
1999年アメリカ旅行(指揮:シャルル・デュトワ)
スケジュールは以下の通りです。
4月22日(木) 成田発デトロイト着
23日(金) 休
24日(土) 練習
25日(日) アン・アーバー公演(Hill Auditorium)
26日(月) 移動日
27日(火) シカゴ公演(Orchestra Hall)
28日(水) 移動日
29日(木) ニューヨーク公演(Carnegie Hall)
30日(金) 休
5月 1日(土) ボストン公演(Symphony Hall)
5月 2日(日) ワシントン公演(Symphony Hall)
5月 3日(月) ワシントン発
5月 4日(火) 成田着
今回アメリカに行かれているN響の皆様ご苦労様です。現地の情報や写真などここで紹介させていただきますので、是非メールを下さい。
5.5 今日三谷さんからワシントンの時の写真が送られてきました。
「4日夕方、大きなトラブル無く無事帰国しました。やはりボストン、ワシントンD.Cの乗りうちはきつかったです。
今回初めて海外にパソコン持参し改めて便利さを痛感しました。我が家のデスクトップへも電話の様に時間気にせず送れるし、日本の情報も新聞で読まなくてもどんどん自分の知りたい情報が解るというのは良いですね。
私としてはニューヨークのホテル以外繋ぎっぱなしで75セントですからただ同然!ニューヨークはアクセスして話し中で切断しても繋がっても回線使用料1ドルちょっと取られるので気に入らなかった。」


初めの写真はデュトワ先生のゲネプロの時のごあいさつ、2番目はゲネプロの最中にっこり談笑する2人、最後はチェロの木越さんとのやり取りです。これからは海外の演奏旅行の時パソコンを持って行く人がどんどん増えるでしょう。日本にいても現地で何が起こっているかがある程度分かるというのは素晴らしいことです。相手の時間を気にしなくて良いと言うのは最大の長所です。アメリカ旅行中は日に3〜4回はメールを読みに行きましたが、その度に何かメールが入っているととてもうれしい気になります。
5.3ワシントンでの最後の演奏会の写真とレポートが送られてきました。
山本さん
「こんにちは!ついに最後の本番が終わりました。
今日はボストンを7時半に出発しワシントンに昼頃着きました。今日は3時からの本番だったのでホテルには入らず直接ホールに行きました。すごくきれいなホールでした。ホールの響きは昨日よりは響きがたりないように思いましたが、客席の方では良い音のようでした。でもサラ・チャンンさんのヴァイオリンの音は非常にパワフルで良かったし、PPの音もよく聞こえていて良かったです。楽員も最後の演奏会なので、気合いも入っていて良いコンサートが出来たと思います。


時間がなくて町の観光も出来ず良い写真が撮れなくて残念でした。しかしなが〜〜いリムジンが通ったので、思わず写真を撮りました。

ホテルに着いたあとホルンセクションの皆でシーフードの店へ食事に行きました。全演奏会が済んだこともあって、食事が一番美味しく感じられました。少々食べ過ぎましたが!
明日日本に向けて帰ります。」
三谷さん
「今、ボストンからワシントンDCに向かう機内です。昨日、今日と移動とかハードなスケジュールですがあと1公演を残すのみ。
昨晩、ボストン・シンフォニーホールは、落ち着いた街に相応しい歴史あり、重みありのクラシカルなシューボックスのホールです。音も素晴らしくG・Pで響きすぎの感があった(チューリッッヒ・トンハーレの様に)ボストン交響楽団はリハーサルではカーテンをして、響きを押さえるそうです。
しかしお客さんが入ると程良い響きの弾きやすいホール。6割という話しでしたが開演してみると八割方席が埋まっていた。しかもアンアーバーから言い続けていた前半で帰る人が無い状態でプロコそしてアンコールとまさにスタンディング・オベーション、良いホールと良いお客さんが揃えば、良い演奏するも当たり前の我々。
弦楽器の事を話せばアンアーバー公演以来ずーっと快晴が続き楽器のコンディションはベストでボストンは楽器が良くなる等、好条件が揃いかなりの内容の演奏でした。」
「引き続きワシントン公演終了で全ての公演アンアーバー以外かなりの内容で終了しました。
今日は小渕首相が見えての演奏会、旅行最後の演奏会という事で今日も又内容ある良い演奏会で全ての公演予定を無事終了です。
今回の旅行は私はアンアーバー出足の演奏会以外どれも好演、とりわけボストンが抜きんでてカーネギー、シカゴとワシントンとどの公演も大成功と思います。無意味で終了しなくてほっとしてます。」

