このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。
ページの最後に97年9月から月単位にまとめたページに飛べるようになっています。以前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。
ここ2日ほど更新をしませんでしたが、別に具合が悪いわけではありません。夕食後まで練習をして、その後色々雑用をしているとすぐ夜2時過ぎになってしまうので、更新する余裕がありませんでした。今日は朝から年賀状を始めたのですが、PPDファイルを更新していなかったので年賀状を作ったのに文字化けしてちゃんとプリントできなかったので、PPDの自動更新をしようと思ったのですがそのやり方がよく分からず思わぬ
時間がかかってしまいました。(LaserWriter8にして自動更新をすれば良いようですが、AdobePSのままやっていたので変なエラーが出て困りました。)
更に年賀状をプリントする時だけにMicroline800PSIILTが登場するのですが、紙送りやポストスクリプトのエラーが頻発して単純に200枚弱のプリントに何時間もかかってしまいました。やっと夕方になって年賀状が終わりました。それから白井の千葉ニュータウンに来ています。ここではH"が使えないかも知れないと思っていたのですが、ちゃんと使えました。(ASTELの時はよく繋がらないという事があったのですが、H"はとても優秀です。それにカードだけで使えるのも最高です。ASTELはカード単体では感度が低くて使い物になりません。)
今のプリンタは最低でも600dpiで、プリントのサイズもA3まで出来るというものが多いです。今の常用のプリンタApple
LaserWriter16/600の唯一の問題点がハガキのプリントが出来ないことです。そのため未だにMicroline800PSIILTを残しておかないといけないのです。
今日は千葉ニュータウンで年越しをするのですが、今日は全然練習をしていないので、これからSound Killer(音殺し)という超強力なミュートを使って弾こうと思っています。実は飲酒運転になるのですが。今年も一年色々有難うございました。来年もまた頑張っていこうと思っています。来年もよろしくお願いします。
いよいよ冬休みになりました。このことろメールソフト(Eudora4.3.2)が不調で、フリーズするのです。今は来月の14日の演奏会の練習をしないといけないので、こんなことに付き合っていられないのですが、困ったものです。HDDをイニシャライズしてOSを新規にインストールすればすぐ解決するのですが、時間がかかりますから。
今日気分転換に買い物に車で出たらもう年末モードに入っているようでした。新しいショッピングセンターに行ったのですが、お客さんは少なく比較的閑散としていました。
コンサートのための練習は佳境に入っています。今年は正月は返上です。今回は伴奏が娘なので何度でも合わせることが出来るのはとても良いです。逆に区切りがつかないという部分もあるのが悩みの種ではあるのですが。今年はまだ年賀状も出来ていません。一体いつになったら出来るのか皆目見当がつきません。でもいくら大変でも演奏会をやる機会があるのだったら頑張ってやってみなければいけません。
この時期になると必ず悩むことに音の出し方があります。チョコチョコと弾くのではダメですが、大きい音を出すことばかりに気が行ってガリガリ弾くようでは力むだけになってしまいます。後ほぼ2週間です。最後の詰めの段階に入っています。
今日は今年最後の本番でした。中側から見ると色々問題はありますが、今年の第9も無事終わりました。これから何年かの間はN響にとってもとても大きな転換期にさしかかることでしょう。N響自身も周りの環境もとても大きく変わろうとしています。これからの音楽界で生き残れるためには色々な面
で試練を乗り越えないといけません。何が試練なのかについてはそれこそ企業秘密です。アイデアの問題です。
今年一年を見ると不景気の影響でいわゆるドタキャン(土壇場でのキャンセルのこと)があったりして、決して平穏だったわけではありません。ここ何年かこのような調子が続くであろうと思います。新しい展開を模索する動きがとても重要です。プレーヤーの側にも新しい観念というか価値観が求められています。どこを自分の本拠地にし、どのような活動に賭けていくのかを考え直す時期です。
今日本番中にちょっと思いついたことがあり、 家に帰って食事をした後ちょっと弾いてみました。色々試していたらなんとスリッパがまた私のケースの中に入ってぐっすり寝ていました。すっかりヴァイオリンのケースが気に入ってしまったようです。抱き上げて外に出してもまたすぐ入ってしまいます。明日からはそれこそコンサートに集中できます。
今日は第9の3日目でした。とても元気なミスターSの第9は快調です。いつもにこにこ、そして少々のことがあっても動じないです。演奏全体については印象は初めの2日と同様です。
特に2楽章がとても速くて部分的にとても難しいところがあります。でもそのテンポが全然弛れることなく楽章を通
