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今日は昨日私が書いたことに対するメールをとてもたくさん頂きました。皆さん私と同じことを感じられているようで、私はとても力づけられました。とても多くの方からメールを頂いたので、お返事は差し上げられませんがメールは全部読ませていただきました。本当にありがとうございました。これからも今まで通 りの路線で頑張って行こうと思いました。
今日のオーチャード定期でした。ギルバートさんはとても気さくな方で、楽員に気楽に声をかけられます。今日は本番前に私は声をかけられて東京のホールについてしばらく話をしました。今日は私はピアノ協奏曲が曲降りだったのですが、その時に舞台袖で話をしていたら、ギルバートさんの場合色々注文されることが「なるほど!」と思えるという話になりました。決して安易にOKを出すわけではないので、同じ個所を何度も弾かせることが結構あるのですが、なるほどと思わせられます。有名な指揮者でも「何をトンチンカンな事を言ってるの!」と言うような注意を得意満面 とやる人がいるのに反して、ごく当たり前のことを言われています。まだ30台半ばなのにあれだけのブラームスを指揮できる人はそう滅多にはいません。終わった時のお客様の表情もとても和やかで今日の演奏を聴いて納得した様子でした。とても暖かい拍手でした。音色をとても大切にされる方で、硬い音だと必ず注意されます。またフレーズを長く流れるように弾くということをよく言われます。明日は高崎、明後日は仙台の演奏会です。高崎、仙台の皆さんご期待下さい。私としては絶対にお奨めの演奏会です。
今日もギルバートさんの練習でした。まだ36才位だとのことですが、とても素晴らしいブラームスです。バランス、テンポ、音楽性どれをとっても素晴らしいです。練習も短い時間でとても効果 的に進められます。たとえば曲頭のアウフタクトについても非常に微妙なタイミングを要求されています。ギルバートさんの思った通 りになっているかどうかは分かりませんが、練習は進んでいきました。これは良い指揮者に共通 したことなのですが、オーケストラの状態を見ながら注文をする範囲をきちんと決めて、まず大切なことから1つ注文し、それが直ったら次の問題に取り掛かるということを何回も繰り返していくのです。ですからこのようにして問題点を片付けていきますから、1日の練習でも3日の練習でもちゃんと本番に備えられるのです。
この前の定期について書いたことに対するメールを読んでいて感じたことがあります。ある演奏会がすごく良いものであったとします。その時指揮者の資質が一番それを支えるものであることは私ももちろん否定しません。ですが指揮者が誰であれ演奏しているのはオーケストラなのです。指揮者の音楽性だけで演奏が成り立っているわけではありません。オケと指揮者の双方で演奏が成り立っているのです。演奏が良いものになるためにはオーケストラも良くなければいけないのです。N響の普通
の定期ではお客様の反応は指揮者にはもちろん大拍手ですが、演奏したオーケストラにも同様に拍手していただけます。(だからこそ私たちも大拍手をいただけば、私たちの演奏も側面
から指揮者を支えられたのだなと思って弾き甲斐を持てるのです。)もちろん指揮者は音楽的にもっとも重要なリーダーです。(次に大切なのはコンサートマスターでしょう。)ですがオケというのはこのリーダーだけで成り立っているのではありません。名演奏が出来たとしてもその時にそのリーダーだけが素晴らしかったというようなことは絶対ないのです。皆が協力して一つの方向を向けて、皆の歯車が合った時にしか名演奏は出来ないのです。オーケストラは指揮者の奴隷ではないのです。そのことがお分かりいただけない方に色々言われても私としてはお返事のしようがありません。オーケストラというものをもっと分かって下さいとしか言えません。(指揮者しか見ていないのではオーケストラ音楽の楽しさが半分も分かっていないとしか言えません。)
更に言うなら音を通してその主張をすべきだと思うからこそ、この前私たちはあのような演奏をしたのです。あの演奏はN響が音を出したのです。もちろん指揮が良いから演奏が良くなったのは間違いないです。ですが名演奏は指揮とオケが両者で作ったものです。(指揮者が棒を振っても誰も弾かなければ演奏にはならないのです。)
その事までちゃんと分かって物を言うのでないと、その演奏会を音楽として評価したことになりません。
今日はアラン・ギルバートさんの練習でした。とても音楽が自然に流れ、力まないで弾ける指揮です。今回のオーチャード定期のプロは
1.弦楽のためのレクイエム/武満徹
2.ピアノ協奏曲/シューマン
3.交響曲第4番/ブラームス
です。とても正統派の音楽です。このところ編成の大きい物ばかりやっていたので、
こういう室内楽的な曲をするのは良い刺激になります。編成の大きい曲というのはただがなるだけで終わってしまうという危険性が大きく、質を吟味した音の出し方を再度やり直さないといけないのです。この演奏会をお聴きになる方はご期待下さい。
今朝ギルバートさんに練習室の前で会ったらホームページはどうですかと聞かれました。最近は指揮者の方に声をかけられることが時々あります。
今メンバー紹介号の取材が進んでいるのですが、その写真を撮る方がPowerMac7600を使っていらっしゃるそうです。最近AirMacを買ってLANを組もうとしたのですが、うまくいかないと言うことで相談されたのですが、私もAirMacは使っていないのでよく分かりません。ところでこのメンバー紹介号は夏の演奏旅行の時に売り出されると思います。お楽しみに。
今日は若い楽員さんの結婚披露宴があり、それに行ってきました。私は娘がもう19才ですから結婚したのはずいぶん前の話ですが、今日の披露宴でその頃のことを思い出しました。(その頃の初心を忘れている今日この頃だとつくづく思いました。)
その後帰りに秋葉原によって昨日昇天してしまったインクジェットのプリンターを買い替えました。(カラーですぐプリントする必要があるので、修理など待っていられなかったのです。)新しい機種はHPのDeskJet970CXiです。前に使っていたDeskWriter694Cとは比べ物にならないくらい速くて綺麗です。家に帰って早速セッティングしてプリントしました。
今日はいただいたメールの中から定期の練習について教えて欲しいという物があったので、それについて書きます。定期は基本的に練習は3日です。N響の練習は朝10時から午後3時15分までです。(細かく言うと10時から11時まで練習し、15分休み、11時15分から12時15分まで練習して昼休みです。午後は1時15分から2時15分まで練習して、15分休み、2時半から3時15分まで練習します。)そして定期の初日は朝11時から午後1時15分までゲネプロ、夜7時から本番というスケジュールです。そのオケによって1日の練習量
は幾分異なりますが、どのオケでも大体このようなスケジュールになっていると思います。練習日数については指揮者によるともっと長く欲しいという人もいるようです。ですがほとんどの場合この形をとっています。ですから最初がC定期(火、水、木が練習、金、土が本番)、次がA定期(月、火、水が練習、木、金が本番)、最後がB定期(日、月、火が練習、水、木が本番)という順に並ぶことが多かったのですが、最近は東京での定期の曲目を地方にもって行く場合があるので、順番は時々変わります。
この程度で練習が足りるのかということを聞く方がいます。名指揮者の場合だと何日あっても足らないという場合もたまにありますが、ほとんどの場合はこの3日の練習で充分です。中にはこの3日の練習でも持て余している人もいるのです。(どうでも良いようなことで止めて講釈を始め、単に繰り返して弾かせるだけの意味のない練習ばかりするのです。中には自分が自信がないから何度かやりたいのに、人のせいにして何度も弾かせるという強者もいます。)
オケの練習というのはオケで弾く曲を弾けるようにするためのものです。この外に自分の練習は家でやります。(上手くなるためにはこれは欠かせません。)
今日は朝からレッスンがあり、夕方から市響の弦分奏の練習に行きました。今朝は起きた時から体がしんどかったです。先程その練習から帰ってきて夕食を食べた後演奏会のビデオを見て、演奏会というのは演奏家とお客さんが共同で作り上げるものだということを強く感じました。お客さんが興味がないという反応をしている時は(子供ばかりでちゃんと聴いていないような時)弾く方は気が散ってしまいます。演奏家がのってきてお客さんもそれにつられてだんだん盛り上がってくるというのが一番良い姿です。