この2枚の写真は三谷さんから送られてきたボストンの時のパールマンの弾くバーバーの協奏曲のゲネプロの最中と終わった後のものです。
初日の久保さんのレポートで演奏についてはちょっと心配していたのですが、気候、ホールの響き、聴衆の熱狂など種々の条件でアンアーバー以外大成功だそうです。うれしいです。
久保さん
「やっとワシントンでの最終公演が終わりました。やれやれと言ったところです。
今回の写真は、「ボストンのローガン空港ロビーで電話するマエストロ」
「ケネディーセンターのコンサートホール裏で昼食をとるN響メンバー」
「シベリウスのゲネプロ風景」の3枚です。


明日は帰国の途につきます。時差が完璧に取れたので個人的にはあまり帰りたくありません。それでは。」
協奏曲についてはアン・アーバー、シカゴ、ワシントンがサラ・チャンのシベリウス、ワシントンとボストンはイツァーク・パールマンのバーバーでした。
いよいよ今日の12:45にワシントンを発ち14:20にデトロイト着、15:20にデトロイト発明日5月4日の17:20成田着です。(といっても時差がありますから日本で言えば今日の真夜中ごろワシントンを発つということです。)皆さん長いことお疲れさまでした。
5.2久保さんからニューヨークからボストンへの移動飛行機の中からの写真が送られてきました。

ラ・ガーディア空港を飛び立ってすぐのマンハッタンの景色とボストンのローガン空港に到着前のダウンタウンの映像です。皆さん元気にやっているそうです。
各地での新聞の批評などは後日練習所に貼り出されると思うので、それが出たら要約をお知らせしたいと思います。
午後になったら三谷さんからメールが来ていました。
「昨日はニューヨークでの休日それぞれエンジョイした様です。私は昼ニュージャージでゴルフを堪能、夜は大リーグ吉井理人(元ヤクルト)がいるニューヨーク・メッツ対サンフランシスコ・ジャイアンツをシェイ・スタジアムで観戦。昼は20度近く半袖でのラウンドでしたが一変夜は完全防寒スタイルでしたがそれでも寒く耳が痛くなるほどでした。日本でも野球が好きなもので良く球場出掛けるのですが、これぞアメリカ人という感じで日本の陰湿なゲーム、観客と相反してました。

プレイもさることながら観客が最高に楽しい、あれは選手を乗せるし、ほとんど9割ホームチームの応援だけどヤジやブーイングに対抗して相手チームの反撃面白かったです。ホールへくるお客さんも同じで、一昨日のカーネギHでの公演ほぼ満席(チケットはもう随分前のカーネギー:ホームページで売り切れって出ていた)しかしパールマンが終わると寂しいかな大げさに
いうと4分の1が席を立ってしまった。
しかしプロコはマエストロもターボ全開でホールが良い事もありなかなかの演奏でした。その反応はブラボー!ブラボー!でベルリン・フィル、キーロフに並ぶ演奏だという人もいるくらいでほっとしている次第です。アルゲリッチ、ギトリス、海老さん(ピアニスト=わざわざロスからお見えになったそうです)諏訪内さんと多くの人が見えていました。諏訪内さんは前日マンハッタンでぱったり「明日伺います」と日本で見るより遙かにリラックスしている穏やかで更にチャーミングな笑顔で話してくれました。
シカゴ公演、批評が地元のかなりシビアな新聞に載っていて大絶賛だったよ。シカゴ在住の人が公演後会いに来てくれました。その人は8年ぶりのN響で日頃のシカゴ交響楽団にどっぷりのところ久し振りのN響で随分新鮮に聞こえたそうでN響の変わり様にしきりに関心してました。(お世辞だろ!って何回も聞いたんだけど本当だ!本当だ!って言っていたので本心でしょう=知人だとねついついお世辞言われるので)確かにアンアーバーよりギアチェンジ出来てましたしマエストロも気合いが入り良かったけどニューヨーク公演はもっとすごくフルスロットルで空回り無し、やはり世界でも音ではなく全てメジャーはホールで演奏するとオーケストラの質感ががらっと変りますね。
ベルリン・フィルハーモニーでの公演覚えてる?あの感じです。」

