ひとりごと2000年3月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


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3.31

 今日で今年度も終わりです。今日練習をしていたら、この前Stradを弾いた時の感触が蘇ってきて、我ながら一皮剥けたような気がしました。今まで右腕に力が入り過ぎていたなと思いました。今まで右腕を高い位置にして腕の力が弦によく乗るようにしていたのですが、私の状態から言うと腕が余ったような感じになっていたのです。このまま練習をしてみようと思っています。

 今日はもう一つコンクールをご紹介します。それは第1回仙台国際音楽コンクールです。部門はヴァイオリンとピアノです。このコンクールは予選、セミ・ファイナル、ファイナルの3段階で行われ、特徴的なのは協奏曲を中心としていることです。予選はピアノはモーツァルト、ヴァイオリンはバッハの協奏曲を弦楽四重奏との共演で行われ(その他にエチュードも課題になっています。)、セミ・ファイナルは近現代の協奏曲を仙台フィルと共演、ファイナルではそれ以外のスタンダードな協奏曲を仙台フィルと共演というとても画期的なコンクールです。
 時期はヴァイオリンは来年2001年5月12日(土)〜26日(土)、ピアノは2001年5月26日(土)〜6月9日(土)です。申込締切は今年2000年9月30日(土)必着で、参加資格は1975年1月1日以降に出生したものです。
 実施要項などは仙台国際音楽コンクール組織委員会事務局(郵便番号980−0012 仙台市青葉区錦町1−3−9 TEL:022-715-8210)にお問い合わせ下さい。公式のホームページがあるようです。こちらをごらん下さい。
 腕に自信のある方は協奏曲を弾ける良い機会ですから、ぜひ挑戦なさって下さい。


3.30

 このところレッスンをしていて感じるのですが、教師の側の注意のタイミングというのはとても難しいです。同じことを注意するのでもいつどのように言うかで生徒の反応はまるで違います。興奮してくると身も蓋もないような言い方になってしまいがちですが、こういうことが続くと生徒は必ず冷めてしまいます。レッスンに来るのが苦痛になったらもうその時点で教師の側のやり方が悪かったことになるのです。どうやってもうまくいかない場合もありますが、その時はその生徒との相性が悪いということなのでしょう。(でもこういうケースはほとんどありませんが。)レッスンが終わる時に生徒がにこにこ帰ることが出来るようにしなければいけないわけです。生徒にはどう練習すれば良いかだけは分からせて帰さないといけないのです。
 こんな簡単なことでも本当に意味が分かるのには何年もかかります。救いのないレッスンでは誰でもいやになりますから。


3.29

 今日はASTEL船橋に行ってデータ通信カードを買いました。1週間ほど前に「まっTel」専用端末を間違えて買ってしまったのですが、普通の発信も出来るカードに替えてもらおうと思って注文をしていたカードが入荷したので今日取りに行ったのです。今まで「まっTel」契約だったのをスタンダードに替えたのですが、その場では変更できずしばらく待たされることになってしまいました。でもこれってすごくおかしい制度だと思うのですが、いかがでしょう。(長い間カードが使えない上に、基本料だけはしっかり取られるのですから。)
 このAN-X1というカードはそれだけでPIAFSのアクセスポイントに32kでつなげるので、わざわざ買ったのです。(デモ用のカードを使ってやってみたらとても快適にインターネットにつなげました。)このカードはそれにもう1つのASTELのPHSをつなぐと64kでつなげるようになります。(これはまだ試していませんが。)料金プランが変更になるまでは、今までのPHSをつなげて今のデータカードと同じ使い方をしないといけません。(これでは何のメリットもありません。)
 近いうちに新しいMac環境をご紹介します。基本的には2400の時とそれほど違わないのですが、細かいところはかなり変わっています。

 その後今日はしばらく弾いてみましたが、部分的にはすごく良いのですが、全体のイメージはまだちゃんと固まっていないという状態です。弾く上でのイメージ革命が必要だということです。


3.28

 今日は朝からMacの片付けを始めたら一日かかってしまいました。いつも適当にやっていたせいでいくらやっても綺麗になりません。最近新しいPowerbookを買ったこともあって、レガシー・インターフェースは最小限だけ残してあとは全部捨てることにしました。FireWireがのったこともあって、これからはSCSI機器を買うこともないでしょう。デスクトップもあと1年持たせるのは難しいでしょう。その時はUSBとFireWireになるわけですから、今予備として取ってあるSCSIのコードなどはほとんど要りません。