して進んで行くのは素晴らしいです。ミスターSの棒は流れを最優先しているようなので、場所によると拍を示すより流れを示しているように見え、拍の頭が分かりにくい時があります。でも全体の雰囲気の方を優先されているようで、少しずれてもあまり気にされていないように見えます。
また3楽章は普通だと途中で弛れてくるものなのですが、今年は終わりまで退屈せずに行くのはさすがにミスターSの本領発揮というところです。
今日は本番の後仲間で9時頃から忘年会をやり家に帰ってきたのは0時半くらいでした。(私は酒は好きなのですが、帰りのことがあるので飲みませんでした。)今年はあと明日の本番1回を残すのみとなりました。今年も1年有難うございました。来年もよろしくお願い致します。
今日はN響はお休みでした。夜娘と合わせているとき我が家の長男スリッパちゃんが私のケースの中にチャッカリ収まっていました。

スリッパは私の弾いているのを聴いているようです。

練習が終わってからスリッパをケースから出そうとしても、ケースの中が暖かいらしくなかなか出ようとしません。やっと外に出したらケースがほんわかと暖まっていました。今度のコンサートの練習も段々調子が上がってきています。無気になってガリガリ弾くことの無益さを思い知らされています。
昨日は朝から体調が悪く、いつもは朝ホールに着いてから朝食を食べに行くのですが、昨日は食欲もなく具合が悪いので楽屋で1時間くらい寝ていました。ゲネプロが終わっても体調が戻らず本番までの時間も楽屋で寝ていました。家に戻っても元気が出ず熱を計ったら38.5度あり、すぐ寝ました。ぐっすり寝て今朝起きたら調子が戻りました。昨日今日と第9の演奏会でしたが、私自身は昨日はボーッとしていて何を弾いているのか自覚がないような感じだったので、昨日の演奏会については何も言えません。(昨日は家族が聴きに来ていたのですが見るからに元気がないと言っていました。実は昨日は娘の20歳の誕生日で演奏会の後それを祝うための買い物をしに行ったのですが、買い物の間中私は車で寝ていました。)
ところで本題の第9の演奏ですが、指揮のスクロヴァチェフスキ先生はとても若々しい棒を振られていて、よくやられる第9とは一味違う演奏だったと思います。今回は体調の良くなかった私が弾いていても曲が長いと感じなかったのですから、緊張感が持続した良い演奏だったと思います。ただ昨日も今日も4楽章に入ってから小さな傷があったのが残念です。私は歌のことはよく分かりませんが、もう一息クリアさが欲しかったです。今回は指揮者自身の譜面
を使っているのでいつもと全然違うボーイングなので、譜面をよく見ていないとすぐ弓を間違えてしまいます。(第9は何度も弾いているのでボーイングはほとんど暗譜してしまっていますから、弾いているときボーイングなど見ていないからです。)今回
ff でも音量のコントロールを細かく言われていますから、ちゃんとメロディーが浮かび上がるように聞こえたと思います。
昨日今日とマチネだったせいかとても多くのお客さんが入っていました。今日などは演奏会を聴いた後クリスマスイブを楽しむことが出来るのですから、午後3時からという時間はとても良いです。残りの2回の演奏会は普段通
り夜7時開演です。ウィークデーですから仕方ないです。
昨日今日と休日のせいか盛り場はとても混んでいて車の運転をしていていやになりました。2日とも行きは良かったのですが、帰りはとても混んでいました。(行きはホールまで30分くらいで着いてしまいました。)
今日は第9の練習2日目でした。第9のように何度も弾いている曲だとN響の癖が強く残っていて指揮者とうまくかみ合わせるのが大変です。指揮者の希望に必ずしも応えきれていないのではないかと心配になります。スクロヴァチェフスキさんはとても細かくニュアンスを追及されていて、色々なところで何度も念を押すように練習しています。いよいよ今年の演奏会も残すところ第9の4回の演奏会だけになりました。
日本では年末になると必ず第9を演奏するので、第9は手あかにまみれているようなところがありますが、ヨーロッパではかなりのベテランでもなかなか第9を指揮できないものだそうです。日本ではアマチュアからプロまで第9だらけなのですが。今日の練習を見ていても第9をとても大事にしていることが伝わってきます。日本ではもう少し第9を大事にしないといけないのではないでしょうか。
今日は夕方から忘年会があり楽しんできました。N響の人達を中心とする忘年会でなかなか大規模な会でした。
今日はスクロヴァチェフスキさんの第9の練習でした。速めのテンポでとても若々しい第9です。第4楽章の655小節からが思いの外速くなかった以外は皆速かったです。音量
のコントロールを細かくしていて、不用意に大きく弾くと厳しいチェックが入ります。弦楽器のボーイングはスクロヴァチェフスキさんの譜面
で弾いているので普段のボーイングとはまるで違います。第9などボーイングは暗譜しているの譜面
をよく見ながら弾かないと譜面と反対のボーイングになってしまいます。
練習はとても細かいのですが、前に戻るときも不必要なところまで戻ることはしないので、練習していて助かります。(つまり指揮者が自分のためにやっているのではないので、必要なことしかしないのです。人のせいにして[オケに難癖をつけて]自分のために練習する指揮者がいるのに対して、本当に自信のある人は無駄
なことはしないものなのです。)