その点昨日の初めの拍手はまだ1つも音を聞いていないうちにあのように盛り上がられると弾く側よりお客さんの方が先に行ってしまっていて、弾く側としては取り残された気分です。「わしらがどう弾くか分からないうちからこの拍手かい?」というのが昨日本番が始まる前の拍手を聞いた時の私の偽らざる印象です。これではヒイキの引き倒しとしか思えません。こんな拍手のされ方ではご本人もうれしくないと思います。ちゃんと音を聴いてそれが良いと思ったら初めてそれにふさわしい拍手をするというのが演奏家に対する仁義だと思います。昨日のようにされると私たちN響は付け足しのようにしか感じられません。
やはりちゃんと聴いて、もし演奏が良かったら大拍手をして欲しいのです。
こういうことは高齢な演奏家が来日して演奏会を開いたりすると時々感じます。やっと弾いているというような感じの演奏なのに、お客さんだけが勝手に盛り上がってアンコールの催促ということもあります。(私は実際にこういう経験があります。)こういうことばかりやっていると若い無名な演奏家は絶対に世の中に出られません。名前が出ていなければ人が振り向いてくれなくて、お客さんも呼べないので商売にならないというのではこれから音楽界を支える若い人は一体どうしたら良いのでしょう。今の若い人達の中には私たちの若い頃に較べてはるかに音楽的にも技術的にも成熟している人がいます。(そういう人は数少ないですが、私たちの若い頃に較べると多くなっています。)そういう人達にももっともっと目を向けるべきです。もっと音をちゃんと聴いて下さい。音楽ではなく一種の宗教だというのなら話は全然別
ですし、これだけの動員力があれば商売にはなるでしょうが、これでは音楽は育ちません。
今日は定期2日目でした。演奏会が始まるときから演奏会が終わった時のような拍手があり、妙な気持ちになりました。このような拍手をするのは一応演奏を全部聴いてからにして欲しいです。今日はとにかくズレないことに神経を使いとても疲れました。先生の指揮に慣れていないので、どうやっても先が分からず疑心暗鬼のまま弾くことになりました。でも今日聴きに来られたお客様は初めから結論を決めてかかっているようなのでこのような事は問題にならないのかもしれません。演奏について言えば昨日の方が良かったでしょう。それにしてもこれだけの熱狂的なお客さんを集めるのはすごいことです。でもN響の定期演奏会という感じはしませんでした。いつもの定期演奏会とは雰囲気が全然違いました。
とにかく気疲れの一日でした。
今日は定期初日でした。チケットは完売だそうで、ステージに上ったら満席に見えました。結論から言うと今日の演奏はN響が朝比奈先生とやった物のうちでも一番良い方に属するものだと思います。但し昨日書いた心配は当たってしまい、1ヶ所ズレてしまいました。でもコンマス(堀さん)の合図で、それほど大事にはならないですみました。でもとても気持ち悪かったです。テンポについては本番の時は弾いていても普通
のテンポでしたし、全体もほぼ70分でした。(1楽章の初めと3楽章の第1主題はかなり遅かったです。)その点は私の心配は実現しませんでした。
それはそれで大変良い事なのですが、演奏を聴かれる方には関係のないことですが我々にとっては練習は一体何の意味があったのだろうかという疑問が湧いてきます。昨日までの練習のテンポは何かお考えがあってのことだとは思いますが、本番とこんなに違うのでは練習の時にあんなに粘って弾いたのは一体何だったのでしょう。私にはどうしても合点が行きませんが、演奏自体はなかなかの好演でした。
私自身はもっと自由に弾かせてもらえるお釈迦様のような指揮者の方が合います。(勝手に弾きまくっても指揮者の手の平の上で踊る孫悟空のようにコントロールされてしまう指揮者がいるのです。朝比奈先生の場合は弾き方を細かく指定されるので私は自発的に弾いている気分にはなれません。)
今朝NHKに着いて5階の景色の良い食堂に行ってモーニングを食べている時にAN-X1を使ってみたのですが、電波が強いせいかとても快調に使えました。3つのプロバイダーにメールを読みに行くのですが、ちゃんとメールを読みに行けました。この前練習所で試したときはうまくいきませんでした。いつもこの調子でいくと良いのですが。
今日もA定期の練習でした。練習も3日目を迎えてみると色々考えさせられます。誤解されるかもしれませんがその点について述べます。
もっとも気になるのがテンポの問題です。普通の演奏時間は70分くらいですが、今回は最低でも10〜15分くらい長いです。これくらい時間が違うとテンポが重いというようなことでは片付けられないくらい表情が違ってきます。(普通
テンポが遅いと言ってもせいぜい誤差は2〜3分くらいのものです。)実際テンポの変わり目では次のテンポが分からないので少なからず混乱が生じています。「棒を見ないで
in Tempoで」と言われてもあれだけ確信をもって振られては、オケがそろって動くことなど出来ません。
今回の定期は朝比奈先生を聴きに行く定期です。ですから普通のブルックナーの9番を期待する人が聴きに行ったらビックリすると思います。朝比奈先生の世界に浸りきらなければいけないのです。(クライマックスの所などを弾いていると、92歳の人が指揮しているとは思えないほどのスケールがあります。その点については脱帽の一言です。)ただ私たちも何度もブルックナーの9番は弾いていますから、この曲のイメージははっきり持っています。(それぞれの個所のテンポなども含めてです。)ですからあまりにも堂々としたテンポはオケに混乱をもたらします。(拍の単位
が棒を見ていても4分音符なのか8分音符なのかが分からないことがあります。)本番の時にこれが起きないことを祈るのみです。
また音量についても全体にすごく大きく弾くように言われますが、この点についても普通
は fff まであるのですから、f は無気になって弾くなということをすごく言われます。(特にドイツ系の指揮者はその事についてはとてもうるさいです。)ですが今回はその点も普段とかなり違います。もちろんそれが朝比奈先生の解釈ですからそれは守ろうと努力はしますが、その点についても弾く側の混乱があります。
いつも先生と演奏しているオーケストラならこういう問題はないのでしょうが、N響は年に1〜2回しか共演しませんから、合わせること自体が大変な作業になります。(弾く方もちゃんと物事が進むようすごく気を使っています。自分のオケのことですから。それでも追いつかないところがあります。)このように合わせることに一番神経が行くような時は、どうしても音楽が止まってしまうのです。ですからなおのことテンポが落ちていってしまいます。明日は何事もなく進むことを祈っています。
今日もA定期の練習でした。朝比奈先生はさすがに練習時間を全部やるのはお疲れになるようで、練習は早めに終わりました。今日は3楽章だけをみっちりやりました。いくら早く終わると言っても練習の間中立ったままで指揮されるのですから頭が下がります。音もちゃんと聞こえているわけですからその点もすごいです。世界的に見ても稀有な存在です。指揮者だからこそ出来ることです。
先生は全体に大らかに弾かせ、その中からスケールの大きさを表現するというやり方をされています。特にかなりゆっくり目なテンポから弾き出される重量
感はすごいものです。2日目になると先生の指揮にも馴れました。
明日もう一日練習して明後日からいよいよ本番です。今回も満席になるのでしょう。
N響の人は楽器を持っていく必要があるので車で動く人が多いのですが、今回のように編成の大きい時は狭い駐車場に何十台という車が入るので、大騒ぎになります。練習の時はいつも車がぎっしり並びます。今回はブルックナー1曲ですので問題はないのですが、いつもは曲によって出番が違うので、終わった人は早く帰りたいので出口の方の場所をとりたいのです。(練習は大体編成の大きい物から順にやっていきます。)10時から練習なのですが、早い人は7時半位
には練習所に着いているそうです。(私は大体8時ちょっと過ぎに着いています。)9時頃には車で来る人はほとんどが着いています。私も電車の時は9時半すぎに着いていたのですが、車になってからは8時半には必ず着いています。そんなに早く行く理由は時間が読めないこともあるのですが、一番の理由は帰りにすぐ帰れる所に車を止めたいからです。狭いところに何十台の車が入るので、一番奥に入れることになると出られるまでにすごく時間がかかります。
ホールでの演奏会の時も帰りにはお客様の車もたくさんいるので、駐車場から出るだけで、出てから家に着くまでと同じ位