 というようなわけで、昨日弾いたStradの余韻を確かめることは出来ませんでした。忘れないうちに早くやっておかないといけません。学生時代というのは時間がたっぷりある上に自分の事だけやっていれば良いのですが、この年になると弾く前にいろいろな雑用が大挙して押し掛けてくるのです。若い時より体が動かなくなっているのに、練習する時間は思うようにとれません。学生の皆さん、今の自由は卒業したらもう味わえませんよ。今になってみるととても貴重な時間でした。(人の倍、学生生活を味わった私が言うのですから確かですよ。)
 今日私のところから東京音大に入った人からハガキが来ていて、今オーストリアとドイツに旅行に行っていて、伸び伸びと過ごしているようです。私などヨーロッパには何回か行っていてもほとんどが演奏旅行ですから、思ったように行動できるわけではないです。学生時代にどんどんこういう経験を積んでもらいたいです。ヨーロッパの風土を味わってそれを音に出せるようにして欲しいです。(と簡単に出来るほど易しいことではありませんが。1回ヨーロッパに行っただけで全てが分かるわけではありませんが、1度も行かないで想像だけで考えるのより遥かに良いことだけは確かですから。)


3.27

 今日は楽器屋さんに行ったのですが、そこでStradを弾きました。ロングパターンの1690年代のものでした。(ラベルは1735年となっていますが、形は明らかにロングパターンです。)普段弾いている自分の楽器を弾くつもりで弾くとどうしても手先だけで弾くようになってしまい、音が詰まってしまいます。かなり弾かれている楽器のようなのである程度はすぐ音が出るのですが、とてもその楽器の限界など分かりません。100万ドル以上はするというだけあって、これは楽器が弾き手を選ぶなという感じです。今日は私の良い方の弓の毛を交換してもらっていたので弾く時に使ったのはV.Fetiqueの弓ですが、それでも素晴らしい音が出ます。
 楽器商も最近はこの不景気で高い楽器はほとんど動かないようです。プロであっても5000万以上の楽器を自分だけの力で手に入れるのはほとんど無理でしょう。このような1億以上の楽器はオケマンが手を出せる楽器ではありません。このクラスになるとソリストでも手に入れるのは大変でしょう。その上いつでも練習できる練習室に弓も必要です。ということになると気の遠くなるような金額です。でもこのクラスの楽器がちゃんと弾けるようでないと安い楽器もちゃんとした音で鳴らせないのです。というようなわけで一勉強した今日でした。明日からの練習に役立てば良いのですが、いつもの楽器で弾いているとすぐ今日の感触を忘れるのです。そこが一番の問題ですが。


3.26

 今日は朝から二見浦、伊勢神宮の内宮、松阪でお昼と色々やって夜9時頃帰ってきました。昨日も今日も天気が安定せず、良い天気かと思うと突然雨が降ったりで何度もびっくりさせられました。春休みに入って最初の土日の所為か行きも帰りも新幹線は混んでいました。帰りなど家族は皆ばらばらに座って帰るくらいでした。

 N響は今日から神奈川県民ホール(今日)、静岡(明日)、福井(29日)、富山(30日)の演奏旅行です。尾高忠明さん指揮、チー・ユンさんのヴァイオリンソロで、
1.フィンガルの洞窟
2.ヴァイオリン協奏曲
3.交響曲第4番「イタリア」
のオールメンデルスゾーン・プロです。去年から3月は演奏旅行の月になったので、今までとはずいぶん変わった印象です。最近は大都市ほど財政難が深刻だということで、演奏旅行もままならないことがあるという話です。


3.25

 今日は鳥羽に来ています。今日は名古屋の近くまではとても天気が良く、富士山が珍しくよく見えました。

 このようにきれいな富士さんを見たのは久し振りです。簡単に指定席が取れるだろうとタカをくくっていたのですが、今週の初めに電話予約をやってみたらほとんど満席だったです。たまたま良い時間の席が取れたので事無きを得ましたが、一時はかなり焦りました。ホテルも満室のようで、春休み最初の土日は券を取るのが大変のようです。

 法事のあとホテルで食事会があったのですが、そのあと部屋の電話でインターネットにつなごうとしたらうまくいきませんでした。何回かトライしてやっとつなげたのですが、何が原因なのかは分かりませんでした。明日の夜には家に帰ります。