今回は前回以上にお元気に見えます。今回の第9はとても充実した出来になると思います。今回23、24日の両日はマチネ、25、26日は夜の演奏会です。
デュトワ先生は一昨日の演奏会の後アフリカに行ってサファリを楽しむのだということをおっしゃっていました。今頃はもう現地に着いていることでしょう。
今日はN響は休みです。夜娘と1月の演奏会の合わせの練習をしたのですが、娘は小さいときから合わせをよく聞いているせいか、自分が弾きながらもこちらの弾き方をちゃんと聞いていてくれるのでとても弾きやすいです。(フレーズの終わりの処理の仕方など言わなくてもこちらに合わせてくれるのです。)学校で色々の人と合わせをやっているのでその経験が活きているのでしょう。ソロばかりやっている人は合わせになると音量
をソロに合わせるというアンサンブルの基本の出来ない事があります。(それぞれの場所でヴァイオリンとピアノのどちらが主導権を持っているかというようなことは当然考えておかなければいけません。ヴァイオリンがメロディーを弾いているのに大きな音で和音を鳴らされると調子狂うものです。)
リサイタルというのは伴奏者次第という部分がかなり多くあります。こちらのイメージを喋っても通
じなかったりすると段々言ってもダメだなという感じになり、無難な弾き方にしてしまうということはよくあります。こういう部分が黙っていても通
じる伴奏者というのはなかなかいないのです。
この演奏会についてはこちらをごらん下さい。
昨日は夕食を食べたら眠くなってしまい、目が覚めたら朝になってしまいました。(このところの睡眠不足の当然の結果
です。)今日は埼玉会館での演奏会でした。プロは
1.フォーレ/ペレアスとメリザンド
2.サン・サーンス/ヴァイオリン協奏曲
3.ビゼー/組曲「アルルの女 」
4.ラヴェル/ボレロ
というものです。最近デュトワ先生は速い曲とゆっくりな曲のテンポのコントラストが非常に対照的になっています。今日もフォーレなどかなり遅めのテンポでじっくり弾くというやり方になっていました。

上の写真は前回の埼玉会館の演奏会の時撮ったものですが、次は今日のゲネプロの休憩時間の時の写 真です。

今日のプロは聴いて楽しいプロだったと思います。デュトワ先生の指揮だと不思議と音量
が出てくる感じです。最近はこういうポピュラーなプロがほとんどなく、やたらに通
好みの曲が多いようです。もっとポピュラーな曲にも焦点を合わせた方が良いのではないかなと思わせる今日の演奏会でした。
ポピュラーな曲を楽しく聞かせられるということも演奏家としてとても大切な条件だと思うのですが、大作路線の方が受けが良いためか今日のような曲は最近ほとんど弾きません。もっと聴いて楽しいという面
を考えたプログラムを作らないといけないのではないでしょうか。(ポピュラーな曲を聞かせられるというのはそれほど簡単なことではありません。手あかにまみれたような有名な曲を弾いて聞いている人をうならせることが出来るとしたら、こんなすごいことはありません。有名な曲だからと言って決して弾くのが簡単なわけではありません。むしろ有名な曲の方が弾くのは難しいのです。有名な分ごまかしが効かないのですから。)
今日は休みだったのでゆっくり練習できました。C定期のカヴァコスさんのチャイコフスキーについては何人かの方からメールをいただいて、皆素晴らしい演奏だったという感想をお持ちでした。チャイコフスキーの演奏ですごく感激があったのはフーベルマンの演奏したレコードを聴いたとき以来です。大体この曲はきりっとした演奏をするのは単純に音がとても多いので大変難しいです。111小節と287小節からの重音の3連音符の部分などなかなかちゃんと聞こえるように弾くのは大変です。この部分は「Poco
piu lento」という指定があるのですが、これを意識して守っている人はほとんどいません。またこの部分の最後の126小節、302小節はほとんどの場合ritardandoするのですが、カヴァコスさんはほとんどrit.せずにほぼイン・テンポで弾かれています。特に後半はその後すぐAllegro
giustoのコーダが続きますが、この部分をカヴァコスさんのように正確に(giusto)弾いているのはとても珍しいです。ロシアの指揮者がチャイコフスキーを振る時によく言うことに「チャイコフスキーは正確に書いているので、書いてないところでゆっくりするな。」ということがあります。その点カヴァコスさんの弾き方はロシア人好みの弾き方というか本来の弾き方なのでしょう。
もう1つとても面白かったのは見えを切るようなところではすごく弓を使っているのですが、基本的にあまり弓をたくさん使わないで弾く弾き方だったことです。(弓巾は大きくないのに上から押し付けてはいないで大きい音が出るのは素晴らしいです。これが出来るのは本当に数少ない人だけです。)日本人の音との違いはよく言われるのは住まいと食事のせいだということです。日本人もヨーロッパにいる時は良い音で弾いていても、日本に帰ってくるとすぐ日本的な弾き方になると言われます。聴いていて感じるのは弓の弦へのあたり方が日本人の感性とはまるで違うということです。指だけまわっていても音に説得力がないと言われる日本人の共通
の欠点を意識させられた演奏でした。