の時間がかかることもあります。 それでも車の方が電車より早く帰れます。(私の場合は電車だとホールから家まで1時間10分くらいかかりますが、車だと速くて30分、かかっても1時間あれば確実に帰れます。平均すると40分くらいです。)
今日は朝比奈先生の練習初日でした。92才という現役最長老の先生ですが、立っている姿を見るととてもお元気です。ブルックナーの9番は70分の大曲ですが、その間ずっと立っていないといけないわけですからそれだけでも立派です。今日は第1,2楽章を練習しました。普段弾くのよりはかなりゆっくりなテンポで進む第1楽章はとても堂々としています。先生の指揮でいつも弾いているわけではないので、タイミングなど呑み込めないところがかなりあり、まずそれに慣れるだけでも大変です。曲自体はそれほど拍子が複雑な曲ではないので、テンポの変わり目さえ分かれば良いわけですから、何回か弾くうちにだんだん呑み込めるでしょう。曲目紹介号にも書いてありますが、お客様を勘定に入れてもホールの中で最高齢な人がブルックナーの9番を振るということです。N響・朝比奈のコンビでの9番は1978年以来とのことです。
今朝練習所について試しにAN-X!を使ってみたら、初めは2回ほど接続に失敗しましたが、3回目で接続できました。その後接続を切って再度接続してもちゃんと接続できました。ただ電波の状態の所為かも知れませんが、時々切れてしまうことがあります。まだ手放しで喜べる状態ではないようです。但しつながっている時はすこぶる好調です。
今日は昨日勉強会をやったので、レッスンは1人だけでした。(N響は休みです。)その後はゆっくり休みました。ところで昨日も書きましたが、練習は自分の為にするものなのだということが分かっていない人が多すぎます。練習は人のためにやっているのではないのです。自分が弾く時に気持ちに余裕を持てるためにやっているのです。ですから練習で適当に妥協する人は本番の時にその報いを受けるのですが、その報いを受ける原因が自分にあると思っていないのです。弾いている本人が「こんなんでいいのだろうか?」と思っているのに、聴いている人にアピールするはずがないですよね。人の弾くものを聴く時には誰でもそう思うのに、自分が弾く段になると自分の場合だけは例外だと思うようです。誰でもどうすれば良いかは自分でよく分かっているのに、実際に自分がやる段になると手を抜くのです。これは私の自分に対する戒めの意味も含めて皆が考え直すべきことです。
明日からは朝比奈先生の定期です。朝比奈先生や今は亡き山田先生の後を追う若い(中堅の人も含めて)指揮者が少ないことはとても心配です。これは指揮者に限らないことですが、最近は若い演奏家が新たに世の中に出て長持ちできるような環境がないです。一度名前が出てしまうとかなりズッコケタ演奏をしていてももてはやされてしまうし、反応を見ていると音を聞いていっているのではなく、ジャーナリスティックな受け売りだけで色々言っているとしか思えないような反応が多すぎます。妙に知識の先走った反応より、黙って聴いて演奏に感じるところがあるかどうかを聴くという方がずっと健康だし、将来の音楽界が伸びると思うのですが、いかがでしょうか。(私は音楽は分かりませんがこう感じましたというようにおっしゃる方のご意見の方がほとんどの場合ずっとずっとまともですし、演奏する側にとって参考になります。)
演奏は弾いてしまえば全て過去のものになってしまうのです。この人の何年のどこそこでの演奏は最高だったと言っても、同じ人が今ここで同じ演奏を出来るわけではないのです。過去のその演奏を評価することはとても大事ですし、それは大切な文化的資産です。ですが後を追って出てくる若い人に対して、過去の大家の名演奏と違うからまだ修業不足だというのはおかしいです。何度も言うように過去の名演奏は一つのお手本です。ですがこれからの演奏家はその大家とは違う人なのですから、若い演奏家を過去の演奏を基準として評価するのは間違いです。もちろん若い演奏家が何をやっても良いとは思いませんし、おかしなところがあれば批判されるべきでしょう。でも逆説的に言うと批評をするということは、批評する人のスタンスも逆に評価されるということでもあるのです。(批評することにその人の価値観、人生観、人間的度量
などが出てくるからです。ですから演奏会は必ず自費で聴くという批評家の方もいっらしゃいます。昔のように弾きもしない曲の批評を書くような人は当然のことながら今は生き残れないです。演奏家とちゃんと話をして演奏家が何を考えているかを分かろうとしている方もたくさんいます。)
今日はNHKの509スタジオで名曲アルバムの収録でした。いつもと変わらない収録風景でした。
今日は一日色々なところで事故が多かったです。週末しか運転しないドライバーが多いので、普段とはまるで違う流れで危ないです。
妙に強引か、おっかなびっくりかのどちらかの人が多く、人によってスピード差が大きいのでとても危険です。
今朝NHKに着いて早速食堂に行き、一昨日試したASTELのAN-X1をまた使ってみました。やはり前のカードがおかしかったようで、今回はちゃんと気持ち良く接続でき当たり前のこととは言えうれしくなりました。今日は時間の都合でAN-X1だけで32kの接続を試しただけですが、20分くらい続けてちゃんと接続でき、その後一度接続を切った後もまた接続できました。これで旅行中もAN-X1だけで過ごせそうです。(ASTELの通 じないところでは内蔵の56kモデムを使う必要はありますが。)カードだけでインターネットに接続できるのは快適です。
収録の後あわてて市川市文化会館の大会議での勉強会に行きました。今日の印象はいつもと同じで、こういう本番で普段の練習の具合が見えてきます。普段いい加減にやっている子は、本番のプレッシャーがかかると物の見事にあがってしまいます。練習は本番の時に自信をもって弾けるために自分を納得させるためにやるものです。やはり手を抜かずにやる子は上手です。
最終的には器用さは身を助けません。もちろん無駄なことをしないという意味では器用でなくてはいけません。ですがいざという時に器用さで何とか切り抜けられると思っている子は必ず失敗します。要領の良さなどを誇っているようではいけません。このことを自分にも言い聞かさなければいけないなと再確認した一日でした。来週はいよいよ朝比奈先生の定期です。
今日はN響はお休みです。明日は名曲アルバムの収録(録音)があります。昨日から娘のリサイタルのテープのダビングをしています。親テープはminiDVで撮ったものです。それを普通
のビデオに落とすのですが、親テープは劣化させたくないのでそれのディジタルコピーを撮りたいのですが、上手い方法がありません。仕方なくアナログでminiDVに今移し替えています。まだDVのデッキというようなものが出ていないようなので、私の持っているDVではディジタルコピーはできません。DVはとても画質が綺麗なのに、それを普通
のVHSに落とすとかなり画質は劣化します。これならDVのアナログコピーからでもVHSに落とすのなら充分な画質が確保できそうです。
演奏会の記録を撮るのならDVのちゃんとしたカメラを使えば普通の使い方なら充分な画質です。
もう一つの問題はDVからVHSへのダビングは演奏会と同じだけの時間がかかるのです。(倍速ダビングのような方法がないから。)
コンピューターの雑誌を見るとそろそろ夏のボーナスですから、買い物特集が出ています。それを見て思うのですが、最近は高機能の機種を買ってそれを長く使うというのはあまり得な気がしません。たとえば私の場合デスクトップはPowerMac8500/120ですが、それにまず604/200MHzのボードを入れ(約10万)、次にグラフィックのボード(NexusGA 7万弱)、次にG3/300Mhzのボード(これは約5万位
)、それにUltraATA33のボード(TurboMAX 2万弱)と20GBのHDD2つ(4万ちょっと)、最後にメモリーとかけていますが、これだけのお金をかけるのならG4/450MHzが買えてしまいます。そしてG4の方がはるかに速いわけですから、がっくり来ます。それに周辺機器も今のUSB接続のものの方が安くて性能が良いのです。
私がMacを始めた頃と今とではパソコンというものの意味がまるで違っています。あの頃は新しいソフトが出たり、バージョンアップがあるとワクワクするような機能がついてきたものですが、今ではどんなソフトでも大同小異です。もともと機能を使いきっていないソフトがバージョンアップしても、普通