3.24

 今日は練習所で夜まで用事があり家に帰ったら夜遅くなったうえに、明日は法事のために鳥羽に行かなければならないので、準備に追われ夜1時になってしまいました。今日も花粉症の薬のために眠かったです。

 今の経済状況の中ではオーケストラ活動も思ったようにできないのが現状です。その中ではN響は恵まれていますが、これから先の展開を考えるといろいろな選択肢があります。お客様の中にはN響は今まで通りの正統派の音楽をやっていけば良いというご意見もあるのは承知していますが、従来の範囲の活動だけではこれからの世の中を生き抜いていけないのではないかという危惧があります。その意味では昨年12月のタン・ドゥンの「門」などは非常に面白い試みでした。海外の何ヶ所かでこの曲が再演されるそうですが、スコアにはN響が初演したということが書かれ、歴史に残っていくそうです。この曲がこの後どう評価されていくのかはまだ分かりませんが、このような試みは大切なことでしょう。しかしこのような試みを側面から支えるためにはスポンサーの存在が欠かせません。そのような企業なり団体をどう探すかがオーケストラ生き残りの大きな鍵を握っていると言えます。

 少し観点は違うのですが、最近あるところで聞いた話ではアマチュアオケでもオケ活動をどうやって行くべきなのか迷っているようです。最近はアマチュアオケも難しい大曲に挑戦するようになっています。それ自体は良い試みだとは思いますが、同時に技術ばかりが問題になるという問題点もあります。難曲を取り上げれば、とにかく弾けなければ話にならないので、自然と弾ける人だけが脚光を浴びるようになっていきます。そうなってくると本来の音楽を楽しむという次元でアマチュアオケに参加している人にはきついものがあります。たしかに楽器編成の問題でそう言う大掛かりな曲でなければ演奏会に出られない人たちもいるので、そう言う曲を取り上げる必要はあるのでしょう。しかしそういう曲の取り上げ方がアマチュアオケを変質させつつあるのは確かだと思います。
 他のオケがこの曲を弾いたから、今度はこちらがそれに張り合える曲を弾こうというような発想で曲選びをしていると、単なる器用貧乏の集団に成り下がっていくのです。アマチュアオケは少々下手でも音楽に対する熱意が物を言う存在なのです。

 プロのオケとアマチュアオケとでは問題になっている話の次元がまるで違うのですが、時代の流れの中でオケというものが変質しつつあるという意味では共通の悩みを抱えています。その中でそれぞれの抱える課題をどう解決できるかに、これから何年か後にそのオケが生き残れるかがかかっていると思います。


3.23

 このところ夜が遅く体調不充分です。寝不足のうえに花粉症の薬で眠いからです。時々とても眠くなります。

 最近また指揮者との関係について色々考えさせられました。オーケストラと指揮者の関係というのは皆さんが考えられるよりずっと複雑なものです。私がいつも感じるオケに対する指揮者の勘違いというのは大きくわけて3つあると思います。(素晴らしい指揮者はこの条件を全てクリアしていらっしゃいます。)
1.オーケストラは何十人の集合体であるということ。
 この一見当たり前のことの意味の分かっていない指揮者が多いです。まず棒を振ったとしても、オケがそれに反応するにはある程度のタイムラグがあるのです。良いオーケストラはその時に各人が棒を見てそれに合わせて弾くだけではなく、それと同時に他の人と無意識で合わせようとするのです。その時に指揮者の指示が唐突なものであるとそれを勘違いする人が必ずいるということです。
 更に言うと表現についても何十人という人がいると音楽的な趣味もオケ単位で一致するということは絶対にありません。それを当然のこととして承知していないといけないと思います。ですから大指揮者と言われてオケからも支持される人は皆共通して自然に指揮しています。自然ということはそれだけ多くの人に受け入れられやすく、また勘違いされないのです。

2.オーケストラにはそのオーケストラの歴史があるということ。
 どんなオケも自分なりの歴史を持っています。他のオケで有効であった方法でもそのオケでは役に立たないということもよくあります。たとえばそれはボーイングです。オケなど一つ一つ考えなければいけないようなボーイングがついていると、演奏はよくなりません。よほどのヘボオケでない限りオケは自分の長所短所は知っていますから、自分に合わせたボーイングの特色を持っています。それには理由があるのですから、ウィーンフィルがこうやっていたからという理由でそのボーイングを要求しても結果は良くなりません。
 ただしオケもいつまでも自分のやり方に固執していてはいけないのは確かです。その意味でオケに新しい方法を提案するのはとても良いことです。N響での経験から言っても指揮者の言うことによって新しい発見をすることもあります。(ボーイングのことなど。)