今日もC定期でした。全体の出来は昨日の方が良かったようでした。いつも夜の演奏会なので、マチネだとペース配分が難しいのです。曲目紹介号を見たらカヴァコスさんはシベリウスコンクール、パガニーニコンクールなどで1位
を取ったようです。CDではシベリウスのヴァイオリン協奏曲のオリジナル版と最終稿の両方の録音をされているようです。今日のチャイコフスキーの演奏を聴くとシベリウスも素晴らしいのでしょう。
他の2曲については今日は色々のところで小さいミスが見られました。今回は初日の方が出来は良かったです。演奏会が終わって今日もちゃんと弾けなかったなという気持ちばかりが強かったです。
今日は行きは首都高が空いていてあっという間に着いてしまったのですが、帰りは寄り道して帰ったのでとても時間がかかり疲れました。帰りに秋葉原に行ってPowerbookのバッテリーを買いました。バッテリーは消耗させないように時々使い切らないといけないようです。
次はデュトワ先生の今年の最後の埼玉会館での演奏会です。曲目はフランス物のオンパレードです。
今日はC定期初日でした。今日のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のソリストカヴァコスさんについて昨日変わった響きの人だと書きましたが、今日のゲネプロの前ソリストと指揮者が話している時に駒がどうだとかいう話が聞こえてきました。どうも昨日は駒の調子が悪かったようです。(昨日はA線の音が今一という感じだったのです。)今日はとても素晴らしい音で弾かれていました。カヴァコスさんはテンポについて楽譜に書いてある通
りに正確に弾かれていて、普段よく聞くチャイコフスキーの演奏とかなり違いました。普通
はほとんどの場合無視される細かいテンポの指定を守っていてとてもすっきりした演奏でした。(1楽章のコーダにAllegro
giustoと書いてあるのですが、この通り弾いている例はまずないのです。これを楽譜通
りやると緊張感があります。)またすごい迫力で弾いているのに1つもぶつかる音がしないのもすごいです。また3楽章をノーカット版で弾いたのですが、普通
はノーカットでやると長くてつまらないと思うのですが、今日は1つも退屈しませんでしたし長いとも思いませんでした。日本では全然知られていない人ですが、こういう素晴らしい演奏家がいるのです。今回のチャイコフスキーはこれを聴くだけでも意味があると思います。
今日の演奏会は速いところが演奏不可能なくらい速いテンポで追い上げられたので、終わったらみんなグッタリしていました。とにかく今日は一日とても疲れました。(ゲネプロが終わった後楽屋で昼寝をしたので、少しは良かったのですが。)
今日はNHKホールで練習でした。とても細かくピッチを合わせて、普段あまり弾かないこの2曲を練り上げていきました。画家マチスを午前中いっぱいやり、午後からエニグマとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を練習しました。今日面
白かったのはソリストでした。後ろから見ていると楽器がとても小さく見えてまるで分数の楽器を弾いているように見えます。レオニダス・カヴァコスという人で初めて聞く人です。(私はまだ曲目紹介号を見ていないので、この人のプロフィールは全然知りません。)普通
の日本人の体格だと考えられないような弾き方です。音色はちょっと変わっていて中音域に独特な響きを持っている人です。面
白いのはデュトワ先生は弦楽器の協奏曲をやられることは多いのですが、ピアノ協奏曲を振られることは比較的少ないです。(もっとも来年はピアノ協奏曲がかなりあるようですが。)
明日は今年最後の定期です。年末も迫ってきてそろそろ今年の総括をする時期なのですが、仕事があるうちはどうも落ち着いてそういうことをする気にはなれません。
実は今日の不燃ごみに私の初代のMacIIciとディスプレー、プリンターを出したのですが、ディスプレーだけごみに回収される前に無くなっていました。今更IIciの出番もないので名残惜しいのですが処分しました。パソコン関連の小物などこれからどんどん捨てようと思っています。新年はすっきりした環境を作りたいと思っています。
今日はC定期の練習で、ヒンデミットの画家マチスとエルガーのエニグマを練習しました。どちらの曲も久し振りに弾きました。画家マチスの方が弾く回数は多いので、弾きにくいのはエニグマの方です。こういう曲を練習する時はデュトワ先生はよく最初に通
して弾き、それから速くて難しい楽章から練習していくというやり方をされますが、今回もそのやり方でした。エニグマの速い楽章が速めのテンポなので細かい所など最初の通
しの時にはちゃんと弾けませんでした。といってもその後そういうところをゆっくり分奏させられましたが。
今日の練習を通してテンポ設定の大切さを再確認させられました。同じ音形でもほんの少しテンポが違うだけでものすごく弾きやすさが違います。特に間に合わないと思って細かい音形を急ぐと途端に弾きにくくなります。ベテランの指揮者でも毎回きっちりテンポが決まっている人とその時によってかなりテンポの変わる人の両方がいます。私達から言えばテンポが決まっている人の方が有難いです。
明日は例によってNHKホールで練習です。