(これはシカゴでのデュトワ先生とサラ・チャンです。三谷さん撮影)
念のためにメールを確認したら久保さん(今日2度目)と山本さんからメールが入っていました。
久保さんからはプルデンシャルタワーからのボストン・シンフォニーホールの映像とバーバーのヴァイオリン協奏曲のリハーサル風景が送られてきました。ボストンの本番もおわり、残すところワシントン公演のみです。

山本さんからは
「今日は!
ボストンの本番が終わりました。
小澤征爾の本拠地、ボストン交響楽団がいつも演奏している場所で行われました。ホールは古いですが素晴らしい音響でした。

廊下にはメンバー全員の顔写真が飾ってありました。アーサー・フィードやジョーン・ウイリアムスその他の指揮者の写真も多く飾ってありました。演奏してて今までで一番しっくりいったように思います。
街並はヨーロッパを思わせるような、れんが造りの家が多くあります。家の前は、さくらが丁度咲いていたりして、なかなかきれいでした。古い家と、近代的なビルが混ざっていて、変な町でしたが、建て直しの工事カ所が多くありました。

明日はワシントンです。」
演奏会は後ワシントン1回を残すのみとなりました。演奏会の評判はなかなか好評のようです。日本にも本当の意味で音響の良いホール(それがN響専用ホールであってくれると良いのですが。)が出来て欲しいです。(15:10)
5.1今日はN響はニューヨークで1日自由日です。久保さんからカーネギー・ホールの楽屋口の写真と「自由の女神」から見たマンハッタン島の写真が送られてきました。

カーネギーホールの中の写真は「残念ながらホール内の撮影は一切禁止で一枚も写真を撮れませんでした。」というようなわけでやはり送られてきませんでした。(14:30)
4.30 今日は山本さんからメールが来ました。カーネギーホールは全面写真禁止で撮れなかったようです。演奏会は山本さんの友人(アメリカ人指揮者と日本のピアニスト)が聞きに来てくれて、とても褒めてくれたそうです。ホールの響きもとても良く、逆に響きすぎて、PPPに苦労したそうです。特にリズムとかアインザッツがよく合っているし、木管の音色、音程が良いとも言っていました。金管もパワフルで良いと言っていました。
明日は1日ニューヨークで休日です。ゆっくりニューヨークを楽しみたいとのことでした。

左の写真がカーネギーホールの外観、右はN響の演奏会のポスターです。N響はもう1日ニューヨークに滞在し、次の日にボストンに移動して演奏会、次の日はワシントンに移動して演奏会と強行軍です。
4.29 今日はN響はニューヨークへの移動の日です。
久保さんからのメールによると久保さんは第1便に乗られたのでシカゴのホテルを出発したのが8時半だったそうです。(シカゴとNYの間には1時間の時差があります。)
今日の事件としては、シカゴのオヘア空港にマエストロ「デュトワ」が財布をポケットに入れたままのコートを忘れてきたようです。次の写真はオヘア空港を離陸後見えたシカゴ・ダウンタウンの景色だそうです。

久保さんからの第2報によると、ベルリンに留学中の打楽器の植松さんがN響を聞きにニューヨークに来て久しぶりの再会をしたそうです。
軽く食事をして先ずはエンパイア・ステート・ビルに登って夜景を楽しみ、ヴィレッジ・ヴァンガード(ジャズ・クラブ)に行かれたそうです。

ニューヨークの夜景がとてもきれいなので少し大きめにしてみました。
4.28 昨日寝るときに(都行っても朝の3時くらいです。)メールを読みに言ったら久保さんからシカゴ2日目の様子を知らせるメールが入っていました。旅行も佳境に入っていくと色々事件が起こるようです。
「シカゴの写真を送ります。
「オーケストラホールの入り口」と「シアーズタワーの展望台からのミシガン湖方面の景色」です。