3.指揮者の一番重要な仕事はその曲のイメージを伝えること。
 曲に対する自分のイメージをオケにちゃんと伝えられることが一番重要なことです。ここで勘違いして欲しくないことは、伝えられるというのはしゃべって伝えるということではないということです。長々とレクチャーをして自分のイメージをさも当然のことのように言うのは最悪です。人によっていろいろな考え方があるので、指揮者は自分の考え(仮にそれが大先生に教えられたことであるとしても)が世の中で常識として通用するなどと思って欲しくないのです。同じ曲の同じ場所でもある人はin tempoで、他の人は少しritardandoをかけてやる事などよくあります。(私達は最初の練習の時はその危険のあるところでは二股をかけてどちらにも対応できるようにしています。)自分がin tempoで弾いてもらいたいのならそれを棒と体の動きで示せば良いのです。更に言うと良い指揮者の場合は棒を見ていなくてもルバートの仕方が分かるのです。視界の端に見える指揮者の動きでテンポの変わり方が感じられるのです。
 私達から見て良い指揮というのは、細かくテンポの変わり方を指示する指揮ではありません。テンポの変わらないところなど拍子など指揮しなくても、良いオケなら自分でちゃんと進んでいきます。そう言うところでは棒など振らないで、雰囲気を体で表現してくれる方がはるかに有り難いのです。よく見ていないと分からない指揮というのは、見ていても分からない指揮よりはマシですが、決して十分な指揮とは言えないのです。

 今日はここら辺で続きは又の機会に。


3.22

 今日は昨日書いた色々の事故のために眠くて大変でした。ですが今日は曲がなかなか面白く弾いていてあまりいらいらしませんでした。指揮は前回と同じ沼尻さんです。こういう物の録音にしては手際良く物事が進み、とても順調に録音が終わりました。NHKスペシャル「世紀を越えて」という番組の挿入曲を3つ録音したのです。特に2曲目は作曲者の本多俊之さんが、サキソフォンのソロをされてなかなか乗りの良い演奏でした。沼尻さんも手際の良い練習と指揮振りでした。

 次のN響のプロは横浜、静岡、福井、富山の演奏旅行ですが、私は久し振りに降り番です。今度の週末は個人的な用事で鳥羽の方に行きます。


3.21

 今日は夜になったら色々小さな事故が続いて大変でした。まず最初にスリッパ君(うちに居着いた野良猫で我が家の長男)がちょっとした好きに外に散歩に出てしまいました。次にその最中にPowerbookからDeskWriter694にプリントをかけたら全然反応しないのです。HPのホームページに見に行ったらMacOS8.5以降には対応していないと書いてあります。デスクトップの8.6ではプリントできるのでそちらに送ってプリントしました。DeskWriter694もそろそろ使えないのかもしれません。その後デスクトップでCD-ROMからコピーしようとしたらCD-ROMがマウントされないのです。開けてみたらSCSIのコードが見事に抜けていました。というような次第で夕食後は何も出来ないうちに午前1時半になってしまいました。長男スリッパは2時間くらいしたら自分で外から戻ってきました。DeskWriter694のドライバーについてはどうしようもありません。Etherに対応した新しいプリンターを探さないといけないということのようです。
 明日も早いのでもう寝ます。


3.20

 今日は都民フェスティバルの演奏会でした。今日は昨日と違って棒がよく分かりました。2楽章の初めなど速度標語のAndante sostenutoを守ろうとしているのはよく分かりその点はすごく良いと思うのですが、後半になると前半とテンポが全然違うのが気になりました。どの楽章でも大体展開部の終わりぐらいになると提示部のテンポとはかなりの差があるのです。この点ドイツの指揮者はその差を出来るだけ埋めようとしています。この前のスラトキンさんの時にも感じたのですが、ドイツ人でない人がブラームスをやる場合にドイツの伝統をどこまで守る必要があるのでしょうか。たしかにドイツ人がやるようにやれば自然に行くのですが、その通りにやるのではドイツ人には負けてしまうわけです。アメリカ人なり日本人がブラームスをやる場合はその伝統に敬意を払いつつ、自分の独自性をアピールしないといけないわけで、後の時代の人ほどどうやるかが難しくなっていくと思います。とても才能のあるアメリカ人なり日本人が演奏するものより、ごく普通の才能のドイツ人が伝統を守ってやる方がドイツ音楽らしく聞こえてくるからです。でも演奏家である以上その難問に自分なりの回答を出さないといけないわけです。
 沼尻さんの指揮は私はなかなか良いと思いました。部分的に「?」がありますが、全体としてはビジョンを持っていると思えたからです。4楽章の最後で響きが少し硬くなってしまったのが残念でしたが。
 改装なった文化会館の響きは前とは少し印象が違います。前の文化会館の響きというのは独特なものがありましたが、今の場合はもっと普通な感じが強いです。会場で聴いても楽に弾いている方が音がよく伸びているそうです。力むと音が伸びなくなるということです。楽屋の方は前とは部屋の配置も違うし雰囲気がかなり違います。