今日受験生のレッスンをしていて強く感じたのは、皆自分の問題点はわかっているのですが練習している時は適当に妥協してしまうのです。きちんと1音1音弾くということが面
倒のようで、すぐ崩れてしまうのです。(これは受験生に限らず誰にでも言えることです。私自身も同じ問題点は持っていることを承知で言っています。)でもその人の演奏はその妥協したレベルより上には絶対行かないものです。いい加減に何時間弾いても慣れで解決できる程度には良くなっても、基本的には上手くはならないのです。自分の問題点を正確に把握することから始めないといけません。
いつも問題点を意識しながら弾いていけばいつかそのヒントを掴むことが出来ます。無駄
な力が入らないようにすることがやはり一番大切です。
今年2月に手に入れたPowerbookのバッテリーが消耗してきて持たなくなってきています。といってもバッテリー1つで2時間以上はもつので先代の新品の2400よりは持つのですが。最近PowerbookG3/500の値段が下がっているようで、そろそろ新しいのが出そうです。今のところ何の不都合もないので当然新機種は見送りです。(最近はモデルチェンジの度にがたがた動く気がなくなってしまいました。)
今はメールをやるだけならi-Modeの方が簡単ですし、もっと長いメールならPalmででも出来てしまいます。もっとパソコンでなければいけない理由をはっきり打ち出して魅力的な製品を出さないとパソコンなど売れなくなってしまいます。普通
の家ではテレビとパソコンのモニターと同じようなものが2つあるのはすごく抵抗があるはずです。この両者を上手にまとめることが出来ればとても魅力的なものが出来るのではないでしょうか。今までとは違う観点を持たなければ生き残れないでしょう。
今日は松本の文化会館で演奏会でした。

今回は10型の編成で大ホールでの演奏会だったので、なかなか大変でした。今回は指揮者なしでコンサートマスターの篠崎さんが弾き振りで演奏会をやりました。1曲目のドン・ジョヴァンニの序曲などは棒なしでも大丈夫ですが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲やイタリアは棒がないと合わせにくいところが何ヶ所かあります。こういうところを見ると指揮者というのはやはり必要なのだなとつくづく思います。篠崎さんは弾きながら場所によっては指揮もするのですから大変だったと思います。今回はピアノ協奏曲はソリストがお客様に背を向けてピアノの先をオケに向けてやるという、よく指揮者がピアノを弾きながら指揮をするときの形で演奏しました。(ピアノのフタはとっています。)
ところでヴァイオリンのHさんが松本でソニーのデジカメを買ったようですし、KさんもP1を買われたようです。私は前のFinePIXに較べて起動時間が短くて、1枚撮った後次の写
真を撮るまでの時間が短く、ズームが出来るというような点でP1には満足しています。
KさんはソニーのCLIEも使っていらっしゃいますが、それを見るとPalmはカラーである必要はあまり感じませんでした。(Kさん自身もカラーである必要はないと言っています。)Visorのカラー版にしようか悩んでいたのですが、これならVisorPlatinum(グレースケール)にした方が良いようです。(これは発売が延期されてしまいました。)
今日は市響の演奏会でした。ゲネプロを聴いていて今日は熊倉さんの素晴らしい語りに引っ張られて本番も良い出来になるだろうなと思わせました。いつもに較べて今回は出来が良いです。昨日感じた金管が大きすぎることも今日はかなりバランスが良くなっていました。1人1人を見ると弾けているとは言えないのですが、全体としてはなかなか良い感じでした。今日は皆さん美味しい打ち上げのビールを飲んだことでしょう。今日の演奏会には家内と娘がシェヘラザードを聞きに行きました。なかなかの出来だったと言っていました。
私は会館に用事がありゲネプロの後色々話をしていたので、 結局3時過ぎに会館を出ました。実は電話の延長コードを持ってくるのを忘れていたので家に戻り、それを取ってから出発しました。さすがに日曜日は道が空いていて、松本にはほぼ7時に着きました。明日の演奏会の主催者やソロの松浦さん達の会食に参加させていただいて、楽しい一時を過ごしました。部屋に戻ってウトウトしていたらこの時間になってしまいました。(今は午前1時15分です。)さすがにこちらは夜になると冷えるようで、ホテルの部屋にいても窓から冷気が入ってきます。明日1日で松本を往復するのはさすがにきついので今日はこちらに来てゆっくりし、明日は午前中ゆっくりして本番の後戻ります。
今はホテルの部屋でH"を使ってインターネットにつないでいますが、H"が使えるのなら延長コードは要らなかったわけです。ASTELの時に較べてずっと使用感が良いです。(コードはもしH"が使えなかった時の保険です。)
色々な方に今の体調のことを聞かれますが、今は快調です。ポリープはいくつかあり一番大きいものは長さが2cmほどあったので、結局手術は4回に渡りました。術後1週間は静かにしていないといけないのですが、病院の方のスケジュールでいつも演奏旅行と重なってしまい、今年はほとんど演奏旅行に行けませんでした。