きょうはあまり天気が良くありません、下り坂のようです。
ホテル内でメンバー2名のセカンドバックが置き引きにあいました。理事長が入院なさったようです(原因不明)。」
写真を見ると日本よりかなり寒いようですし、皆さんの顔つきがかなり疲れているように見えます。皆さんお元気で頑張って下さい。左の写真は左からヴィオラの小野富士(ひさし)さん、ヴァイオリンの板橋健さん、横向きの方がチェロの田澤俊一さんです。シカゴの高層ビルからの眺めは素晴らしいものです。
外国に行くと必ず盗難事件が1つや2つは起きます。これからニューヨークに行くのでその点とても心配です。
昨日三谷さんから送っていただいた写真を開くことが出来ましたので、ご紹介します。アン・アーバーのホール正面の写真です。

(11:40)
第2回目のシカゴの演奏会も終わりました。
山本さんからは
「 ただ今演奏会を終えて帰ってきました。今日は一日中雨で、部屋にいました。3時にホールに入って個人練習。昨日吹かなかったもので唇はパサパサ!ホール写真のようにとても素晴らしかったです。勿論写真よりもっと良いですが!いつもシカゴ響が演奏している場所で演奏できるということは感無量です。最初響きになれるまで少しかかりましたが、なれればとても良いホールだと思いました。
明日はニューヨークです。1日移動日なので本番は明後日です。」


最初の写真はシカゴのホールの客席、次の2つは初めが1階席から、次が3階席からステージを見たもの、最後はデュトワ先生です。
久保さんからは
「シカゴの本番が終りました。きょうは生憎の雨で天気は良くありませんでした。
G.P.前のステージ模様と男性控え室の写真です。

ステージ裏は広くありませんが、楽屋が充実していて良いです。楽屋はステージのモニター音が流れず、曲が終ると館内放送でインフォメーションが流れるので大変静かです。
楽器庫も楽器別にあり、N響のいい加減な練習所とは全く違います。最近改装したばかりなので舞台裏も非常に新しいです。」(予算規模の違いとはいえ、とてもうらやましい設備の良さのようです。)
明日はいよいよ今回のもっとも重要な演奏会であるニューヨークへ移動します。旅行もちょうど半分過ぎたところです。今が一番きついところでしょう。(22:00)
4.27今日は久保さん、山本さん、三谷さんからメールが入っていました。
久保さんからは「シカゴへ移動するバスの中です。きょうも天気には恵まれバスの中は冷房が効いているのに暑いくらいです。」ということでした。

そして第2報として「シカゴに到着しました。..........
明日演奏するシカゴ・オーケストラ・ホールは歩いてすぐなので早速行ってみるとN響のポスターが張ってありました。

シカゴ美術館、シアーズ・タワーに登り観光してきました。これから食事をしにフェアモント・ホテルに行きます。」というメールをいただきました。
山本さんからは
「今日シカゴに着きました。
着いてすぐ7人で町へ、1時間は歩きましたが、途中明日コンサートをするシンフォニー・ホールの前で写真を撮りました。

その後、昼食のためピザ屋へ行きました。そこの量の多いこと。サラダが食べたくて1人分3ドル少しだったので、7人で行って3人前頼んだところ写真のようなどんぶり鉢に入ってきました。結局7人で食べて残りました。

おなかも満腹でコーヒーを飲んでサッパリしようとチーズを使ったケーキやさんに入りました。大久保君が頼んだショートケーキ。すごい量で食べきれませんでした。(大久保さん、あまりの分量にあっけにとられているようですね。)

コーヒーもビールのジョッキのような大きなコップで入ってきたので半分も飲めませんでしたとにかく何でもすごい量でビックリしています。
そしてジョン・ハンコック・センターに行きました。100階建て、高さ343mの94階の展望台に上がりました。エレベーターで50秒。かなり早く感じます。素晴らしい夜景でした。