 これは楽屋口から地下に降りたところの写真で、この通路を後ろに進むとステージの横に出ます。また楽屋は以前は左手前方だったのですが、今は左手後ろの壁の後ろです。楽屋をご存知の方はお分かりでしょう。ステージ裏のいろいろなオーケストラの人たちのサインなどはそのまま残っていますが、壁は白くきれいに塗り直されています。ステージは反響板や床の板が替わっているという話です。


3.19

 今日は明日の都民フェスティバルの演奏会の練習でした。指揮は沼尻さんです。私はこの前の旅行の最中は大丈夫だったのに、一昨日鹿児島から帰ったら花粉症に悩まされて困っています。昨日近くの内科に行って花粉症の薬をもらったのですがたしかに鼻水は止まるのですが、とにかく眠くて困りました。

 今日は私はそのような状態だったので、練習の間中眠くてたまりませんでした。今日の練習を通して私自身はテンポ感が今一つあわず、そのまま終わってしまいました。私が体調不充分だっただけではないと思うのですが、新しいフレーズに入るところなどどうしてもテンポの持って行き方が呑み込めませんでした。音楽の緊張感や持って行き方などは共感するところはかなりあるのですが。(他の人のことは分かりませんから私自身の問題かもしれませんが。)明日の演奏会は東京文化会館で、前半がラヴェルの「マ・メール・ロワ」と左手のためのピアノ協奏曲、後半がブラームスの1番というものです。ピアノ協奏曲のソロは私の芸大時代の同級生海老彰子さんです。私は前半の2曲は降り番なのでどういう演奏をされたのかは知りません。改装なった文化会館で明日初めて弾くのですが、どうなったのかとても楽しみです。

 今日練習所に行ったら何人かの人にDVDのことについて聞かれました。旅行のレポートでDVDのことを書いたからなのですが、仲間の人もよく読んで下さっているようで何となく色々書きにくいなと思わされます。でもこれこそが私そのものですから今まで通りに続けていこうと思っています。
 皆今度のPowerbookはどうだと聞かれるのですが、G3のクロックが500MHzになっているだけでなくシステムのクロックが100MHzになっているし、ATAも66ですし、グラフィックも速くなっているしその全てが相まってとても快適です。今までの8500や2400とは違う世界の出来上がりです。今ではPowerbookがメインマシンになってしまいました。デスクトップはSCSI機器を使う必要がある時とデータのバックアップのために起動するようになってしまいました。周辺機器をつなぐ手間がいささか面倒ではあるのですが。


3.18

 今日は旅行で出来なかった生徒のレッスンで大忙しの一日でした。やはりちゃんと定期的にレッスンできないと生徒の方もいい加減になってしまいます。これは生徒だけではなく教えるこちらの責任でもあるわけです。早くいつものペースに戻ってやらないといけないなと反省させられた一日でした。

 昨日Powerbook Armyのニュースを読んでいたら、「 FireWire搭載PowerBookはSerialShimLibが原因でのエラーがある。」というものがあり、PageMillのエラーもこれであるような感じです。絵を挿入しようとしてメニューボタンを押すとPageMillが異常終了したりシステムエラーになるからです。このエラーは状態によって同じ機能拡張のセットでも出たり出なかったりします。また今日のニュースの中にSlimSCSI1480とMacOS9.0.2の間にも問題があるということです。HDDをつなぐだけではエラーが出ていませんが、こちらは9.0.4になれば解決すると書いてあります。新製品にはいつもついて回る問題ですが、しばらくすれば解決するようなので様子を見るしかないです。それにしてもOSだけで65.2MBものメモリーを食っていますが、これもすごいです。私がMacを始めたころは8MBのメモリーでしたから(MacIIciは6.0.7で動いていましたから、フロッピー1枚で起動できていました。)、今とは隔世の感があります。2400が使えなくなった最大の原因がこのメモリーでもあったのです。