に使うのでは何が出来るようになったかなど表に見えてきません。と分かっていても買う段になると高機能な物の方を買ってしまうのですよね。
明日は生徒の勉強会です。これからその準備をします。
今日は定期2日目です。結論から言うと今日の方がノリが良い感じでした。シューベルトも今日の方が音が柔らかいかなと思いましたが、本当のところは良く分かりません。以前と較べて最近は内声(2nd.VlnとVla)が充実して聞こえるようになったという話を聞きます。この前のハイドンも放送(FM)で聴くと各パート1プルトづつ減らしても良いくらい音が出ているのですが、オケの中で弾きながら音を聞くとそういう感じはしません。これはホールが違うせいもあるでしょうから、一概には言えません。シュニトケのビジュアルカデンツァは今日は昨日と違う人のひざに腰掛けていました。曲の最後の大破壊の部分では諏訪内さんは髪を下ろしていました。諏訪内さんの演奏は曲の雰囲気の割には端正な演奏で、綺麗に全部の音が出ていました。
長い前半の後ヤナーチェックはあっという間に終わってしまった感じです。ロバートソンさんはいつもにこにこ飛び回っています。この奔放な明るさには脱帽です。
今日サントリーホールに行く前にASTELショップに行ってデータ通信カードAN-X1を交換してもらいました。ホールに行って駐車場で新しいカードで試してみたら(アンテナは2本ないし3本というところです。)、ちゃんとインターネットに接続できました。カード単体での32kの通
信も上手く出来ましたし、AJ25をつないでの64kの接続も上手く行きました。さすがに64kだとホームページの表示も速いです。この感じだときっとうまくいくと思います。
やはり私の思った通りカードが悪かったようです。
それは良いのですが、ASTELショップは場所にもよるのでしょうが手際が悪くて時間ばかりかかってイライラさせられます。窓口の人が仕事の内容が分かっていないというところが多すぎます。
今日は定期初日です。ゲネプロの時と本番の時とでは全然雰囲気が違います。シュニトケの速い楽章などとても細かく指揮されるのですが、かえってそれが災いしてとても合わせにくいです。それに細かく指示される割に、テンポがよく分からないのです。ヤナーチェックの終わりなど堂々とはしているのですが、棒を見ていて次が予想できませんでした。これは私の印象ですから他の人がどう感じたかは私は知りません。
1曲目のシューベルトはあまり印象に残らない感じです。2曲目のシュニトケは面
白かったと思います。この曲の中にはビジュアル・カデンツァというところがあり、何をやっても良いが視覚的にパフォーマンスをしろというところがあります。
クレメルの場合は悪魔的にものすごい勢いで弾いている格好をしているが弓を弦から浮かしていて何の音もしないというパフォーマンスをしていたそうです。今回の諏訪内さんの場合は、色々の人の座っている上に更に腰掛ける格好をするというパフォーマンスをしていました。これは本番の時に突然やられたので、オーケストラの人も皆ビックリしました。明日は何をされるのか楽しみです。
最後のヤナーチェックは私が入団した時にマタチッチ先生が指揮された時の印象が強過ぎます。それから今まで1回か2回弾いていると思うのですが、弾いたことは覚えていますが誰の指揮かも定かではありません。
ロバートソンさんはいつもにこにこして明るい人です。私たちを不必要に緊張させないのでその意味ではとても良いのですが、指揮の明瞭さという点ではちょっと困ります。大家が皆はっきりと振っているわけではありませんが、テンポが一定しないのと速すぎる点は「?」です。歌い方など面
白いところがあるのですが、それが必ずしも生きていません。この前の定期を聴いていて感じたのと、今回自分で弾いたものとの間にとても大きな落差があり、いささか理解に苦しんでいます。この前のハイドンなど聴いていてとても充実して聞こえたのです。こういうところで自分の立場によって同じ人の指揮でも印象がまるで違うので、こちらもビックリさせられるのです。
今日も定期の練習でした。指揮者は日本語を覚えていらっしゃるようで、時々日本語で弾く場所を指示したりされます。自分のイメージをとても強く持っているようで、色々な場所について細かく説明されます。ただ私にはよく意味が分からないところが沢山ありました。
ヤナーチェックについては昨日と同じ印象です。今日初めてやったシュニトケのヴァイオリン協奏曲についてはリズム的にとても面
白い曲で、 弾くのも聴くのも簡単にはリズムが呑み込めませんでした。たとえば表側は普通
に16分音符4つごとに音程が変わるのですが、同時に裏側は16分音符3つごとに音程が変わるのです。速いテンポの中でこれを弾くのは裏側はとても大変です。この曲で特に面
白いのは第2ヴァイオリンの一番後ろのプルトの人にとても目立つソロがあることです。ソロと同じ動きを1小節遅れで弾いたりするのです。今回は平野さんがそれを弾かれています。練習中に皆の喝采を集めていました。この曲は音だけ聴いていても譜面
を見ていても分かりにくい曲です。4楽章形式でそれぞれの楽章がかなり長いので、全体で35分位
かかる大作です。今回は前半はかなり長いのに後半はシンフォニエッタ1曲ですぐ終わり、バランスが悪く感じます。
アマチュア・オケのページを新しくしました。従来の物も残してあります。
今日沢山の方からメールを頂きましたが、皆さん今の方が読みやすいというご意見でした。今のまま行きたいと思います。今日メールをいただいた皆さん、ありがとうございました。
今日はN響はデーヴィッド・ロバートソンさんの指揮で、ヤナーチェックのシンフォニエッタとシューベルトの5番の練習をしました。シンフォニエッタはとても面
白い曲だと思うのですが、10年に1回ぐらいの割合でしか演奏されません。もっと演奏されても良いと思うのですが。この曲は繰り返し記号で書かれているところが沢山あるのですが、フレーズが単純に4小節になっているわけではないので、2番カッコに入るところで1小節余計に弾いたりしやすいです。ヴァイオリンはあまり弾く分量
は多くないのですが、結構複雑なリズムとフィンガリングをしないといけません。1楽章のファンファーレのメロディーがフィナーレ第5楽章の終わりに全オーケストラの伴奏付で再現されますが、このメロディーはとても印象的です。シューベルトの5番は全然休みのない曲で、弾いているととても慌ただしくなってしまいます。今日の練習はとても疲れました。
明日はこの2曲のほかにシュニトケのヴァイオリン協奏曲もやりますが、この曲は第2ヴァイオリンの一番後ろのプルトの人にソロがあります。ソロと同じことをやるそうです。どのようになるか楽しみです。
今日はこのあとN響についての話し合いがあり、今帰ってきたところです。 早く寝ます。
昨日の演奏会のためにレッスンを沢山やり残していたので、今日は朝からレッスンでした。昨日ディジタルビデオで演奏を取っていただいていた物を、今日全部見ました。こちらも本人もまた思い返して色々反省する部分が沢山ありました。昨日の演奏会は前半は気持ちの方が先走っているというか意識過剰の部分がありました。でも後半になってからは演奏そのものにのって行けたというのが本人の感想です。本人はピアノが右手の中音部から高音部の間くらいのところが、一生懸命弾いても自分の思ったような反応をしてくれないと会場練習の時から言っていました。会場で聴いている限りでは違和感はないのですが、弾いている本人はとても気にしていました。
こういう弾いている人の感覚と聴いている人の感覚が違うというのはよくあることなのですが、弾いている本人が音が会場に行っていないように感じるのに、客席では大きな音で聞こえるというのは珍しいです。大抵は弾いている本人は気持ち良く弾いているのに、会場では響いていないというのがよくある例です。こういう時は演奏中に自分の弾いているものが客席によく伝わっていないことに気がついた時に大抵自爆してしまうのです。(音が行ってないことに気がついた途端に、力任せに弾いて音を潰してしまうのが普通
です。私も何度かこの状態になりました。)
全体としては3日に弾いた時より段違いに良くなっているというのが結論です。 演奏する場を踏むことが一番大切という当たり前の結論です。
明日からはB定期の練習です。ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」がメインで、シューベルトの5番とシュニトケのヴァイオリン協奏曲が前半です。今回はサントリーホールですから一昨日書いたホールの響きを再確認できませんが、今度の朝比奈先生の時には意識して聴いてみようと思っています。