今日は夜市響のゲネプロを聴きに行きました。1曲目のサロメの悲劇については色々問題があり、聴いていてとても気になりました。ですが2曲目のシェヘラザードになったらある程度安心して聴けました。楽器間のバランスなど基本的な部分で克服すべき問題はあるのですが、耳に馴染んでいる曲の場合はなかなかの出来です。熊倉一雄さんのナレーションはとても素晴らしく、これを聴いているだけでなぜこのような音楽になるのかまで分からせてもらえます。ナレーションの入るタイミング、ナレーションの長さ、声の大きさに至るまでちゃんと計算されている素晴らしい語りです。客席で聴いていると演奏より語りの方に引き付けられてしまい、演奏の問題点を聞こうと思っても語りを楽しんでしまいました。この語りを聞くだけでも明日市響の演奏会を聴いても損はしないという感じです。(演奏上の問題点としては難しいところになるとどうしても急ぐという共通 の欠点が見られます。16分音符を見ると途端に一目散に駆け出すのです。また金管が吹き伸ばしになると弦の動きがほとんどカバーされてしまうという問題もあります。頭にアクセントをつけて後は抜くようにすれば良いのですが。)

1曲目のサロメの悲劇の方も指揮者の発案で語りを入れることになりました。これも音楽の流れを掴むためにはとても良いと思います。ただこのやり方は行きすぎると語りの上手さにオンブにダッコということになってしまいます。(音楽のタイミングまで語りによって決まってしまうという部分があるからです。そこまで含めてちゃんと計算している今回のような場合は良いのですが。)

お近くの方はぜひ熊倉さんの語りを聞きながらシェヘラザードの世界に浸ってみて下さい。楽しい一時を過ごせると思います。
自分で弾くためのフィンガリングとボーイングを決めようとして色々の譜面を見ていると、編集者の個性がとてもよく見えてきます。特にバッハのパルティータなどは本当に面
白いです。私の持っているバッハの楽譜はFlesch、Joachimなどの古いものと、Szeryng、Galamian、Schneiderhanなどの割と新しいものと合わせて10種類近くあります。でも結局GalamianとSzeryngのものを主に参考にしています。
MilsteinのCDなどを聴いているとどの譜面とも全然違う弾き方をしていてボーイングを知りたいなと思いますが、それを知ったところで真似できるわけでもないので参考にはなりません。特にボーイングはその人の感性と技術の反映ですから、表面
的な部分だけ真似してもまるで意味がありません。International版にはFrancescattiの編集した譜面
がたくさんありますが、ポルタメントを多用したフィンがリングなど感性の裏付けがなかったら惨めなものです。また素晴らしい楽器でないと開放弦を使っても良い音になりません。
譜面についていうと私が学生の頃はPeters版というと単に安い楽譜で内容についてはあまり信用がおけないという感じでしたが、最近はPeters版も原典版のような譜面
を出すようになってきました。またフランス物など前は出していなかったのですが、最近は少しづつ出てきています。(といっても結局買う段になるとDurand版を買ってしまいますが。)
私自身は演奏会で弾く曲については原典版1冊と演奏家の編集した譜面2〜3冊を買うようにしています。そして原典版をコピーしてそこにボーイングとフィンがリングを書き込んでいます。(原典版がない場合は出来るだけ書き込みの少ない譜面
をコピーしています。)
また参考にするCDの選択も難しいです。結局演奏会をやろうとすると何種類もCDと楽譜を買ってその中から最も気に入ったものを使うようにすることになるので楽譜とCDはいくつも買わざるを得ないのです。
また本番に向けて弦と弓の毛の張り替えの時期をちゃんと見ておかないといけません。最近私がずっと使っていたd'DarrioのProArteというゴールドのE線が生産中止になってしまったので、困っています。
今日は来月の14日のコンサートを控えてのお話でした。
今度の日曜日に市響が市川市文化会館で午後2時からコンサートを開きます。詳細はこちらをどうぞ。
第285回市響 「ファミリー交響楽コンサート」
平成12年12月10日(日)14:00開演
場所:市川市文化会館 大ホール 入場無料
指揮:籾山 和明 脚本・語り:熊倉 一雄 ヴァイオリン独奏:立田 祥子(市響コンサートマスター)
演奏:市川交響楽団
フロラン・シュミット/サロメの悲劇
リムスキー・コルサコフ/音楽物語「シェヘラザード」
初めは私も出演しようかと思っていたのですが、その日に私は松本に行かなければいけなくなったので開演時間の2時には出発しないといけません。ゲネプロにはいるつもりですが、本番が始まったらすぐ失礼します。シェヘラザードは音楽に合わせて熊倉さんの語りがあり、聴いているだけで話の筋が分かるという仕組みになっています。練習の時に聴いた感じではさすがに熊倉さんの語りは素晴らしく、音楽と語りのバランスはとても良かったです。聞いた話ではサロメの方にも語りがつくようです。確かにその方がお客さんにとっては分かりやすくて良いでしょう。
10日に松本に行くのは11日に松本で10月27日に足利でやったのと同じコンサートがあるからです。今回はコンサートマスターの篠崎さんの弾き振りになるそうです。