 昨日いただいたメールの中に「ビブラートがよくかからないのだが。」という質問がありました。ビブラートがよくかからないという問題は誰にでもあるのですが、私はその原因は楽器の持ち方にあるような気がしています。肩と顎で楽器強く挟んでしまうので左腕が死んでしまっているのではないかと思います。左肩が力が抜けて下がっていないといけないのですが、楽器を持つ時に左半身が収縮してしまっているのだろうと思います。本当のところは見てみないと何とも言えませんが、多分そこら辺に原因ありなのではないかと思います。全てとは言いませんが弾く上で問題がある場合はほとんどが姿勢や楽器の持ち方に原因があるようです。意気込みが強すぎるためにうまく弾けない場合も多いです。これはその人の性格も関係しているので、メールで問題が解決できるほど単純ではありませんが一つの手がかりだと思って下さい。(そういうことを質問してくる方はすごく上達したいという意欲が強いわけですが、それが逆に弾くことを阻害してしまうのです。上手くなりたいと思っているアマチュアの方に共通する問題点です。)


3.17

 今日鹿児島から戻ってきました。実は昨日の夜3時くらいまで色々やっていたのですが、目覚ましを7時にセットしたつもりで寝たのです。ところが気がついたら何と8:35でした。あわてて風呂に入りヒゲを剃って何とか9時にはホテルを出られたので、飛行機に遅刻はしなかったのですが冷や冷やしました。昨日も書きましたがホテルの電話がデータ通信に対応していなかったのでロビーまで降りていってグレ電を探さないといけないかと思ったのですが、PHSが部屋の中でちゃんと使えたので助かりました。私の使っているのはASTELですがASTELにもデータカード型PHSがあるようです。今度そちらに乗り換えようと思っています。(64kbpsの通信にも対応しているようです。)

 今回の旅行は新しいPowerbookを使ってのモバイル環境という点ではとても快適でした。内蔵モデムで部屋からインターネットに接続できるので余計なものを持たなくて良いからです。また移動中の列車ではDVDを楽しむことで退屈しなくてすみます。普通に使うという意味ではほとんど他に持ち歩かなくても良いです。USBのテンキーもわざわざ持っていったのですがこれも使いませんでした。予備バッテリーとカード型PHS、電話の延長コードさえ持っていれば後はデータ保存用のHDDとOSとアプリケーションのCD-ROMをいくつか持って行けば充分ということです。Powerbook自体にいろいろな機能がついているのでおまけを持ち歩かなくてもすむので、結局は楽になりました。


3.10〜16

 九州の演奏旅行です。こちらをごらん下さい。


3.9

 今日もワルベルク先生の練習でした。献堂式序曲はあまり弾かれないからかもしれませんが、先生はすごく細かく指示をされています。といっても自然に聞こえるように注意されているだけで、少しもわざとらしいところはありません。テーマと伴奏のバランスについて細かく注意されているのです。軽い感じで活き活きと聞こえるようにというのが主眼のようです。1番の交響曲も同じ感じです。皇帝は園田先生のソロですが、日本人のピアニストであの年齢で現役というのはすごいことです。今まで日本人は60を過ぎると演奏活動を続けることは難しかったのですが、だんだんヨーロッパの巨匠のように高齢など物ともせずに演奏される方が出てきています。私たちもそれを目標にしようと思います。

 おととい私は秋田にここしばらく行っていないと書きましたが、今日1月秋田に行ったと指摘されました。たしかに1月に白石、郡山、秋田という演奏旅行がありました。私自身が降り番だったため意識がなかったのですが、おわびいたします。明日は福岡のアクロスの演奏会です。九州は新しい会場がたくさんあります。アクロスも割と新しいホールですし、長崎、直方、大分も新しいです。

 今私のPowerbookは18GBのHDDを入れていますが、もともとの12GBが余っているのでEZGIGというケースに入れてみたのですが起動ディスクに出来ません。2400の時は起動ディスクに出来たCitiDiskに入れてみてもやはり起動ディスクに出来ません。旅先でトラブルがあったときにこの12GBのHDDで起動できればと思ったのですが残念ながらうまくいきません。やはりMacOSのCD-ROMを持っていかないといけないようです。とても面倒ですが仕方ありません。