この前ヴァイオリン関連のページのレイアウトを変更した時にフォントの大きさを一段階小さくしてみたのですが、アップロードしたものを読んだらあまり読みやすくなかったので今までの大きさに戻しました。たとえばこのページのフォントの大きさについてのご意見を教えていただけないでしょうか。(これ以上に大きくする気はありませんが、今の大きさが良いか、それとも一段階小さくしたほうが良いかという問題です。次に一段階小さい文章を例として今日の分を小さくしたものを次に載せます。ご意見をお聞かせ下さい。お願いします。)
(昨日の演奏会のためにレッスンがを沢山やり残していたので、今日は朝からレッスンでした。昨日ディジタルビデオで演奏を取っていただいていた物を、今日全部見ました。こちらも本人もまた思い返して色々反省する部分が沢山ありました。昨日の演奏会は前半は気持ちの方が先走っているというか意識過剰の部分がありました。でも後半になってからは演奏そのものにのって行けたというのが本人の感想です。本人はピアノが右手の中音部から高音部の間くらいのところが、一生懸命弾いても自分の思ったような反応をしてくれないと会場練習の時から言っていました。会場で聴いている限りでは違和感はないのですが、弾いている本人はとても気にしていました。
こういう弾いている人の感覚と聴いている人の感覚が違うというのはよくあることなのですが、弾いている本人が音が会場に行っていないように感じるのに、客席では大きな音で聞こえるというのは珍しいです。大抵は弾いている本人は気持ち良く弾いているのに、会場では響いていないというのがよくある例です。こういう時は演奏中に自分の弾いているものが客席によく伝わっていないことに気がついた時に大抵自爆してしまうのです。(音が行ってないことに気がついた途端に、力任せに弾いて音を潰してしまうのが普通
です。私も何度かこの状態になりました。)
全体としては3日に弾いた時とはより段違いに良くなっているというのが結論です。
演奏する場を踏むことが一番大切という当たり前の結論です。
明日からはB定期の練習です。ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」がメインで、シューベルトの5番とシュニトケのヴァイオリン協奏曲が前半です。今回はサントリーホールですから一昨日書いたホールの響きを再確認できませんが、今度の朝比奈先生の時には意識して聴いてみようと思っています。
この前ヴァイオリン関連のページのレイアウトを変更した時にフォントの大きさを一段階小さくしてみたのですが、アップロードしたものを読んだらあまり読みやすくなかったので今までの大きさに戻しました。たとえばこのページのフォントの大きさについてのご意見を教えていただけないでしょうか。(これ以上に大きくする気はありませんが、今の大きさが良いか、それとも一段階小さくしたほうが良いかという問題です。次に一段階小さい文章を例として今日の分を小さくしたものを次に載せます。ご意見をお聞かせ下さい。お願いします。)
小さくすればスクロールの分量を減らせると思ってやってみたのですが、実際やってみると小さくしても読みやすくならないと思って今まで通 りにしたのですが、どんなものでしょうか?それよりも写真の隣のデッドスペースに文章を入れるようにしたりする方が効果 的だというのが私の判断です。
今日は娘の演奏会も無事終わりました。PTNAの方々には色々お世話いただき、感謝にたえません。若い人が演奏会を開いて多くのお客様に聴いていただくことは、とても難しいことです。そこを10代の演奏家シリーズという催しで実現していただけたことは、とても有り難いことです。
今日は朝9時過ぎに家を出て30分くらいで王子ホールに着けました。まだ調律が途中で、リハーサルを始められたのは10時半くらいになっていました。初めはピアノの位
置のためか、芯のない響きで聴いていて物足りなかったのですが、途中で30cmほどピアノを動かしたら突然音が変わりました。1時間位
弾いてからは軽く昼食をとり、本番に備えました。このホールはステージの上から見るとホール全体がよく見渡せますが、客席から見るとホールは広く見えるという見る方向によって印象がかなり違います。
本番は私は舞台袖で聴いていたので、会場での響きは分かりません。前半は少し気負っていたようですが、後半になったら落ち着いて弾いているようでした。3階の控室前の廊下には今まで出演された有名な演奏家の写
真とサインが貼ってありました。こういうステージに立てた事はとても良い経験になったと思います。
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演奏会が終わっても皆さんが余韻を楽しんでいらっしゃるようで、とても良い雰囲気のまま終わることが出来ました。親としてはとても落ち着かず、本番の時演奏を会場で聴く気になれませんでした。上の空のまま時間が過ぎてしまい、あっという間に終わったという感じです。こうやってみると長いこと準備してもほんの一瞬で本番は終わってしまうものです。ここで失敗しないためにちゃんと練習しないといけないのだなということを再確認した一日でした。娘の演奏会を通
して勉強させられた一日でした。 |
前に書いたデータカードAN-X1のことですが、昨日ASTELから電話がありもう一度カードを試してみられることになりました。来週半ばには手に入ると思いますが、うまくいってくれることを楽しみにしています。結果 は追ってご報告します。
明日の娘のリサイタルは完売だということでしたが、何枚か余裕があるということです。明日の朝までにメールを頂けましたら受付に用意いたします。
プログラムは
1.ショパン名曲集/
夜想曲Op.9-3、スケルツォ第3番、マズルカOp.24、
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
2.ドビュッシー/「映像」より
第1集No.1、第2集No.1&3
3.プロコフィエフ/ピアノソナタ第6番
です。明日午後2時から銀座の王子ホールにてです。
実は私は4月の初めに健康診断で引っかかり、ポリープが見つかったのです。4月の終わりに内視鏡で一部ポリープを取ってもらったのですが、今日その結果 がわかりセーフでした。先月の終わりに突然降り番になったというのはそのためでした。もう1回7月の初めにポリープを取らないといけないので、長岡、新潟の旅行とその後の刈谷、松山の旅行には行けません。
というような検査結果を聞いたのは夕方5時くらいでしたので、その後ホールに行きました。今日はC定期の初日です。最初のハイドンを舞台裏のモニターで見たのですが、モニターのスピーカーから流れる音が今までとすごく違っていました。今までハイドンやモーツァルトの曲というと、舞台裏で聴くと薄い音に聞こえたものです。ですが今日はすごく充実した音で、今までのハイドンの曲というと想像される音とはまるで違う音がしています。会場の中で聴いていないので何とも言えませんが、モニターでこれだけ違うのだから会場でもかなり違って聞こえるでしょう。聞くところによるとこれはホールの音響を良くするために色々やっていることの1つの試みだそうです。今の状態にしたのは4月の定期からだそうですが、私は自分の事で上の空だったので気がつきませんでした。今日のハイドンをモニターで聞いてこれだけ違うのは意外でした。NHKホールは音響が悪いというのはひょっとすると使い方の問題なのかもしれません。(この実験がうまくいくとひょっとするとホールの悪い評判がこれから払拭されるかもしれません。)4月からチェロとヴィオラの位
置を反対にしたのも1つの実験ですが、これも音響的にはとても良いようです。ホールの響きは悪いと言って放り出さずに、こうやって実験してみるとホールの良い部分が見えてくるかもしれません。それにこの響きに我々弾く方も慣れて、ホールの響きに合わせた弾き方が分からないと本当の良さは出てこないかもしれません。本当の良さが出るにはかなりの時間(2〜3ヶ月から半年)が必要でしょう。
私は1曲目が終わったら帰ってしまったのですが、車の中でずっとFMを聴いていました。そうしたら最後のバルトークの「中国の不思議な宦官」の初めなどとても良い音がしていました。今の響きの中だと弾く方もいやでも盛り上がってくるでしょう。
ヴァイオリン関連のページのレイアウトを更新したと同時に、奏法のページで本を1冊紹介しました。
今日指揮者、ソリストご紹介の今年の分のレイアウトを変更してみました。この方が読みやすいと思いますが、いかがでしょうか。紹介の文章のサイズが小さいのはご意見が分かれるかとは思いますが、今までのようにスクロールをたくさんしないといけないのよりは良いのではないかと思っています。順次他のページも読みやすくしていきたいと思っております。