かなり疲れました。明日は演奏会です。ではまた。」というメールが入っていました。
三谷さんからは3枚の写真とともにメールが入っていたのですが、残念なことに写真が開けないのです。多分JPEG以外のフォーマットなのでしょう。シカゴへ向かう車中で、
「開演間近には4000人集客のこのホール「HILL AUDITORIUM」がほぼ埋め尽くされるほどです。4000人のキャパシティ、丁度NHKホールと同じですがステージから見るとNHKホールほど遠く感じられませんが、楽屋が少ない、狭いという事ではNHKホールの方が居場所が充分。男性はステージ奈落の楽器置き場が楽屋。ステージの袖、裏全てスペースがなく殆どの人がステージ裏から出られる外に待機、もっとも喫煙組にはその方が良かったかも知れない。
ステージの奥行きがやや狭く1曲目グバイドゥーリナではセッティングの苦労があった様ですが予想より速くリセッティングで次のシベリウス/ヴァイオリン協奏曲に移れました。グバイドゥーリナは琴と箏という珍しい楽器、その楽器の音、奏法のパフォーマンスで客席は水を打ったようのシーンと集中しているのが解りました。
引き続きサラ・チャンを迎えてのシベリウス。何年か前にチャイコフスキーを演奏した時はまだ少女らしさがありましたが、もう大人の仲間入り。当時少女にして風格がありましたが、今回は演奏も素晴らしく音楽、ステージマナー全てさらに風格が身についてました。終わってからの客席の反応は正にアメリカ、メジャーリーグかワールドカップかと思える拍手とスタンディング・オベーションでした。
さてプロコは長いプロ(休憩15分で2時間30分)とサラ・チャンの反動、マエストロとの息がいまいちと楽器間の音の距離、山台を置かず平場で行った為、耳でしかコンタクトが取れないという悪条件が重なった為、気合いが空回りでいまいちでした。
27日から始まるメジャーホールでの公演に少々の不安が残る。」というメールを書いて下さいました。
4.26久保さんから今回の演奏旅行の楽器を運搬する特大トラック(トレーラー)の写真が送られてきました。前に立っているのは瀬戸川さんのようです。

「今日のG.P.はグバイドゥーリナとシンフォニーはつまんで、コンチェルトとアンコールのみ通しました。FMの収録があります。」との事でした。
今回のプログラムはとても長いので、協奏曲はシベリウスではなくブルッフに変更してもらえないかとサラ・チャンサイドに交渉したら、今年の秋にシカゴでブルッフを弾く予定が既に入っており受け入れられなかったという情報も聞こえてきました。休憩時間が長くなる事とアンコールがある事でコンサートは2時間半近いものになっているそうです。(11:30)
夜久保さんと山本さんからメールが来ていました。最初のアン・アーバー(現地の人はアナーバーと発音するそうです。)の演奏会は成功裡に終わったようです。グバイドゥーリナの曲はアナーバーではあまり受けが良くなかったようですが、サラ・チャンのシベリウス/ヴァイオリン協奏曲は大成功のようでした。プロコフィエフの5番も大変受けたようです。最初の演奏会としては大成功だったとお2人とも感じられたそうです。明日はシカゴへのバス移動だそうです。今日は写真はありませんが、アメリカでの第1回目の演奏会が無事終わったということが一番の朗報です。ただし演奏会そのものは2時間25分もかかったそうです。演奏旅行の一応の目安2時間は遥かにオーバーしています。弾く側はともかく聴く側にとってもこれでは苦痛以外の何物でもないということにならないことを祈っています。(21:00)
4.25朝メールを読みに行ったら山本さんと久保さんからメールが入っていました。
久保さんからは
「今日のアナーバーは昨日の雨が嘘のように晴れわたり湿気もなく最高の天気です。
さて、やっとリハーサルが始まりました。
練習が始まる前に曽我理事長のあいさつがあり、『グバイドゥーリナの曲は既にパリ等から再演の話が持ち上がっているそうで、明日のニューヨーク・タイムズにこの曲の記事が出るそうです。当初15分の委嘱であったが作曲者本人もこの寸法(30分)で是非やって欲しいという要望があったので、2時間を大幅に越す演奏会になるが了承して欲しい』という話でした。」というメールとともに会場のHill Auditoriumの外観とサラ・チャンが弾くSibeliusのヴァイオリン協奏曲のリハーサル風景の写真が送られてきました。

山本さんからは何と10枚もの写真が送られてきました。そのすべてをご紹介できないのは残念ですがそのうち久保さんと重複しないものをいくつかご紹介します。

左の写真は多分山本さんの座っていらっしゃる所から会場を見たものでしょう。右はグバイドゥーリナの作品のリハーサルでしょう。

これはサラ・チャンの独奏によるシベリウスのヴァイオリン協奏曲です。このホールは楽器置き場などごらんのように天井が低いそうです。向こうの人は背が高いですからさぞかし面倒でしょう。このホールの2階には展示室があってそこにはアーサー・フィードラーの直筆のサイン、写真があるそうです。

