはこうでなくてはいけませんね。自分の普段を考えて新年早々反省させられました。お客様は演奏会に楽しみに来ているのですよね。楽しませるだけの余裕がないのではいけないのです。この教訓が今度のコンサートに活かせると良いのですが。

 いよいよ新年です。今年も1年よろしくお願いします。


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