NHK交響楽団メンバーによる「クリスマスコンサート」
12月11日(月)18:30 松本市文化会館
モーツァルト/ドン・ジョヴァンニ序曲
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番
ピアノ:松浦宏臣
メンデルスゾーン/交響曲第4番「イタリア」
クリスマス・コンサートの後は恒例の第9公演が続いて今年も終わりになります。来年21世紀の初年はどんな年になるのでしょう。来年はN響も色々な企画があるようです。お楽しみに。
今日はN響はB定期の初日でした。8時半過ぎにFMで最後の曲ドヴォルザークのチェロ協奏曲の最後だけを聴きました。それまでレッスンをしていたのでストラヴィンスキーの3楽章の交響曲は聴けませんでした。N響の本当の音というのはNHKホールの時に出ているのでしょうか、それともサントリーの時に出ているのでしょうか。FMを聴いていても響きが違うような気がするのですが。(FMで聴くとオケの中で弾いているのともかなり違う音に聞こえます。まあオケの中で聞こえる音がそのまま聞こえるようだと困るのですが、こんなに違うとオケの中で聞こえる音とは一体何なんだろうと思ってしまいます。)今までずっとNHKホールで定期をやってきているので音は基本的にはNHKホールに合わせているように思いますが、B定期がサントリーに移ってサントリーホールで弾く機会が多くなってきてオケ全体にいくぶん弾き方が変わったように思います。客席で聴かれる皆さんはどのようにお感じになりますか。(特にNHKホールのB定期の頃からの会員の方のご意見を伺いたいです。)
ヨーロッパの一流オーケストラは皆自分のホールを持っていて、そのホールによってそのオケの音が決まっていくという部分があります。日本のオーケストラにはまだこのような意味でのホームグラウンドを持っているオケはありません。この専用ホールを持つことこそ我がN響の悲願なのです。
今日は練習できると思ったら午前中は外国への送金でトラブルがあり、結局午前中は潰れてしまいました。今から思うと学生時代というのは自分の時間が沢山あって恵まれていたのですが、その時はその有難さは分かりませんでした。勤めるようになると初めて自分の時間大切さが分かるのですが、気がついた時はもう遅いのです。でも学生時代は時間の大切さは分かりません。
いくら時間が少なくても毎日コンスタントに弾いているとそれなりに効果が上がるものです。(いくら少ないといっても2時間くらいは弾いていますが。1日30分などという程度ではやったうちに入らないのです。)
まず楽器の反応がまるで違います。ちゃんと弾いていない時は弾き始めてもしばらくの間は楽器が拒否反応を示すのです。音が裏返ったり金属的な音が出たりなどです。それに楽器の反応がよく分かるようになります。毎日コンスタントに弾くことの大切さを再確認しています。
1週間に1日まとめて5〜6時間弾くより、毎日コンスタントに30分弾く方が遥かに効果
が上がります。毎日やるのなら大したことのない課題でも1週間ためてしまったらもう簡単には取り返せません。それが1月も続くともう再起不能ということになります。毎日その場で解決するようにしないともう取り戻せないのです。
街は先月の終わりぐらいからクリスマスの飾り付けが始まっていますが、我が教室もそろそろクリスマス・デコレーションを飾りました。レッスン室の出窓と2階の大きな窓3つにライトの飾り付けをしました。いよいよ今年も後1月を残すのみです。
今日からしばらく降り番で休みです。今日は夕方まで用事で出かけていたので、夜まで自分の練習は出来ませんでした。先週の終わりから思ったほど練習できないのが苛々します。明日からは時間がとれるので良いのですが。
夜練習していたら前にご紹介した我が家の猫スリッパちゃんがヴァイオリンのケースの中にちゃっかり入ってグーグー寝ていました。
今ではこのころよりずっと大人になり大きくなりました。練習が終わってどかそうと思っても全然動こうともしません。
このところ強く感じるのはとにかく自然体で弾くことが大事だということです。とにかく譜面 を普通に弾いてみることが大事なのですが、この普通に弾くということが曲者なのです。自分は普通 に弾いていると思っても、横から見ていて普通ではないということがよくあります。弾くときは絶対に無理して弾いてはいけません。力を抜いたほうが弓のスピードが無理せずに出るからです。
今日は夜ショパンコンクールのガラコンサートがサントリーホールであり、それを聞きに行きました。ガラコンサートは11月27日から12月15日まで15ヶ所で開かれます。東京は11月29日のオペラシティと今日のサントリーホールの2ヶ所で開かれました。東京のコンサートは2回とも空席が目立っています。それにしても若い演奏家を日本で15ヶ所も引き回して演奏させてマネージメントは儲かるのかも知れませんが、演奏家自身は実にかわいそうです。(マネージメントにとってはその時儲ければその人が潰れても、次のコンクールがあれば次の人に乗換えれば何の痛手もないわけで、演奏家は自分で防衛するしかないわけです。でも今日のように空席が目立つようだと決して儲からないと思います。基本的にガラコンサートを日本で15ヶ所もやるという考えそのものが間違えているとしか言えません。日本にそれほどの音楽の需要があるのなら東京のオーケストラを統廃合しないといけないという問題など起こるわけがないからです。)特に2番のコンチェルトを弾くフリターは全日程弾かざるを得ないわけで、かわいそうなことこの上もありません。コンクールを通 ったすぐ後にこのようにこき使ったらそれで演奏家生命は終わってしまいます。今日は1位 のユンディ・リーと2位のフリテルが弾いたのですが、頑張っている反面疲れていることは明白です。もっと周りがこういう若い演奏家をもっと大事にすべきです。何で日本で15ヶ所も演奏させなければいけないのでしょうか。