「話は余談ですが、ホールの中に入って思い出したのですが、私が19歳の時、父に連れられてこのホールで、多分ミシガン大学のシンフニック・バンドだったと思うのですが、中に入って一緒に演奏したことを思い出しました。特徴あるドーム型のホールにオルガンがあったので思い出しました。非常に懐かしい思い出です。」というこぼれ話もご披露して下さいました。
4.24実は23日の夕方には久保さんからのメールは確認していたのですが、用事で昨日は書けませんでした。
久保さんからは「やっとアン・アーバーにたどり着きました。ホテルにチェックインした後、タクシーでデトロイト交響楽団を聞きに行ってきました。大変面白かったです。」という主旨のメールをいただきました。
またチェロの三谷さんからもメールをいただきました。
三谷さんはインスペクターでいらっしゃるので、アン・アーバー到着後すぐにアメリカの方のプロモーターの方と2時間ほど打ち合わせをされたそうです。日本とはステージマネージャーのやり方が全然違うので色々な問題が出るかも知れないようです。(ホールへの搬入、セッティング等会場の人しか手を出してはいけないシステムのようで、日本でのようにN響のスタッフが会場のスタッフと協力してどんどんやるというシステムにはなっていないようです。)
その後食事をしに街に出て中華なら大丈夫だろうと思っていたのに、大味ですごい量が出てきて正直まずかったそうです。
その後23時ごろ寝られたそうですが、何と午前3時頃目がパッチリという状態になってしまったそうで、時差ボケが始まってしまったそうです。
私自身の経験ではヨーロッパに行くときよりアメリカに行くときの方が時差ボケはきついような気がしています。
皆さんまだ良い写真が撮れていないそうで練習が始まったら送って下さるとのことでした。
夜11時ごろメールを確認したら、久保さんからメールが来ていました。

左が成田から出発の時、東ラウンジから撮ったNW12便の写真で右がデトロイトのオーケストラホールの写真だそうです。デトロイト響の演奏会は指揮はポーランド人の・セムコフ ソリストはフィンランド人のニッカネン、演奏曲目は
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より行進曲とスケルツォ
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
チャイコフスキー:「フランチェスカ・ダ・リミニ」
だそうです。聞きに行ったメンバーはヴァイオリンの鈴木、木全、林、平野、ファゴット森田、打楽器久保、高山(エキストラ)の6人だそうです。
また今日の昼過ぎに久保さんから
「きょうは一日休みなのでデトロイトからバスに乗りクリーヴランドへオーケストラを聞きに行ってきました。
ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管、ラヴェルの「亡き王女の為のパヴァーヌ」歌劇「子供の魔法」他フランス物のプログラム。
アン・アーバー(現地の人はアナーバーと言っていますが)を出た時はどしゃ降りでしたがクリーヴランドに着いたら晴れてきました。」
というメールをいただきました。着いた日にデトロイト響、自由日にクリーブランド管と精力的に演奏会を聞きに行かれているようです。
4.23 昨日成田を発ったN響はもうデトロイトにつき、最初の目的地アン・アーバーについたそうです。今回旅行に行かれている皆さんご苦労様でございます。ホルンの山本さんから早速メールをいただきました。それによると
「飛行機がデトロイト空港に着く前にかなり揺れました。
前の飛行機がつっかえてたので、降りかけていたのに、急上昇?。
本当は少し上がったぐらいでしょうが、変な気持ちでした。
飛行場の上を旋回して20分位してから、無事着陸しました。」
最初の目的地アン・アーバー(24日にここでもう1日練習して25日に最初の本番をします。)については
「アンアーバーのホテルはミシガン大学のすぐそばです。学生町のようです。
ホテルに着いてからは雨、気候は寒いです。
ですから、外に出る気がしないので、日本から持っていった非常食を早くも食べよう
と思っています。まだ写真は1枚も撮っていないので、撮ったら送りたいと思います。」
今日は一日フリーなので楽器を確かめに行くぐらいで、のんびりしたいと思いますとのことでした。