今日レッスンに来た生徒さんの話によるとこの書き直したページのグラフィックが表示されていないそうなのです。違うフォルダの中で作ったものを上書きで保存したためファイルの指定が狂ってしまっていたようです。今は直っていると思います。次はヴァイオリン関連のページを見やすくしようと思っています。
最近インターネットに接続したあと接続を切ると必ず何かのアプリケーション(NetscapeだったりEudoraだったりDragThingだったりするのですが)が突然終了していたのですが、今日のMacWIREにApple CD/DVD Driverのバージョンが1.3.5だと色々不具合があることが載っていました。それでApple CD/DVD Driverを最初の1.3.4に入れ替えてみたら、この突然の終了が少なくなりました。この点についてはApple CD/DVD DriverをOS9に付属の1.3.1に戻すように書いてありますが、Powerbookの場合はもともと1.3.4が入っていたのでそれに戻しました。OSのアップデートでバグが解消される部分があるのでしょうが、他の不具合が新たに生じているようです。
娘のリサイタルはいよいよ明後日になり、色々な準備が大変です。男は弾くときは黒服にするだけですから、着る物など全然気を使いませんが、女の人は大変のようです。演奏面 について言うと前半はショパン、後半はドビュッシーとプロコフィエフと時代と様式が非常に違い、それぞれに音色がまるで違うので 切り替えの良さが必要です。
今日は船橋のララポートの中のT-ZONEに行き、CanoScanFB636Uという600dpiの入門機種のスキャナを買いました。早速指揮者ソリストご紹介のページの写
真をとってみました。結論から言うと私の使い方だとこの程度の初心者向け機種で充分です。それに600dpiで写
真をとったらデータが大きくてたまりません。プリントするのならせいぜい200dpiで充分でしょう。T-ZONE船橋店でMacの分かる人は前に秋葉原のT-ZONEで見かけた人でした。色々の情報を教えていただき、帰りがけにTOASTまで買って帰ってきました。636Uはとにかく小さいので、食卓にちょっと置きながら使っても場所をとりません。普通
の使い方だったらこれで充分でしょう。
1つ期待外れだったのは、バスパワーで動かせるという話でしたが、やってみると警告が出ます。一応用心のためにUSBのハブも買ったので問題はなかったのですが。
TOASTは前から欲しかったのです。最大の理由はIDEのCD-ROMでも起動できるCDが作れるからです。早速旅行用のCDを作ってみましたがちゃんとそこから起動できました。(もっともちゃんと起動できるCD-ROMを作れるまでに3枚CD-ROMを無駄
遣いしました。そしてつい先ほどちゃんと出来ました。SlimSCSI1480を使ってPowerbookにLOGITECのLCW-5820をつないでディスクコピーをしようとしたら全然うまくいきませんでした。)
SlimSCSIについてはなぜちゃんと動作しないのか理由はわかりません。
あともう1つ欲しいのはインクジェットのプリンターです。今まではDeskWriter694Cを使っていたのですが、OS9になってからPowerbookからプリントさせようとすると動いてくれません。
そこでUSBのプリンターにしようかなと思っています。
土曜日に娘のリサイタルがあるので、明日明後日ともに準備が大変です。私は自分は弾かないので、荷物と家族の送り迎えに徹します。
この前の特別演奏会の時はコンマスは堀さんと篠崎さん、セカンドヴァイオリンの首席は堀江さんと村上さんというように、編成が大きいためにとても豪華な顔触れになっていました。昨日ご紹介したチョンミュンフンさんのホームページでも話題になっていましたが、チェロは向山さんも荒さんもエキストラとして出演されていました。
今日は降り番なのですが、用事があってお昼頃練習所に行きました。今回のプロはバルトークの「中国の不思議な宦官」です。(フィルハーモニーなどには不思議な役人という題になっていると思います。)かなり前に弾いた覚えがありますが、誰の指揮かは覚えていません。私が着いた時にはバルトークの練習は終わっていてハイドンをやっていました。お昼休みの時間は色々な人と話があり結局午後の練習が始まるまでお昼は食べられませんでした。
私が指揮者ソリストのページの更新をしなかった理由の1つにスキャナーの問題があります。私はEPSONのGT6500ART2を使っているのですが、OSを8.6にしたとき頃から(あるいは8.1になった時かも)Photoshopのプラグインが仕えなくなってしまいました。EPSONのホームページに行っても新しいドライバーは全然アップロードされていません。もう何年も使ったのでそろそろUSBのスキャナーにしたほうが小さくて高性能を味わえそうです。でも決心がつかないので、そのままになっているのです。
今日練習所に行った時に再度ASTELのPHSのカードAN-X1を試してみましたが、初めは快調につながったのですがちょっと長いメールをダウンロードしている間に接続が切れてしまいました。その後はカードを差し直してもつながりません。ASTELには質問のメールを打ったのですが電話も返事のメールも来ません。私はもう諦めました。
5日にチョン・ミュンフンさんのホームページを主催される方からメールを頂きました。ここには今回の特別
演奏会についての書き込みがたくさんあるので、皆さん是非お読み下さい。N響の演奏についても皆さんとても評価して頂いていてとても有り難いのですが、弾いている側としては指揮者の希望に必ずしも全て応えられているわけではないので、まだやり残したことがある気持ちです。ですが全体としてはなかなか好演だったと思います。
やり残したところの1つの例としては昨日書いた冒頭のフラジオレットのところがあります。またチョン・ミュンフンさんはあまりその点を細かく注意されなかったというかむしろ全体に大きく弾かせていたのですが、f
と ff の違いなどがちゃんと音になっていなかったこともあります。また
fp が全体として f になってしまっていたりです。マーラーの曲はよほど音量
をコントロールしないとただがなるだけになってしまうのですが、その点どのように聞こえたのかはちょっと心配です。
いただいたメールを読んでも前述のホームページの書き込みを読んでも皆さん良い演奏だったとおっしゃっていただけているので、思い過ごしだと良いのですが。でもこの点というのは巨匠が来ると必ず注意されることなのです。今回も第1楽章などは柔らかい音で小さめに弾くように何度も注意されていましたから、その傾向があったことは確かなのですが、本番の時に直っていたかどうかは弾いている側からは何とも言えません。
(オケの中で聞こえるのと客席で聞こえるのとは全然違いますから。)
このホームページの作成ソフトをDreamweaverに替えてしばらく経つのですが、今までPageMillで出ていたエラーが出なくなりほっとしています。1つはUSBのドライバーをいくつか入れているのですが、その状態だと絵を挿入しようとするとエラーが出てPageMillが突然終了していました。こうなると再起動させないと必ずその後フリーズするのです。もう1つはPageMillではアップロードしようとすると「アップロード出来ませんでした。」と言うメッセージが出てアップ出来ない事が時々ありました。(こうなるとFetchを持ち出してきて1つ1つアップロードしないといけなくなります。)まだ私のホームページでは使っていませんが、ロールオーバー画像も使おうと思っています。(PageMillでは出来ません。)近いうちにあまり重くない画像で試してみようと思っています。
今日は特別演奏会2日目でした。NHKはディジタルフェアで色々なところにテントが出来、とても多くの人が出入りしています。そのせいもあって近くの駐車場が昼過ぎには満車になってしまうのではないかということで、4時開演なのに12時半頃には着きました。すでにその時間で普段止められる地下2階は満車で、地下3階に回されてしまいました。それからゆっくりお昼を食べて開演に備えました。渋谷の駅前まで歩いて行ったのですが、人の多さに辟易としました。私は渋谷の町はよく歩きますが、どうしても好きになれません。出来るだけ人込みに巻き込まれないように、人のいない裏道ばかりを選んで歩いています。でもJ&PとかT-ZONEに行こうと思うとどうしても人をかき分けて歩かないといけません。結局何も買わないで帰りました。