ところでサントリーホールの前もお化粧がずいぶん変わっていました。

いつの間にか街はクリスマスの前哨戦という雰囲気で、どこもクリスマスツリーを飾っています。帰りに通 ったオークラの別館の前もクリスマスツリーのイルミネーションで飾られていました。これからはN響も毎年恒例の年末の第9に向けて進んで行きます。といってもその前に定期は2つありますが。私は次のB定期は降り番です。(ということで1週間お休みです。)
今日は定期2日目でした。土曜日の午後2時の演奏会ですがA定期です。今日は市川インターで工事があるという掲示があったので朝10時過ぎに家を出たのですが、なんと言うことなしに行くことが出来てなんと11時前には着いてしまいました。それからゆっくりNHKの5階の食堂でお昼を食べて本番に備えました。今日は天気も良く走っていても5階の食堂で食べていても気持ち良かったです。
今日の演奏は1日間が開いたせいか初日より落ち着いていた感じでした。ただ逆に細かい所では何ヶ所かほころびがありました。強いて言えば今日の方が良かったでしょう。ステージの上にいるとどこにいても指揮者が良く見えると思われるかもしれませんが、私のいるところだと前の人との関係で指揮者が前の人の体の中に入ってしまうことがあるのです。(前の人が背が高いというか胴が長いとこういうことが起こります。)こうなるとかすかに見える棒の先と周りの気配を頼りに弾かないといけないのですが、これは結構怖いのです。というのは指揮者の呼吸が感じられないからです。単純に自分のペースで弾くという観点から言うと、目の前で大きく動かれるくらいならむしろ気配を頼りに弾く方がペースが守れるのですが、やはり全体の雰囲気をちゃんと目で確認しながら弾くのでないとまとまりは悪くなります。デュトワ先生はタイミングが速めで動きが大きいタイプなのですが、このあおりをまともに食らうとたまらないのです。いつも自分で先生の指揮を自分に対して翻訳しながら弾くのです。(それぞれのオケは自分の発音のタイミングを持っています。それと棒との折り合いは弾く者が自分でつけるしかありませんから。)
オケ全体の発音は先生の棒が降りるタイミングよりかなり後にずれています。これはオケがずれないで弾くための防衛本能です。指揮者はそのずれを計算して指揮をしますからオケが合わせようとすればするほど棒とのずれは拡大していきます。これはどちらが良い悪いという問題ではなく、オケと指揮者の相性と呼ばれるものの1つです。合わせることだけを考えると棒のモーションは小さい方が良いのですが、そうなるとスケールはどうしても小さくなってしまいます。それをどこでバランスをとるかがそれぞれの指揮者の音楽観価値観なのです。(つまりその人らしさです。)この体の動きの問題は指揮だけでなく弾く方についても同様の問題があります。これはとても根本的な演奏する者の価値観に深く関係する問題です。
今日は気持ちは集中できたのですが、残念ながら何ヶ所か凡ミスをしてしまいました。自分としては不本意でした。
最近マチネが終わって外に出てもうるさい演奏の音がしていないので、お客様も余韻を味わえると思います。「公園内は楽器演奏禁止」という掲示が出ています。終わった時は外はまだ明るいですが、車を走らせているとどんどん暗くなっていき、市川インターに来たらすっかり暗くなっていました。(5時ちょっと過ぎなのに。)
今日はN響は休みでした。(ディジタル放送の開始の式典のためにN響は定期2日目が明日に延期されました。)今日は用事があってNHKに夕方行ったのですが、夜もホールでイベントがあるようでした。夕方4時半なのに7時過ぎのイベントのために列を作って並んでいる人達が沢山いました。ディジタルであろうがアナログであろうと要は内容の問題なのですが、ディジタル放送という言葉で商売しようという連中にのせられている感じです。(ディジタルチューナーなどまだ10万近くもするのです。またチューナー内蔵のテレビも高価です。)多チャンネル化というのは一見良さそうに見えますが、放送に値する内容のある物を作れる能力の総量 はそれほど多くないと思います。却って多チャンネル化で内容が薄まる恐れの方が多いのではないでしょうか。ディジタルとか情報とかインターネットとか言葉に躍らされている面 が多すぎます。所詮は人間がやることなのですから、人間の出来る総量は限られています。それを考えるとこの多チャンネル化は良いことより懸念材料の方が多いと思うのです。
明日はこのディジタル放送に追い飛ばされたN響A定期2日目です。午後2時からのマチネですから、聴きに来られる方は充分ご注意下さい。