3.8

 今日はワルベルク先生の練習でした。先生はかなりのお年になられますが、とてもお元気です。お話の仕方など先生の面目躍如というところです。ベートーヴェンの1番と献堂式序曲を練習しました。とても洗練された細やかな表情を求められています。よくまとまった1番の交響曲はとても魅力的です。

 練習のあと去年の年末に卒業(定年を迎えられた)された板橋健さんの卒業記念パーティーが麻布で行われました。板橋さんのお人柄のせいかとても多くの人が参加しました。私は入団当時から板橋さんにはとてもお世話になったので、何をおいても参加しなければいけないのですが、所用でどうしても抜けなければならないので初めの乾杯まで参加してその後別口の話し合いに行きました。N響の定年が55歳から60歳になったのでここしばらくこういうパーティーがなかったのですが、今回はとても盛り上がっていました。

 今N響の練習所は都営線の泉岳寺の駅の側の高台の上にありますが、最近地盤沈下が激しく今回の旅行の最中にボーリング調査をすることになりました。
 その演奏旅行のことですが、入団当時は演奏旅行というとかなり前からホテルと列車を予約して準備をしたのですが、最近は直前まで何もしないことが多いです。今は私は単独行動するからです。1人なら何とでもなるからです。よほどの事がなければホテルくらい何とかなりますし、列車もいざとなったらレンタカーでも借りれば何とかなるからです。
 旅行中の自由時間はPowerbookで色々やっているとあっという間に時間が経つので、退屈しないです。今まで旅行中にPowerbookに問題が起きたのは前にも書いた九州旅行の時のNewerのG3ボードの問題だけです。それ以外はエラーに対する準備はちゃんとしているのですが、不思議と順調でエラーは出ません。(外付けのHDDを持ち、CD-ROMとプレーヤーを持っていったりしています。インターネット関連のソフトが壊れて使えなくなることは時々起こりますが、旅先でHDDを初期化してOSを入れ直すというような重症なエラーは起こっていません。有り難いことに。)


3.7

 ワルベルク先生は明日朝飛行機で来られるそうですが、そのため明日は午後から練習が始まります。ヨーロッパから来られる指揮者の場合は時々こういうことがあります。今回演奏会のある大分、宮崎、鹿児島はいずれも音楽祭があることで有名なところです。大分というか別府はアルゲリッチ音楽祭、宮崎はスターンを中心とする音楽祭、鹿児島は霧島音楽祭がそれです。最近特に目立つのは東北地方の不振です。仙台、山形、秋田などここしばらく行っていません。産業界の構造が変わったということがその原因なのでしょうが、最近演奏旅行で行かなくなった土地では、室蘭、佐世保など鉄工造船を中心とするしが目立ちます。また大都市ほど財政難だということもあり、東京近郊でも演奏会が開かれなくなっています。大企業の城下町で鳴らしていた都市がバブルの崩壊で税収難に陥っているのがその原因です。

 今日は皆さまにちょっと変わったものをご紹介します。それは何かというと携帯用の軽い譜面台です。今まではWittnerの譜面台が有名でしたが、先月のバーバーのチェロ協奏曲の時にイッサーリスさんが使っていた譜面台がちょっと変わった譜面でした。それはヤマハの譜面台だったのですが、軽い上に足がしっかりしていて、ガタの少ない構造をしているのです。今日その譜面台を近くの楽器屋さんから持ってきてもらったのです。まだちゃんと試していませんが、とても良さそうです。日本製のものでこのようにちゃんとしたものはとても珍しいのですが、この譜面台はお奨めです。

 最近PageMillを使っていると私の常用の機能拡張のセットでは時々絵を挿入しようとするとエラーが出ます。そろそろPageMillも使えないのでしょうか。昔は何がぶつかっているのかテストをしたのですが、今ではあまりにも機能拡張が多すぎてテストする気にもなりません。