ところで本論演奏会の話ですが、今日の方が出来は良かったようです。まあこれは私の体調も関係しているので、聴かれる方がどう感じるかは分かりませんが。今日は前半のソリストは皆アンコールを弾けました。樫本さんはバッハの無伴奏パルティータ2番のサラバンドを弾かれました。このサラバンドはヴァイオリン協奏曲のアンコールで良く弾かれます。他にもバッハの無伴奏に良い曲はあると思うのに、不思議にこの曲ばかりが取り上げられます。アンコールというとこの曲かクライスラーのレシタティーヴォとスケルツォが弾かれます。チェロのジャン・ワンさんはコル・ニドライとアンコールに中国の歌を弾かれました。静かなしんみりと歌うその演奏は素晴らしいです。スミ・ジョーさんは今絶好調という感じの素晴らしい歌でした。こんな歌はめったに聴けません。
後半の巨人は今日が2回目ということもあって、今日の方が昨日より当たりがついているという感じです。棒の方も今日の方がのっているように私には見えました。この巨人というのは出だしはヴァイオリンにとっては鬼門なのです。というのは弦楽器は
ppp で高いAの音をフラジオレットでずっと弾くのですが(第2ヴァイオリンとチェロの一部は初めの2小節だけ弾きます。)、今回のように弱音を要求されると音にならないのです。こういう音は弾き出す前に息が出来ればちゃんと音が出るのですが、今回のようにとても小さいストロークで振られるとどうしても息が充分吸えず、音が出しにくいです。もちろんそれを充分分かっていて、音が大きくなり過ぎないようにわざとこのように振られているわけです。
今日はチョン・ミュンフンさんものっているようで、テンポがゆったりとしてまた自由に変わるという感じなので、弾く側としてはなかなか難しいものがありました。
今回のように午後4時からの演奏会というのは、普段のペースとかみ合わない時間帯なので、持って行き方が難しかったです。普段は4時というとゲネプロと本番の間の一番くつろいでいる時間帯ですから、昨日が特にペース配分が難しく、ゲネプロの疲れが抜けないうちに本番になったという感じでした。今日は遅いC定期という感じですから、まだ救われていますが。本番が終わって外に出たときの景色が普段見たことのない景色に見えました。昨日も今日も道が空いていて助かりました。
昨日書いたPathインターネットの不具合は回復したようで今日はメールもちゃんと読めています。メールを頂けるのでしたら、今まで通 りのアドレス(a-nezu@path.ne.jp)にメールを送って下さい。
今日は特別演奏会初日でした。お客様はとても楽しめたようで、すごい拍手でした。今NHKはディジタル放送のフェアをやっていて、ホールの入り口近くは大混雑です。演奏会自体も大変なお客様でした。前半の3人のソリストは皆素晴らしかったです。ただとても残念なことに樫本大進、ジャン・ワンのお2人はアンコールを用意していたにもかかわらず、拍手が終わってしまったのでやらないままになってしまいました。折角の好演の後アンコールをという時にあっという間に拍手がしぼんでしまったのは意外でした。今日のメインプロ「巨人」についてはこれは私だけの印象かもしれませんが、悪い演奏ではないと思いますがちょっと空回りしているような感じでした。細かいところで合わない部分が目立ちました。(でも3楽章の初めのコントラバスのソロなど素晴らしい部分もたくさんあると思います。)そうであるとしてもチョン・ミュンフンさんはとてもリードする力の強い指揮者で、これからも何回も来ていただきたい指揮者です。
前回98年9月に初登場されたときと同様に、今回のマーラーもドイツの指揮者だったらそれこそライトナー先生の「Only
forte, yeah!」というセリフを思い出すような弾き方をさせて、フォルテ1つのところなど楽に弾かせるのですが、今回は特にフィナーレなどものすごい迫力です。この点については私は98年9月のひとりごとにも同じようなことを書いていました。(前回は私はヴェルディのレクイエムとチャイコフスキーの4番の両方を弾いています。)
ピアニッシモはヨーロッパの石造りのホールなら良いかもしれないが、NHKホールでは響きが少ないという欠点がもろに出ると書いていますが、今回も少し押さえ過ぎかな?と思いました。
でもとても才能のある人である事は確かです。これだけ長い演奏会でも飽きさせないで最後まで引っ張っていけるのですから。明日の演奏がどうなるのかとても楽しみです。
今Pathインターネットのメールが読めない状態になっているので、もしメールを頂けるのでしたらこちらにお願いします。
今日もチョン・ミュンフンさんの練習でした。今日の練習の中でヴァイオリンの音を出すのに、「push」して音を出すのではなく、音を「pull」して出して欲しいと言ったのが印象的でした。「pull」で弾くというのは弾き方としてとても大切なことです。日本人の学生が外国に行って今よく言われることは音が汚いということです。指はよく回るが、音を「push」して出すので、音が良くないということを留学した学生が言われるという話を最近よく聞きます。また音色に対してもっと神経を使うようにということもよく言われています。
巨人の第1楽章など全体に音量を押さえ気味にして柔らかく弾かせています。それに対して4楽章は3小節目のヴァイオリンの弾き出しなど全弓を使うように注文をつけています。昨日も書いたように同じフォルテでも1楽章と4楽章ではまるで違う音を求めています。
ドイツ人のやるマーラーへのアプローチとはまるで違う方向からこの曲にアプローチされているので、N響でよく弾く巨人とはまるで趣が違います。どちらが良いかという問題ではなく、これは指揮者の持ち味なのでしょう。聴いていて面
白いのは今回のやり方です。
ソリストは3人ともとても快調に飛ばしているという感じです。明日明後日の演奏会はいささか長いですが、これだけ盛り沢山ですから飽きる暇などなく終わりまで行くでしょう。
PowerbookのUSBはとても神経質です。たとえばQY70(携帯用MIDIの音源兼キーボード)をUSBのMIDIインターフェースで使う時は、USBは下側の2番につながないと機能しないのです。またSONYのワイアレスLANアダプターにTAをつないで使っていますが、このアダプターの出力をシリアルUSBのコンバーターに入れるとき1番の方につながないと接続できません。(PowerbookのUSBの端子はどちらでも動いています。)聞いた話によると人によってはこの逆にしないとダメだという人もいるようです。私はUSBのフロッピードライブとかシリアルUSBのコンバーターを使うので、そのドライバーを入れています。そのドライバーのせいでこのような事が起こるのかもしれません。いずれにしろUSBについては接続の端子を全て試してみないとちゃんと使える組み合わせが見つからないこともあるようです。
このページを書きながらインターネットにつなごうとしても今まで上手くつなげることもあれば、全然反応してくれないこともあったりして、このところイライラさせられていました。
ちょっと個人的理由で今日久し振りにN響に行きました。今日はチョン・ミュンフンさんの指揮の特別
演奏会(前半は3人のソロと後半はマーラーの巨人)の練習でした。チョン・ミュンフンさんは今朝成田についてその足で練習所に来られたそうです。(普段は10時から練習ですが、今日は11時からに変更になっています。)フィナーレから練習したのですが、フォルテでも1楽章とは全然違う質の音を出して欲しいということを言っていました。練習自体はあまりこちらを緊張させないで行こうとしているようなのですが、弾いているとすごくテンションが高くなってしまいます。その点はお姉さまのチョン・キョンファさんと似ているような気がします。同じ東洋人ではあっても(育ちから言うと東洋人ではないという話もありますが。)感覚的には日本人とはまるで違います。こういうスケールの大きさは人種から来るのではなくその人の資質の問題なのですが、日本人には真似できない音楽です。
明日は巨人の後ソリスト3人との合わせがあります。若手の期待の人が続けて出てきます。
練習が終わった後銀座のヤマハに行きましたが、その前に銀行に行ったらどこの銀行も何と連休の後半3〜5日はキャッシュコーナーも休みになっていて、現金が調達できず困りました。 3日間も休みになったのでは困りますよね。ヤマハで頼んであった譜面を買った後、中2階のMIDIのコーナーに行ってPowerbookでQY70のような携帯用音源をUSBでつなぐものがないか聞いたのですが、やはりまだ出ていないようです。