3.6

 去年から3月は定期が無くなり演奏旅行をやるようになり、今年も前回の中部、次回の九州、そして東京文化会館での演奏会、そして月末の旅行というスケジュールになっています。九州の旅行というと前回98年の10月の旅行では、その演奏旅行の直前にNewerのG3/240MHzのボードをつけたのです。しかしそのボードの不具合で2400が起動しなくなり、慌てて佐賀から福岡まで往復して修理してもらったのですが、結局その旅行の最後まで具合が悪く大変困ったことを昨日のことのように思い出します。この前秋葉原NCRに行った時にもNewerのボードはよく修理に持ち込まれることがあると聞きました。私はその後インタウェアの320MHzのものに交換してそれはついこの間まで現役で使っていました。(この2400はいまだにちゃんと動きますが、スピードがあまりにも違うしバッテリーが疲労しているので現役からは退きました。)今までの様子を見ると1つの機種を続けて使えるのはせいぜい3年という感じです。(CPUボードやHDDを交換したりグラフィックのボードをつけても。むしろそのようにジタバタして投資するより、iMacのような安い新機種に替える方が良いです。)
 特に今のようにインターフェースがADBやSCSI、シリアルからUSB、FireWireに替わるような時には今までの物を続けて使うために余計な出費をさせられてしまいます。(いつまでも古いインターフェースに拘るならそれでも良いのでしょうが、いつか新しい物に移るのなら早い方が良いです。)
 今回のPowerbookになってレガシー・インターフェース(古いインターフェース)を使うためにSCSIカード、シリアル−USBの変換コネクター、ADB−USBの変換コネクターを買いました。今は一度に全部そろえる金はないのでこうしなければいけないのですが、こういうコネクターは邪魔な上に結構の値段がするのです。


3.3

 3月3〜5日はこちらへどうぞ。


3.2

 今日は休みでした。昨日うまくいかなかったSCSIのPCカード、USBのMIDIのインターフェース、携帯のUSBの接続コードの問題はユーザーサポートに電話しまくって解決しました。結論から言うと制限付きではあっても新しい環境に早く移った方が得策だと実感しました。デスクトップのG3のボード入りの8500と新しいPowerbookでは起動時間も色々な動作に伴う待ち時間もまるで違います。G3のボードだけではなくTurboMAX(33MHzのATAボード)とNexusGA(最新のものではなくその1つ前の世代のもの)を入れてあっても全然追いつきません。かかったお金を考えると何もしないで新しい機種を買ったほうが安上がりです。ただドライバーのバージョンが0.01違うだけで動いたり動かなかったりするので、そこら辺はユーザーサポートによく聞いたりホームページをよく調べる必要があります。こうなるとPowerbookを動けるデスクトップとして使う方が良いようです。

 最近寄せられたメールを見ると、お客様の感想をどう表明したらよいのかということを問題とされている方が何人かいらっしゃいます。ブラヴォーやブーイングではない方法で、意見を表明する場がないのは確かです。オーケストラのやっているアンケートでは返事がないので手応えがないのは確かです。プレーヤーがホームページを持つケースがだんだん増えているので、そういう人にメールを出したりすることは出来るでしょうが、これも人によりけりです。私自身についても書き込みの出来る場を作ることは考えましたが、それを維持することは多分出来ないだろうと思いやめました。もしN響の誰かに伝えて欲しいということがあればできる範囲ではお伝えします。また私でお返事できることは出来るだけお返事します。

 明日からは甲府、岡谷、飯田の3連戦です。それほど遠いところではないので車で行くつもりです。今回は初めてPowerbookG3での演奏旅行レポートです。今は「ひとりごと」はデスクトップで書いています。少し遅いのですが愛着があるので、やはり何かしようと思うとデスクトップの前に座ってしまいます。


3.1

 今日はオーチャード定期でした。スターンさんは本番になったら普通のテンポで振られていました。ゲネプロまではかなり速めのテンポでやられていたのですが。エロイカというのは自分で弾いているととても長く感じる曲です。特に第1楽章がとても長いです。(前半繰り返していることもあるのかも知れません。)シベリウスのヴァイオリン協奏曲は渡辺さんの迫力ある演奏でとても面白かったです。
 これはジョークですが、指揮者はよく知られた曲を指揮するときにオケの人に突っ込まれないために難しいボーイングを付けておけば良いという話があります。ボーイングを見るのに忙しくて文句を言う暇が無くなるからというものです。今回のボーイングは譜面を見ないで弾くと必ず間違えるというとても難しいボーイングが付いています。

 今日はゲネプロが終わってから秋葉原に行ってメモリーの増設をしてもらい、SCSIのPCカード、USBのMIDIのインターフェース、携帯のUSBの接続コードを買ったのですが、どれも上手く行きませんでした。気がついたら午前3時です。明日色々調べてみようと思っています。


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