今日久し振りに練習所に行って例のAN-X1を使ってみましたが、やはりダメです。これにAJ25をコードでつなぐとちゃんとつながるのです。どうもこのAN-X1は他の所で64kのカードがどんどん出てきているので、あわてて出した物のようです。AN-X1にPHSをつなぐのなら、こんなカード買う理由は全然ないのです。「パワーアンテナをお使いになれば。」とASTELショップの人は言うのですが、カードをスロットにさすだけで使えるから意味があるのです。こういう不具合があってもPHSの契約は解約できても、本体のお金を戻してくれる訳ではないのですから、こういう話を聞くととても腹が立ちます。初期不良での交換にも応じないのです。(交換に応じないということは交換しても同じだということなのでしょう。)今までASTELには良い印象を持っていたのですが、今回のことで私はがっかりしました。皆さんもこういうカードを買われる時はよく試されることをお奨めします。
娘(東京芸大2年在学中)がPTNA(全日本ピアノ指導者協会)の主催する「10代の演奏家シリーズ」の第11回に出演することになりました。この演奏会は5月13日に銀座の王子ホールで開かれます。今日はそのリハーサルを兼ねて小さなサロンコンサートを開きました。

自分が弾く演奏会よりよほど緊張します。今日のコンサートは王子ホールのチケットが完売になってしまったので、Muse音楽教室の生徒さん達には今日のコンサートに来ていただくようにしました。初めの予定では今日は非公開で練習としてやるつもりだったのですが、予定変更しました。コンサートはうまくいき、こちらも一安心しました。私自身は今日は全然楽器に触っていませんが、妙に充実した気分になりました。
PTNAの「10代の演奏家シリーズ」は、個人で同じような演奏会を開いても全然顧みられませんが、PTNAという全国組織の主催による演奏会に出演するという形でリサイタルが開けるのは、とても有り難いことです。
演奏会を開くに当たっては自信を持てることが一番大切ですが、このように小さくても公開の場所で弾くことはとても意味があります。本番と同じ状態で全曲を通
して人前で弾くと、演奏会全体のペース配分も分かるし、問題点も家で練習する以上によく見えてきます。演奏する立場から言うと演奏する機会をどのような形にもせよ持てるということはものすごい財産です。
このところPowerbook用に使っていたTAの調子が悪かったので、買い替えないといけないかと思っていたのですが、OSを入れ替えてワイアレスLANアダプターのフラッシュROMも更新したらまた快調に接続できるようになりました。(これは昨日の夜更けにやっと直りました。)今の新しいPowerbookを買った時からOS9になり、 今まで使えていたものがだんだん不都合が目立つようになってきました。まずスキャナーがダメ、OS9になったらHPのDesk Writerが動かなくなり、FinePIXの付属のソフトも8.6からちゃんと動かなくなっています。このどれもが今ならUSBで接続するものばかりです。今はデスクトップでスキャナーとDesk Writerを使い、一応しのいでいます。
私たちのように弾くことを仕事にしていますと、いつももっと自分の思ったように弾けないだろうかということを考えています。一番いけないのはこれが自分のやり方だなどと勝手に考えて、ずっと同じやり方を何の反省もなくやることです。体調とか気分とかのその時の要素のほかに、年齢による変化、それも精神的な部分と肉体的な部分の両方の要素の組み合わせで、弾き手の状態はいつも変化しています。私はつい最近「そんなこと今まで気がつかなかったの?」と言われても仕方ないようなことに気がつきました。非常に基本的な事なのですがとても大切なことです。どういう事かについては企業秘密です。とにかく気持ちが楽にそして弾くことに没入できるようになったのです。私がこの年になってちょっとした事でこれだけ変われるのですから、小さい子なら自覚を持って目的を持って練習すれば、あっという間に変われます。
私の場合について言うと、ずっとある部分に違和感があったのです。その事が気持ちの中でどんどん大きくなり、一時期弾くことがあまり面
白くない時期もありました。その原因を今考えてみるとそれは思い込みです。弾く時にこうあるべきだという事を勝手に思い込んでしまい、弾く時に自分の弾いている姿を外から観察するような状態になっていったのです。これこそが大人が頭で考えて弾く時に起こる一番いけない点です。私自身が頭で考えてから行動を起こすタイプなので、その悪い点は身にしみて分かります。(子供はどんどん上手くなるのに、大人が上手くならないのはこれが原因です。子供でもこまっしゃくれた子供は、頭で考えて器用さで世の中を渡ろうとするので、同じ欠点に陥ります。)まず頭で考えてそれからこうすれば良いだろうと思って弾くと、聴いている人は何が悪いかは分からなくても、どこかが違うという事は感じ取ってしまいます。
聞いた話ではミルシュタインは自分の譜面に何も書かないそうです。つまりその時のインスピレーションでどのようにでも弾けるということのようです。その時一番大切なことは自分の出している音をどう聞くかです。つまり弾きながら自分の音をちゃんと聞けるかどうかが問題なのです。
アマチュアオケの練習を見ていていつも気になるのはこういう柔軟性がないことです。初めにボーイングを決めてあっても、練習の中でそれを変えた方が良い事はよく起こることですが(指揮者の要求するテンポがちょっと違うだけでボーイングなど変えなければいけなくなるのです。だから指揮者やコンマスがボーイングを変えようと言い出すわけです。)、 その時必ずボーイングを変えることに異議を唱える人がいるのです。「最初のボーイングで練習してしまったから、今更変えられない。」ということのようですが、そのボーイングで絶対間違えないで弾けるわけでもないのに、どうしてそのような事を言うのだろうかといつも疑問に思います。 私たちはボーイングの変わることなど当たり前のことだと思っています。同じ指揮者が指揮してもオケが違えばボーイングも違います。(中には自分のボーイングを書き込んだ譜面 を持ってくる強者もいますが。でも部分的にはそれで良くても全部それに従えるというケースは今まで経験したことがありません。それはそうです。オケが違えば弾く人も違うので、弾き手の個性やクセも違うからです。)練習を通 してこういうことを全て勘案して弾き方を決めていくものなのです。自分はこう弾きたいということを言うのは良い事ですが、全部自分の思った通 りにならないと我慢できないというのなら、オケではなくソロで弾くしかありません。(あるボーイングに決めた時それに賛成する人と同じ位 反対の人はいるものです。オケである以上オーケストラがまとまるためにはコンマスの判断に従うしかないでしょう。)
いよいよ5月になりました。世の中はゴールデンウィークなのですが、N響は4日からチョン・ミュンフンさんの指揮する特別
演奏会の練習が始まります。練習が4日に始まるのは指揮者のスケジュールの都合によるもので、その日の朝成田についてその足で練習所に来るという強行軍だそうです。NHK放送開始75周年を記念して、これからはアジアの時代だということをアピールするために指揮者ソリスト全員アジア人です。もちろんオケも含めて。プログラムは
1.ビゼー:歌劇「カルメン」〜前奏曲
2.サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
Vn. 樫本大進
3.ブルッフ:コル・ニドライ
Vc.ジャン・ワン
4.ヴェルディ:歌劇「椿姫」〜”ああ、そはかの人か”
Sop.スミ・ジョー
−−−−−−−休憩−−−−−−−
5.マーラー:交響曲第1番「巨人」
です。かなり長い演奏会ですが、期待の人たちのオンパレードで楽しめるでしょう。
もう1つはN響のページで6月のMusicTomorrowにダニエル・ハーディングさんが指揮をする予定と書きましたが、今回の指揮者はマティアス・バーメルトさんに変更になっていました。どういう事情かは分かりませんが。
それから1つお願いがあるのですが、最近折角メールを頂いても本文がないというケースがいくつかあるのです。「せっかく頂いたのに本文がありませんでした。」と返事を差し上げてもまたタイトルだけで本文のないメールが来たりするのです。メールに慣れていらっしゃらない方なのだろうと思ってはいるのですが、出来ましたら本文の方もご確認の上メールを下さるようよろしくお願いします。